カテゴリ:1_GREEN TOKYOガンダムプロジェクト の記事一覧

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《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》


2009年、ガンダム30周年の夏。

東京のお台場、潮風公園に初めて姿を現した実物大ガンダム。
その全てを可能な限り追いかけて記録した内容です。

その翌年には東静岡駅前に再建され、その後、ダイバーシティ東京で3度目の展示をされていますが、この潮風公園が全ての始まりでした。
見るモノ全てが新しく衝撃的だった頃の記録です。


更地に柵が組まれた状態から18mのガンダムが組み立てられ、一ヶ月半のイベントを経て、解体されて更地に戻るまでを書き綴っています。




《極秘》GREEN TOKYOガンダムプロジェクト[個人的記録]

《総括03》[個人的記録]

《総括02》長時間の動画」撮影を数分間に圧縮[個人的記録]


ーーーーー 解体終了 ーーーーー


《No.82》2009年最後の潮風公園観測

《総括01》昼夜の演出を9方向から動画撮影した総括[個人的記録]

《No.81》グッドデザイン授賞式の様子

《No.80》グッドデザイン・エキシビション

《No.79》解体作業の全てが終了

《No.78》台座跡地へ土砂の埋め戻し終了

《No.77》台座跡地へ土砂の埋め戻し終了

《号外15》台座が鉄骨が無くなっていた

《No.76》台座が鉄骨だけとなる/Gマーク大賞

《号外14》台座の解体が始まる

《No.75》全てのフレームが解体終了

《No.74》ゲームショーで頭部が展示された

《No.73》下半身の一次フレームが解体されていた

《No.72》腕の解体が終了

《No.71》台座の上の物がひとつ撤去されたのみ

《No.70》既に取り外していたパーツの搬出のみ

《No.69》下半身の全てのパーツが解体終了

《No.68》腰の取り外し

《No.67》右腕・胸部取り外し/腹部パーツ破損

《号外13》自作観測ムービー[個人的記録]

《号外12》頭部撤去後/左手取り外し風景

《No.66》両腕撤去用フレーム完成

《No.65》工事にともなう許可票

《No.64》膝裏パーツの撤去/ミスト噴出口をフタ

《No.63》足首から解体が始まる

《No.62》一般公開終了後、初日


ーーーーー 一般公開、終了 ーーーーー


《No.61》一般公開の最終日

《No.60》豪雨/オフィシャルショップの写真

《No.59》星空と朝焼け

《No.58》積み重ねた汚れ

《No.57》月とガンダム

《No.56》ガンダム×T&Gウエディング当日

《号外11》ガンダム×T&Gウエディング リハーサル

《No.55》公開された縮尺模型&関係資料

《No.54》Light×Music Nights 3日目 浅倉大介

《No.53》Light×Music Nights 2日目 Gソンナイト

《No.52》Light×Music Nights 1日目 DEPAPEPE

《No.51》Light×Music Nightsの準備風景

《No.50》ゴミ箱の裏

《No.49》募金箱の横にツリーの演出

《No.48》コラボイベント〈green bird お台場潮風公園そうじ〉

《No.47》協賛社・東京都関連出展ゾーンについて

《No.46》水面に映り混んだガンダム

《No.45》望遠写真1 東京タワー・船の科学館・海上

《No.44》東京湾花華火大会とガンダム

《No.43》豪雨の中のガンダム(夜)

《No.42》今後の撮影の下見

《号外10》購入した限定グッズの整理

《No.41》オリンピックマークお披露目式典

《No.40》肩のWBロゴが見られる最後の日

《No.39》立体写真

《No.38》ミスト排出の状況の記録

《No.37 後編》虹とガンダム

《No.37 前編》ガンダム観覧のルートを確認

《号外9》大河原邦夫のサイン会

《No.36》一般公開(平日の)初日/飲食コーナー

《No.35》一般公開初日/ガンダム真下からの観測

《No.34》オープニングセレモニー


ーーーーー 一般公開、開始 ーーーーー


《No.33》オープニングセレモニーの準備状況と撮影場所の確認

《号外8》ガンダム30周年をテーマとした富野監督のスピーチ

《極秘》GREEN TOKYOガンダムプロジェクトの詳細[個人的記録]

《No.32》クレーン撮影/富野監督の最終チェック

《号外7》東京アニメセンターに行く/サキヨミで放送

《No.31》ミストの状況を再度観察/事務所ができていた

《No.30》照明やミストのタイミングを富野監督がチェック

《実物大ガンダム、完成までの定点撮影》

《No.29》早朝のため順光で撮影/ガンダムの足跡を確認

《No.28》富野監督に遭遇/照明・ミスト・可動に加えBGMテスト

《号外6》乃村工藝社[個人的記録]

《No.27》ミスト・照明・頭部の可動動作テスト

《No.26》柵が外れ足下まで露わに/夜間に航法灯と目が点灯

《号外5》本プロジェクトに関わっている企業と団体を整理

《No.25》台座外部の照明設置/各ブースの施工にコンクリートが流し込まれる

《No.24》白い柵を撤去するための準備

《No.23》広場外周に設営されるブースの施工開始

《No.22》肩の装甲の仕組みを分析/膝の外装に鳥が巣を作る

《号外4》初めての夜間照明テストの報告を特派員より受ける

《号外3》ガンダムを眺めながらの昼食

《No.21》左腕・頭部取り付け/ウェザリング工程確認/脚部・頭部点検パネル確認

《No.20》航法灯・胸部腹部ブロック・右腕が取り付けられる/頭部ブロックが搬入

《No.19》目に見えた進展ナシ

《No.18》腰の外装が取り付け/ビームサーベル完成/ノズル/台座手摺り取り付け

《号外2》マーキングの集計と和訳

《No.17》フンドシ部分の外装搬入・左肩外装完成/バックパック外装取り付け

《No.16》左肩上面外装搬入/腰の照明取り付け完了

《No.15》右肩外装・左前碗部・アンクルガード・バックパック2次フレーム取り付け

《No.14》左二の腕外装・足首の外装・肩口のカバー取り付け

《号外1》二度目のプレス公開まとめとマーキングの分析

《No.13》右前碗部の外装・首の取り付け

《No.12》左大腿部の前後外装・右の二の腕外装前面取り付け

《No.11》右大腿部後面の外装・左脚膝から下の外装・襟が取り付けられる

《No.10》右大腿部前面の外装・上半身背面の外装取り付けられる

《No.09》目に見えた進展ナシ

《No.08》右膝から下の装甲が取り付けられる/股関節ブロックが戻される

《No.07》股関節ブロック一旦撤去/下半身への配線開始/胸部外装が取り付け

《No.06》腰と胸部の外装が搬入される

《No.05》上半身のフレームと足場登場

《No.04》下半身と腕の1次フレーム登場/股間ブロックと腕用の足場登場

《No.03》台座にモルタルが敷き詰められる

《No.02》台座の鉄骨が完成しスタイロフォームを敷き詰める

《No.01》台座は鉄骨と囲みのブロックのみ

《No.00》GREEN TOKYOガンダムプロジェクトの初期報道を整理


ーーーーー 施工が始まる ーーーーー

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超・極秘《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》

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総括03《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》

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総括02/長時間の動画」撮影を数分間に圧縮

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No.82/2009年最後の潮風公園観測


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記
No.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了。
No.79で解体作業終了。
大きな3つの流れは全て終了しましたが、この原寸大ガンダムにまつわる情報が続く限りは、この観測日記も更新し続けます。

12/26 土曜
晴天の昼下がり


今年は、ほぼガンダムの年だったと行って良いほどにガンダム濃度の濃い一年だった。
20周年の時とは比べものにならないほどの盛り上がりを見せ、日本中に30周年の高まりが響き渡っていた。
そして、それを日本に留まらず世界にまで波及させたのは、原寸大ガンダムの大きな功績ではないだろうか。

あと一週間と経たず、ガンダム30周年の年は終わってしまう。
来年の7月からは東静岡駅前での10ヶ月間に亘る長期の再展示も決まった。

今年を締めくくる意味でも、潮風公園で最終観測をしないわけには行かない。

実は、最終観測は2010年7月11日(一般公開が始まった1年後)と決めていたのだが、静岡での原寸大ガンダム再展示が2010年7月ということなので、もしかすると、その公開初日を7月11日に合わせてくるのではないかと推測した。


フジテレビからの撮影。
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まだ、ガンダム展示の跡は大きく残っている。
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最後にこの場所から撮影をしたのは観測日記 No.79で、解体工事終了直後だった。
その時と比較し、掘り返した土壌は周囲と馴染んでいるものの、人為的な芝の再生作業は行われていない様子。
だが、ガンダムが立っていた中央付近には芝が自然に再生するなど、自然の強さを感じ取ることが出来る。


フジテレビから潮風公園へと向かう道。
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そして、何万人もが足を止めた横断歩道も、いまは人の影を見かけることはほとんど無いぐらいに静まりかえっている。
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多くの遠征者が夜を明かしたであろう駐車場も空いている。
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あの暑い日射しから逃げ込んだレストハウスも、今は時間が止まったように静まりかえっている。
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広場は、一見するとガンダムの痕跡はほぼ消えてしまったように見える。
それでも私が撮影をしている間だけでも、ガンダム跡地に向けてシャッターを切っている物の姿を数名見かけた。
せめて、この夏のイベントを記念したモニュメントでも建っていれば、ある程度の集客にはなったのではないだろうか。
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一見、全てがなかったかのように見える広場だが、よく見ると、まだこの夏の跡がはっきりと残っている。
企業・協賛ブースの跡がくっきりと見える。
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レストハウス側の出入り口となっていた付近も、まだ芝の再生が完全ではなく、うっすらと土の色が見えている。
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広場横の出入り口からガンダムに向かうルートに敷かれていた青いプレートの跡は、いまでも残っている。
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飲食コーナーがあった場所では、まだコンテナの跡が残っている。
ブロックの上なので、すぐに消え去ってしまうかと思っていたので意外だ。
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公園の売店では「あつあつおでん」が売られるようになり、否が応でも、あの感動の日々が、もう過去の出来事だと言うことを思い知らされてしまう。
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撮影のために踏み込んでいた茂みの中も、すでに冬になっていた。
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最終観測を終えて・・・

公園へ向かう道も…広場に到着してからも…あまりにも静かすぎた。
賑わっていたガンダム在りし日の様子を思い浮かべながら広場へ向かうと、巨砲で撃ち抜かれたような寂しさに打ち抜かれてしまう。
これが荒廃した跡地ならば、それなりに心の中で区別も出来るのだろう。
ところが、緑は豊かで空は青く澄み渡り・・・
ガンダムが立っていないと言うこと意外は、何も変わっていないという点が寂しさをより一層強調してしまっている気がする。

この場所に立っていたガンダムは、来年の7月から静岡で再展示が始まる。

実際の組み立て作業の着工は、今年と同じならば4月に入った頃からの開始かと思うのだが、2度目ということもあり、また組み立て終了後の調整作業も初回ほどかからないとすれば、4月の後半からなのではないかと思っている。

また、周囲環境は住宅までも、さほど遠くはない。
公開期間も10ヶ月という長期間と言うことも考えると、この潮風公園で行ったような大がかりな演出は行われないのではないだろうか。

もしかすると、解体していた時点ですでに静岡での展示が決まっていたのではないだろうか。もしくは、設置場所は決まっていなかったにしろ、再度組み上げられたガンダムの扱いが決まっていたのではないだろうか。(演出は潮風公園のみ…と)

それを見越した解体の内容だったのでは無いだろうか。

だからミストの設備は不要になるということで、ミストの設備は破壊してしまったのではないだろうか。

ただ立っているだけの立像展示なら調整も必要ないため、組み立て作業は5月のGWを過ぎた頃から開始でも間に合いそうな気がする。

その時に書く日記のタイトルは何にしようか・・・


総括01/昼夜の演出を9方向から動画撮影した総括

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No.81/グッドデザイン授賞式の様子


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記
No.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了。
No.79で解体作業終了。
大きな3つの流れは全て終了しましたが、この原寸大ガンダムにまつわる情報が続く限りは、この観測日記も更新し続けます。

11/06 木曜
グッドデザイン・エキシビション2009
関係者しか入場できないためライブ中継での観測

観測日記No.76とNo.80で触れたように《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》が2009年度のグッドデザインに選出された。

既にベスト15に選ばれており、少なくとも金賞を受賞することは確実となっている。

この日は、そのベスト15の中から大賞を選出し、表彰を行うための式典が開催される。
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全体の流れは以下の二部構成。
 第一部 = グッドデザイン大賞選出
 第二部 = グッドデザイン賞表彰式

まずは大賞にノミネートされた「今年を代表するデザイン」15件の紹介。
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この中から1件が、投票の後、大賞として選出される。
エントリーの部門が「ネットワーク」となっているものの、今まで都市計画や公園などの公共スペースの設計がベスト15に選ばれたことはあっても、今回の《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》の様な期間を限定し、ガンダムファンという特定の層に向けたイベントがベスト15に選出されたという前例は、私の知っている範囲では前例がないように思える。
しかし、2004年にはNHKの特定の番組が大賞を受賞した例もあるため、今回の《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》も、もしかすると大賞を受賞できるのではないかと期待してしまう。


それぞれの大賞候補がプレゼンテーションを行い、《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は最後となった。
プレゼンテーションのタイトルは『ガンダムプロジェクト』と、司会の方から紹介がされた。
この事からも、やはりこの計画はGREEN TOKYOよりもガンダムありきだったことがうかがい知れる。
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プレゼンテーターは
GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト実行委員会 大井健一
今までにプロジェクトの内容について調べたことはあったが、この方のお名前を拝見するのは今回が初めてだった。
いったいどのようなポジションの方なのだろうか。

(以下、大井健一さんのプレゼン内容はこの色で表示する)

本日は、この
 「プロジェクトの実現に至るまでのプロセス」
 「プロジェクトの成果」
を中心に話をしていきます。
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さてガンダムですが1979年にテレビに登場して以来、幅広い層に支持され、この30年間、日本のアニメコンテンツ産業を牽引してきました。

このガンダムが2009年に30周年を迎えると言うことで、ガンダム30周年プロジェクトが立ち上がりました。
様々なプロジェクトが想定される中で「何を成すべきか」というところから全ては始まりました。
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そこで浮かび上がってきた計画が18メートルの実物大ガンダムの建設です。
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30年前のファーストガンダムを知る30~40代を中心に、ファンの心の中にあるガンダムを現実に作って見てもらおう。
バーチャルな世界で語られるモノが多い昨今、リアルにガンダムを体験してもらおうというコンセプトで、このプロジェクトはスタートしました。


と、ここまでで、このプロジェクトの立ち上がりとコンセプトが発表された。
今までの、《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》関連のコメントでは聞くことの出来なかった、根幹的でシンプルな意図を知ることが出来た。
正式に発表された段階では、様々な意図が衣のように重ねられ複雑であり複合的な計画のように見えていたが、大元は「まず、本物サイズのガンダムを作ってしまえ」と言う単純明快なところから始まったようだ。

そして、こからは実物大ガンダム実現のための具体的な話に移っていく。



ガンダム像を建てるに当たり、まず何よりも考えなくてはいけないのが立地
18メートルと言っても都心のビルの中では意外には目立ちません。
どこに建てるのがガンダムの世界観に適し、インパクトがあるのか、立地条件がこのプロジェクトの成否の鍵を握っていた。
条件として、都心に近く、見晴らしが良く、十分な空間が必要と考えました。
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一方、東京都では日比谷公園などを初めに、東京都の公園施設を今までにない形で活性化する様々な試みを推進してきました。
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民間活力を導入したイベントを行うことで、公園の魅力を新しい形で発信し、多くの都民が集い交流する開かれた公園にしていこうとする動きがあったのです。

そこでガンダムの立像を建設しようとするガンダム30周年プロジェクトと、公園施設を活性化したいという東京都のニーズをマッチングし、東京都の公園に実物大ガンダムを建築する企画がスタートしました。
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こうして、お台場にある東京都の潮風公園にて実物大ガンダムの立像を建てる
《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》が、ここから始まったというわけです。 
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東京都の公園施設という公共の場で展開するに当たっては、それに相応しいコンセプトを立てる必要があります。
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ガンダムの魅力を東京の未来に向けた思索として活用していくという事で、看取り溢れる都市再生と、魅力溢れる街作り。環境都市東京での緑のオリンピック実現に向け、東京のメッセージを強く発信していくと言うことで、このこのコンセプトを設定しました。


ここでコンセプトが明確に発表された。
コンセプトは大きく二つ。
 緑あふれる都市・東京の再生に向けた活力支援
 2016年“緑のオリンピック”となるオリンピック招致を応援

グッドデザインの大賞を狙っていくデザインとして、コンセプトが後付けであったことは、審査の材料としては多少なりともマイナス要素だったのではないかと思う。
とは言え、実物大ガンダムを作るという特定のキャラクターイベントが大前提にあった上で、直接ガンダムとは関係のない方面からの支援を大々的に受けるには、この様な形になってしまうことは必然的だったのではないかとも思う。
後は、それを審査員にどう見せていくかというところでプレゼンターの能力が必要とされる場面ではないだろうか。



実際にプロジェクトを推進するに当たって。
これまで公共空間にアニメキャラクターの大きな立像を建てたと言う前例もなかったことから、様々な調整作業が必要でしたが、企画の立案から1年で本格的にスタートすることが出来ました。
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この様に、実際のプロジェクトが指導するまでの過程が説明された。
もう少し内容を掘り下げ「様々な調整作業」の中身などが効果的にアピールできれば良かったのかも知れないが、他のプレゼンターと比べ、この方は若干プレゼン慣れしていないような感じもするが、これもプロジェクトの性質上仕方のないことなのかも知れない。
そして、プレゼンの後半にさしかかる前に、イベントの内容を収めた映像がDEPAPEPEの「翔べ! ガンダム」に合わせて流され、プレゼンの内容は「プロジェクトの成果」へと移っていく。



プロジェクトでこれ程の来場者(415万2千人)を集め成功を収めた要因としては、ガンダム像そのものの魅力の他にまずロケーションが挙げられると思います。
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潮風公園の東京湾やレインボーブリッジを望む見晴らしの良い空間と、ガンダム像のヴィジュアルがマッチして非常に象徴的な演出が出来たと思っております。

またロケーションと共に、《GREEN TOKYO》のコンセプトを明確に打ち出したこと。
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緑溢れる都市の再生、環境都市東京の思索とマッチングしたことも成功の要因です。
子供から大人の方々まで、海外の人々にも明るい夢を与えることの出来たシンプルでインパクトのある企画が実現できたと自負しております。
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以上、プロジェクトの成果を通じて学んだこと、それは魅力有るコンテンツと現実の場を結びつけ体験して頂くことにより新しい世界観を見せることが出来たという事であります。

ガンダムという強力なコンテンツを、今までにない実物大という形でお台場の潮風公園という新しい場において、ここでしか体験できないという価値を作り出すことが出来た。そして予想も出来なかった化学反応をおこし、コンテンツも場を活かすという大きな相乗効果を呼ぶことが出来ました。
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夢をカタチにし、そのデザインを最大限に活かす場に置くことで、コンテンツやデザイン、公共的な場、人々のコミュニケーション、そして社会に置いて新たな可能性を開いて行くことが出来る、これこそがこのプロジェクトの成果だと考えております。

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こうして《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》のプレゼンテーションは終了した。


続いては、第1回目の投票に入る。

グッドデザイン大賞の選出は、審議委員、審査委員と全受賞者による投票方式。
審議委員、審査委員 = 10票
グッドデザイン賞受賞者 = 1票

ここでの得票数、上位5社が第2回目の投票に進むことが出来る。

投票の集計は毎回ステージ上で行われているようだ。
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しばし時間を空け、1回目の投票結果が発表される。
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一件ずつ、得票数が発表されていくのだが、特に3桁の得票があったモノには会場からどよめきが起きていた。

以下に赤い文字で示したデザインが上位5社として2回目の投票に進出した。
〈マッサージチェア〉62票
〈サイクロン掃除機〉53票
〈フラクタルひよけ〉69票
〈主軸モータ〉43票
〈長寿命の極細ランプを使用した建築化照明器具〉28票
〈汎用超音波画像診断装置〉23票
〈公共トイレ〉186票
〈インサイト〉32票
〈プリウス〉50票
〈岩見沢駅舎〉188票
〈ミニノートパソコン〉40票
〈デジタルカメラ〉75票
〈46型LED液晶テレビ〉97票
〈デジタルハイビジョン液晶テレビ〉91票
〈GREEN TOKYOガンダムプロジェクト〉92票

審査委員長が言っていたコメントだが、非常に高い山の上で競っている投票であり、この場に選出されているだけでも十分に素晴らしいことなのだろう。
その中に、その中に「ガンダム」が選ばれていると言うことだけでも十分に凄いことではないだろうか。

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グッドデザインの過去を振り返っても、特定のアニメ作品が選出されたことなど初めてであり、それがプレゼンテーションを終えた後で上位5社に残っていると言うことは、それだけでも素晴らしい。

続いては第2回目の投票に入る。
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第2回目の得票数発表は、それぞれのプレゼンターがステージ上に呼び込まれた。
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やはりここでも、明らかに得票数の多いデザインには歓声が上がっていた。 
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残念ながら《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は90票で4位となった。
とは言え、大賞以外に順位が付けられるわけではない。


この30周年という機会に、ガンダムは多くの人や年代に支持され続けていると言うことが明確に確認することが出来たわけだが、この通産省という政府お墨付きのグッドデザイン金賞を受賞したことにより、ガンダムという存在が特定のファンだけのサブカルチャーとしてではなく、広く社会に認められた存在となったのではないだろうか。


今年はガンダム生誕30周年として、非常に多くのイベントがガンダムからファンに向けて発信され続けていた年だったが、この多数の支持があってこそのグッドデザイン金賞受賞は、ガンダム30周年の締めくくりとして、全てのガンダムファンからガンダムに向けられたお返しのようにも思える。

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No.80/グッドデザイン・エキシビション


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記
No.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了。
No.79で解体作業終了。
大きな3つの流れは全て終了しましたが、この原寸大ガンダムにまつわる情報が続く限りは、この観測日記も更新し続けます。

10/29 木曜
グッドデザイン・エキシビション2009で観測
天候、晴天


《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》がグッドデザイン2009の金賞として選出されている。
(以前の記載内容はNo.76を参照)

既に「グッドデザイン賞ベスト15」に選出されており、少なくとも金賞を受賞するこは確実となっている。
そして11月6日に行われる受賞者と審査委員、審議委員の投票でベスト15の中からグッドデザイン大賞が決定する。

グッドデザイン大賞は、その年の全受賞対象の中から1件だけ選ばれる最高賞で、内閣総理大臣賞として授与。

今年の受賞デザインの中から特別賞の受賞対象のほか、評価の高かったものなど約80点を展示した『GOOD DESIGN EXHIBITION 2009』が東京ミッドタウン・デザインハブで現在開催されている。

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他の受賞デザイン同様に、ガンダムも何かしらの展示されているのではないかと思い行ってきた。
(この展示は撮影可)


東京ミッドタウンへは、都営大江戸線を使えば駅直結。
職場からは一駅という非常にアクセスしやすい場所だ。

ミッドタウン・タワー5階に上がると、エレベーターの目の前がデザインハブだった。
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展示スペースに至る通路には、今年のグッドデザイン大賞と審査委員、審議委員を紹介するパネルが大きく掲示されていた。
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《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》もネットワーク領域の受章として紹介されている。
(注:今回グッドデザイン大賞の対象となったのは、ガンダムというキャラクター単体ではなく、GREEN TOKYOガンダムプロジェクトという全体が賞の対象となっている)
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展示スペースはそれ程広くはない。
平日の夜だからなのか人も少なかった。
この展示はデザイン関係のイベントと言うこともあり、多くのガンダム系のイベントのように混み合うこともなく落ち着いた雰囲気で見て回ることが出来る。
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展示スペースの中央付近に《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は展示されているようだ。
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ガンダムの姿が見えてきた。
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展示されているのは、原寸大ガンダムを作成する際につくられた1/30の検証模型と各説明書きのされたパネルだ。
パネル以外は GUNDAM BIB EXPO でも展示されていたものと同じだ。
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審査用にプロジェクトの概要などが書かれたパネルと・・・
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グッドデザインの企画に沿って説明書きの2種が置かれていた。
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今までの、どのイベントでの展示よりも低い位置に置かれ、より多くの視点から観察することが出来る。
また、収納されているアクリルのケースも検証模型の外寸とほぼ同じであり、かなり接近して見ることが可能だ。
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検証模型の台座上には、この模型についての説明パネルが置かれている。
『1/30 Scale test model Ror RX-78-2 GUNDAM ver.G30th』と、検証模型に正式名称が付けられていた。
今まで、どのメディアに露出している情報でも「検証模型」としか書かれていなかったが、今回のグッドデザイン大賞に選考されるに当たり正式名称を付けたのだろうか。
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かなり近くから見ることが出来るため、潮風公園でガンダムを見上げていたときと同じアングルで撮影することが出来る。
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展示位置が低いため、このように上から眺めることも出来る。
何となくだが・・・
GUNDAM BIG EXPOで見たときよりも頭部が上を向いている気がする。
この検証模型は可動式なのだろうか。
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足下には二人の人物模型が置かれている。
これは今までと変わらない。
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以前見たときは遠くて気がつかなかったが、よく見ると、この大人の男性は襟の立ったマオカラースーツを着用しキャップの帽子を被っている。
これは富野監督ではないだろうか。
作製した者のちょっとした遊び心なのか、はたまた別の想いを込めての造形なのか、いずれにしても富野監督によく似ている。
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肩を上から眺めていると、潮風公園に設置していた際には殆ど見ることが出来なかった上面部分にまで細かく意匠が施されていたことが良く分かる。
省略した形になっているが、頭部を照らす照明設備も胸部(青いパーツ)の四隅に見て取れる。
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これ程近くから見ることができると、以前は気がつかなかった細部が見えてくる。
物としては建築物の縮尺模型に近い造形物だと思うのだが、随所にスミ入れなどのプラモの手法が用いられていることが分かる。
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1/30という大きさなら、縮尺の検証模型であっても仰ぎ見たスケール感を確認することは出来そうだ。
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若干撮影しづらいが、手を伸ばせばアクリルケースの上からも撮影は出来る。
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展示スペースにゆとりがあり、ガンダムの撮影環境も良好。
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ずっと気になっていた肩の航法灯(右肩は緑色)も、今回、これほど近くまで接近できたことで初めて確認することが出来た。
今までは、ただ緑色に塗られているだけのように見えていたが、潮風公園に建てられた完成物と同じく透明なパーツとして作成されていた。
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左肩の航法灯も赤く透明なパーツとして作成されていた。
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左右の緑・赤の航法灯の下にある透明な航法灯も透明なパーツとしてつくられている。
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照明は、ほぼ真上から当たっているため、コックピットブロック周辺には影が落ちて見づらい。
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これ程接近し、仰ぎ見た構図はGUNDAM BIG EXPOでは不可能だったが、この展示なら可能だ。
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頭部と首を繋いでいる関節もかろうじて見えた。
やはり、何かしらの稼働ジョイントになっていて動かすことが出来るようだ。
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斜め横から見ると、この検証模型ガンダムは異様に首が太く作られている。
黒く塗装されているので分かりづらいが、不自然に不格好な部分だ。
頭部の稼働(駆動部分は首に搭載)は、このガンダムの大きな見せ場となっており、かなりの工夫が必要だった部分だけに、ギリギリまで詳細を決めかねていた・・・と言う字状で検証模型では首だけが未定のまま不自然なボリュームになってしまったのではないだろうか。
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続いては背面に回って観察してみる。
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真後ろにはサムスンの液晶テレビが展示されており見づらい。
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四方のアクリル板にガンダムが写り込む姿を幻想的と見てしまうのは、ファンだけだろうか・・・
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この角度から見ても頭部は若干上を向いているように見える。
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1時間半以上滞在してしまった。

人が少なすぎて萎縮してしまいそうだが、その分、人が少なく撮影しやすい。
ガンダム生誕30周年のAnniversary yearも後2ヶ月。
この機会を逃すと、次はいつこの検証模型にお目にかかれるか分からない。
近くで観察・撮影が出来、人も少なく快適に眺めていることが出来る。
おそらく、この場所にこのガンダムがあることを知っている人は少ないのではないだろうか。

11月8日までの展示なので、後何回かは見に行ってみたいと思う。

No.79/解体作業の全てが終了


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

10/18 日曜
昼過ぎからの観測
天候、晴天


まずは高所からの撮影。
既にプレハブも無く、ガンダム関連の物品撤去は終了している様子。
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ガンダムが有った場所には、人が多く集まっているように見えたが、最大望遠で撮影した画像を確認してみると、ガンダムとは全く関係なく公園を訪れていた人々のようだ
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そして潮風公園へ向かう。
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ガンダムが立っていた頃とは違った匂いのする風が強く吹き、歩道の落ち葉には枯れ葉が混じるようになっていた。
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まだ陽が傾く時間ではないのだけれど、ガンダムが在りし日と比べると太陽の位置が低くなっている。
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まだ昼過ぎだというのに落ちる影も長くなってきている。
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レストハウスに到着。
高所からの撮影で、もう何もないことは分かっていたけれど、この目線で広場を見ると、実感として「何もない」と言うことを体感してしまう。
とうとう来るべき時が来てしまった・・・と言う感じだ。
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レストハウスの自販機にも「あたたかい」の文字が貼られるような季節になったらしい。
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レストハウス展望台より。
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広場はすっかりガンダム以前に戻ろうとしていたが、土色をむき出しにした四角い区域が、かろうじてガンダムが立っていた位置を教えてくれている。
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広場へ下りてみる。
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埋められて日の浅い土は周囲よりも多くの水分を含み色が濃い。
今後の芝再生が残っているからなのか、土は埋められただけで押し固められてはおらず、踏めば脚の形が残るほどに柔らかかった。
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土の硬さ(質感)の差で、かろうじて台座が有った場所が分かる。
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海側から見ると、ガンダムの一般公開時に入口として使用されていた周辺には、まだ芝の回復が見られないが、広場全体の眺望はプレハブが無くなった事で完全に開けたものとなっていた。
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オフィシャルショップが有った場所からガンダム跡地を眺めると、青い二つの物体が目に付く。
ガンダムグッズを求め並んでいた多くの人にオリンピック招致をアピールしていた広告塔が、その役目を終えブルーシートで隠されてしまったようだ。
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オフィシャルショップの出口付近からも撮ってみた。
ガンダム目的で遠方から訪れた人々を多数受け入れた二つのホテルが以前よりも大きく見えてしまう。
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ガンダムの後方からの視界にも遮る物は何もない。
解体作業が行われていた場所では、台座の表面に塗られていた水色塗料の塗膜が、まだわずかだが落ちていた。
木曜の日中には全ての作業が終わり、解体作業の敷地内だった場所にも誰でも入れる状態になっていた。
きっと、木曜からこの日までに多くのガンダムファンが思い出の欠片を求め訪れたのではないだろうか。
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そんな状況の中で、この様なものを発見した。
おそらくガンダム外装に貼られていた識別のためのビニールテープだろう。
「ヒザヒンジ上手」と書かれていた。
せっかくなので、泥汚れを洗い落とし思い出の欠片として持ち帰った。
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この状態になってしまっては、もはや撮影する内容も少ない。
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帰り際に振り向き、レストハウスから撮影をした。
今までは「次回にこの場を訪れるまで、気持ちの一部をここに置いていく」そんなつもりで、帰りの間際に振り向いて撮影をしていたのだが、今回は少し違っていた。
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潮風公園の木々は所々がオレンジ色に変わり、紅葉を初めていた。
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  とうとう、夏が終わった・・・
 
 
 
 
  でも、観測はまだ終わらない!!

GREEN TOKYOガンダムプロジェクトを追いかけてきたのだから、グリーンが戻るまでが観測対象だ。



No.78/台座跡地へ土砂の埋め戻し終了


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

10/15 木曜
早朝の観測
天候、雨の翌日で晴天


前回の観測で、撤去作業終了まで後わずかだったため、週の半ばで出社前に観測をする事とした。

やはり、白い柵は撤去されていた。
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視界を遮る物がない。
作業員は出勤してきている時間だった。
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レストハウス展望台からの撮影。
解体に関わる作業はほとんど終了し、これからは設備や備品の撤去をするようだ。
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多くの人がガンダムの正面写真を撮るために腰をかがめたこの場所から見上げても、ガンダムの在りし日の姿を連想させる物は作業用のプレハブぐらいしか残っていない。
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前回まで芝もほとんど無かった旧台座前も、わずかずつだが芝が芽吹いてきていた。
これ程長い期間、地表がむき出しだった部分にもついに芝が生え始めた。
雨が降る度に、飛躍的に緑が戻ってきているようだ。
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先日まで解体作業の現場を覆っていた白い柵や、それを支えていた鉄パイプも整頓され、後は搬出されるのみとなっていた。
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作業員が進める淡々とした撤収作業が、引越の前のような寂しさを一層強調していた。
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すっかり何もない空き地へと戻っている。
ここに18メートルのガンダムが立っていた事が嘘か幻のように思える。
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柵が無くなってしまうと、思っていたよりも狭く感じてしまう。
白い柵の内側には、いろんな想いや記憶が充満し記憶の中で広大な「ガンダムが立っていた場所」を作り出していたような気がする。
そんな想いが、白い柵の撤去で霧散してしまった・・・そんな感じだ。
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立ち入り禁止区域を区切る物は、もはや黄色いロープだけ。
そのロープも、突き立てた鉄パイプと重機の間に張り渡してあるだけという仮の設置。
足下には、台座の表面を覆っていた水色の塗料の膜がぽろぽろと落ちていた。
ただ指先程度の大きさの物がほとんど。
また、塗料がコンクリートに付着した状態の物はほとんど無く、だいたいがコンクリート単体か、塗膜のみだった。
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今までは早朝の観測であっても、他にもカメラを携えた人を目撃した物だが、そういう人影すら見かけなくなっていた。
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まだ8:00前だと言うのに、解体作業の残骸や資材を次々と運び出していた。
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これ以上は時間の都合で観測を続けることが出来なかった。
ただ、プレハブからも次々と物品を運び出しているようだった。
この日の内にプレハブにも解体の作業がおよんでいたのではないだろうか。
そのプレハブから運び出されていた物の中に、この様な黒板とホワイトボードがあった。
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黒板の内容は、一般公開前の施工段階の物のようだ。
6月25日と言えば観測No.29のあたりだ。
いろんな媒体に使用された新品状態の原寸大ガンダムの全身写真を撮影する直前の日付だ。
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ホワイトボードの内容は、この解体作業の物のようだ。
日々、作業の進行状況を書き換えて使用しているようだが、最上段に書かれた『工事件名:G30th 移設』という記載が気になった。
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原寸大ガンダムの今後について、様々な憶測が飛び交い、不確定ながらもどこかで、また使用されるだろうと言うことは何となく分かってはいる。
それでも、公式な発表では「未定」と言うことしか発表されていない。
このホワイトボードを見ても、はっきりとしたことは何も書かれてはいないが、解体や撤去ではなく「移設」という文字が今後への期待感をより強くさせてくれる。



No.77/台座跡地へ土砂の埋め戻し終了


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

10/10 土曜
昼過ぎからの観測
天候、晴天


全日本ホビーショーを始発で見に行き、午後は潮風公園の観測に充てた。(実は始発で行くつもりが2本ほど乗り遅れてしまった)

前回の観測時までは後方に積み上げられていた土砂は、元来あった場所に埋め戻されていた。
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土砂はとりあえず埋めてはあるものの、まだ整地の途中に見えた。
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このアングルからでは作業場の全ては見られないが、後方の地表に敷いてあった鉄板は取り除かれていた。
この場所に車両が入ることはもう無いと言うことだろう。
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高所撮影を終え、潮風公園へ向かう。
普段は撮影を飛ばしてしまう公園までの道のりだが、この日は撮影当初の小春日和を思わせる快晴だったため、何十回と通った順路を撮影してみることにした。

朝方はすっかり冬の寒さだったが、それでも午後の日射しは軽く汗をかく程に気温が高かった。
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あれほど多くの人であふれかえり、整理のための警備員が動員されるほどだった潮風公園手前の道も、今では人影はほとんど無い。
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この横断歩道も、いったいどれ程多くの人がワクワクしながら足を止めたのだろうか。
親子連れやカップル、大きなカメラバックを抱えたカメラ愛好家から、ガンダムファン、アニメのシャツを来た異国の人まで、多種多様な人が足を止めた横断歩道も、今では寂しいばかりだ。
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一般公開中は多数の三脚が場所取りをしており、この場所(レストハウス)からの撮影も楽ではなかった。
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そのレストハウスの手摺りに掲げられていたオリンピック招致の垂れ幕も、2016年のオリンピック開催地が決定してしまった今では、もう撤去されてしまっている。(この日の夕方に撮影)
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レストハウス展望台からは、先日までは見えていた土砂も無くなってしまい、もう柵の内側に見えるモノは何もなくなってしまった。
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芝の完全再生よりは、柵が無くなってしまう方が速そうだ。
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あの混雑ぶりが幻だったように、のどかさを取り戻している。
《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》を通して、この公園の良さを知り、リピーターになる人もきっと居るのだろう。
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緑が戻ってきているとは言え、長時間、敷物で覆われていた場所には芝が再生する気配がない。
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台座正面の敷物跡は、何度の大雨や台風を経ても消えることなく残っている。
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協賛社・東京都関連出展ゾーンが有った場所も、掘り返し基礎を埋めた部分は人の手が入らなければ芝の再生は不可能なのだろう。
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原寸大ガンダム建造中から一般公開に至るまで、多くの人がガンダムの正面写真を撮るために腰をかがめたこの場所からは、すっかり芝の生い茂った写真が撮影出来るまでに再生が進んでいた。
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青い空緑の大地に挟まれた白いフェンスが、かろうじてガンダムの姿を連想させてくれる。
ガンダムが作中で「連邦の白いヤツ」と呼ばれていた事と、このフェンスが白いことは意識して揃えたモノではないだろうが、それでも白いフェンスが残っている内は「連邦の白いヤツ」はまだこの公園に居る・・・そう思ってしまう。


ガンダムへの道であり、ガンダムからの道でもあるこの場所も、後一週間ほどでなくなってしまうのではないだろうか。
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海側からの撮影。
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オフィシャルショップの有った場所には、木々で丁度良い日陰が出来、行楽客が多く集まっており賑やかだった。
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ガンダムの右側にあたる白い柵の下には、なにか奇妙な掘り起こし跡があった。
一見し、誰かが内部を撮影するために掘った穴かとも思ったが、よく見ると柵の内側から力がかかったように見える。
この日の夕方も、柵の内側から高圧水流で泥汚れを洗い落としている様子を何度かみかけた。柵には飛び散った土の汚れも残っており、おそらくは、それが柵の足下に当たり土を掘り返してしまったのだろう。
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ガンダムの左側には、白い柵の下からガンダムの配線が露出した状態で残っていたが、この数日の間に取り除かれていた。
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柵の内側ではまだ作業員が残っているようなので、車両出入り口が開くまで待っていた。
その間、どこかに気付けていない変化がないか通る気回っていると、台座の表面部分と思える欠片が落ちているのを発見した。
すぐそばには大型の車両が切り返しをしたタイヤ跡が残っていたので、その際に、トラックの荷台から落ちたのではないだろうか。
その他、赤いFRPの欠片のような物も落ちていた。
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数時間、この場所でシャッターチャンスが来るまで待機していた。
この場所は、広場への出入り口のひとつとなっている。
ここで待機していると、ガンダムの思い出を語る人々の会話が自然と耳に入ってきた。
「ここに何があったか知ってる?」と会話している男女。
「あれ?ガンダムが無くなってる!」と驚いている少年。
「もう無くなってるかぁ」と解体作業を知っている夫婦。
そしてカメラを携え解体の進行状況を撮影に訪れたガンダムファン。
今でもガンダムと言うキーワードをより所として公園を訪れる人は少なくない。
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この場で2時間ほど待っていると、ようやく出入り口が開いた。
近場から柵の内側をうかがい知る事の出来る数少ない機会だ。
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もはやこの近距離からでも目に付く物は無く、整地中の地面が見えるだけ。
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重機を移動し、この日の作業は終了した。
今まで組み立てから解体まで作業現場を警備していた警備員の姿もなく、作業員が施錠して帰っていた。
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この日も、私が見ている目の前で、閉まっているゲートの隙間から体をねじ込んで侵入しようとする者がいた。
頭が通らず断念していたが、なんとも大胆な行動に、ただ驚くばかりだった。

残りわずかな作業期間も、大きな問題が発生することなく円満に終わって欲しいと切に願う。

号外15/台座が鉄骨が無くなっていた


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

10/08 木曜
台風一過で観測
天候、晴天

前回の観測から5日間も空けての観測。
これ以上の観測期間を空けては進展状況に大きな変化が出てしまうと危惧し、台風直後に観測を行った。(特派員による代理の観測)
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この5日間で、台座の基礎となっていた鉄骨は全て撤去され運び出されていた。
台座跡地にはくぼみが出来、朝方までの暴風雨で大量の雨水が溜まっていた。
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広場には青々と芝が茂り、一般公開期間の面影もほとんど無くなってきていた。
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柵の後方には、台座から取り出した土砂が積み上がっている。
遠方からの観測でも見て取れた土砂だが、レストハウス展望台から見ると、これ程の高さにまで堆積していることが改めて実感できる。
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車両入口の横に掲示されていた工事にともなう各種票が、いつの間にか撤去されていた。
場所を移したのかと思い付近を探索してみても見あたらなかった。
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柵の後側(海側)も芝がビッシリと茂っていた。
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売店側からの芝の様子。
もう土壌が露出している部分よりも芝が占める面積の方が多くなっている。
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台風直後のせいで、大きな水たまりが所々に出来ている。
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関係者から「10月の中頃には全てが終わる」と聞いていたが、この様子だと来週の今頃には白い柵も取り除かれてしまうのではないだろうか。


No.76/台座が鉄骨だけとなる/Gマーク大賞


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
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プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

10/03 土曜
昼過ぎに観測
天候、雨時々曇り


前回に続き、フジテレビからの撮影のみの観測。
広場からではもはや見える進行状況はない。

後方に積み上げられた土砂は、前回の観測時よりも増えていた。
台座の下に埋められていた土砂も掘り取り出されたのだろう。
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台座は鉄骨のみとなり、4月上旬の段階に戻っていた。
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4月上旬から観測を初めて今月で半年になるが、半年の出来事のようには思えない気がする。



この原寸大ガンダムを含むGREEN TOKYOガンダムプロジェクトが、今年のグッドデザインの大賞候補として選出されていると、つい先日発表があった。
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グッドデザイン賞とは、工業製品・ビジネスモデル・イベント活動など、単に造形としてだけではなく幅広い視点から選ばれる意味深いものだ。

大賞候補は15件。
そのうち、1件が大賞となり、その他の14件が金賞となる。

少なくとも《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》はグッドデザイン金賞の受賞する事は確実となった。
これで、少なくとも「ガンダム」は日本のデザイン史に永遠に名を残すこととなった。
また、ドイツのiFデザイン賞や、イタリアのコンパッソドーロ賞など、各国のデザイン賞とも並ぶ賞であり、これでまた国際的にもガンダムの名を広めることになるのではないかと、ファンとしては期待してしまう。


グッドデザイン大賞とはちょくせつ関係はないが「あなたがえらぶ2009年度グッドデザイン大賞」というネット上でのイベントも開催されている。
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上の画像は、この日記を書いた段階での得票数だが、2位の追い上げが厳しく油断は出来ない。
メールアドレスがあれば投票できるので、この日記を見られた方には是非、投票をして頂きたい。

号外14/台座の解体が始まる


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
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プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/29 火曜
昼過ぎに観測
天候、曇り


もはや、柵の外から見える進行状況がないため、フジテレビからの撮影のみの観測とした。

ガンダムを構成していた外装やフレームは全て搬出されていた。
現場には重機が入り、いよいよ台座が解体され始めていた。
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台座に埋められていた土砂は、一旦別の場所に盛られる。
この土砂は最終的に公園の土壌として利用される。
(もともとが、この場所から掘り起こした土砂)
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No.75/全てのフレームが解体終了


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
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プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/27 日曜
昼過ぎに観測
天候、曇り


No.73では、日が沈み真っ暗で柵の内側が見えなかったため、作業が休みとなっている日曜の内に観測を行ってきた。
まだ金曜に解体された物は、柵の内側に置かれたままのようだ。
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腰のフレーム以外は寝かせて置いてある。
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《肩》上面の外装も日中だとよく見える。
画面上に赤線で記したフレームの角度で左右の区別が付く。
右肩の肩先だけ、ダクトのルーバーが取り除かれているようだ。
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前回はクレーン車が遮っていて、詳しく見れなかったが、このパーツは《二の腕》の外側のようだ。
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腕を懸架していた足場は隅に集められている。
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広場に言ってみると、もうそこにガンダムが有ったことが昔の出来事のように、人々は白い柵に興味も示さずくつろいでいた。
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そろそろ心の準備が必要だろうか。

しかし、この白い柵がある限り夏はまだ終わらないし、終われない。


No.74/ゲームショーで頭部が展示された


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
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プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/26 土曜
始発で幕張に向かい観測
天候、曇り


一般公開終了の日に「頭部は幕張で開催されるゲームショーに展示される」という情報を得ていた。
展示があるので《頭部》は公開終了後、早々に撤去されるという話だった。
撤去後は清掃をした後に点検と調整をする事になっていたらしい。

そう言うことで、一般公開の最終日が台風により中止となり残念ではあったが、9月後半にまた台場ガンダムを見られると思うと、どこかしら励まされるような気持ちがあった。

撮影に適した場所を見つけるため、出来るだけ人の少ない時間を狙うため、始発で幕張に行き9:30の開始時間を待った。
入場料が1,000円かかってしまうが、台場ガンダムの頭部を見られるのなら小さい負担だ。
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この円柱状のゲートの向こうにガンダムの頭部が展示されている。
このゲートが動くのは朝のガンダムの公開開始時の演出初めと、閉館時間、間際の最終演出終了直後の2回だけだった。
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入口から少々離れた場所にバンダイナムコのブースがあったためか、開始時間からしばらくは人も少なかった。
この円柱を念入りに撮影している人はいたものの、数える程度の人数しか居なかった。
それとは対照的、円柱の隣(画像右側)のステージ前では、イベントを目的に訪れた人で満員となっていた。
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この展示では、台場でのことについても触れられていた。
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展示の主催は『GREEN TOKYOガンダムプロジェクト』から『社団法人コンピュータエンターテインメント協会』に変わってはいるものの、このガンダムが作られた大きな趣旨のひとつでもあるグリーン環境活動と言った目的は変わらずにアピールがされていた。
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ガンダムの前に張られた柵やチェーンは、ゲームの試遊を待つための列ではなく、このガンダムの観覧・撮影のための専用エリアだった。
プレス公開の写真を見たときは「ゲームの順番待ちがガンダムの前に並ばれたのでは近づいて撮影できない」と心配していたが、専用の場所を設けて頂けるとは、とてもありがたい処置だった。
この写真に写っている場所が、専用エリアの全てであり、突き当たりのステージ観覧の区切りまで行くと折り返して戻ってくる順路となっていた。
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ガンダムから少し離れた場所から撮影をしていると「撮影はこちらでお願いします」と、台場ガンダム専用の柵の内側に誘導される。
プレス公開での報道では「30分に1度の演出が行われる」との情報が流れていたが、その報道には間違いがあり、30分に1度というスケジュールはプレス公開のみだったらしい。
円柱状のゲートの前でカメラを構え10:00を待ち構えていたところにスタッフが来て・・・
30分に1回は昨日まで。
危険なので混雑具合を見て動かす。
演出の時間は不定期。
という説明をし、この段階ではステージを待つ人で混み合っているのでとうぶんは動かせない、その様に上から言われていると説明をしてくれた。
このガンダム専用のエリアは立ち止まってはいけないので、いったんは離れることとした。
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その場を離れたその直後、スタッフが慌てて駆け寄ってきて「今動かせるようになりました!!」と引き留めてくれたのだが、その時には既にゲートは開き初め、撮影は間に合わなかった。
貴重なゲートの開く瞬間は取り逃したが、初回の演出は近場で撮影する事が出来た。
まずは左・右の順に稼働。
音楽は潮風公園で流れていた物と同じで、出だしも同じだった。
駆動系の「ウィーン」という稼働音も潮風公園と同じだった
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左右に稼働した後は、時間を開けず上を向く。
ただし、その角度は潮風公園の演出よりも少ないものだった。
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あまり時間を開けず、すぐに顔を下ろしていた。
上を向いた角度も浅かったため、あっと言う間に顔は元の位置に戻っていた。
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潮風公園でミストが出ていた代わりに、ここではドライアイスによる蒸気がガンダムの後方で光に照らされていた。
そして1分ほどで演出は終了。
潮風公園の演出で言えば、ミストを噴霧し始める直前の段階で音楽がプツッと止まっていた。
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その後は、この画像の状態で固定されていた。
背後では時折、ミストを発生させていた。
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以降は、立ち止まってはいけないという決まり事に従い、順路を何度もグルグル周りながら撮影をした。
1回につき1枚という撮影制限はなかなか厳しいものがある。
このルールの下では、演出を定点からつぶさに撮影をすると言うことは困難だ。

潮風公園で数え切れないほど撮影した原寸大ガンダムだが、せっかくの機会なので、接近せねば撮影できないような場所を重点的に撮影してみた。
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頭部頂点の《メインカメラ》だが、この様に上下の二つに分割されていることは、潮風公園では分からなかった。
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とさか部分の付け根にも細い溝状のモールドが彫られているが、潮風公園では分かりづらかった。(意識して視認した記憶がなかった)
頭部の後方にも照明は設置され、頭部とドライアイスのミストを着色するように照らしていた。
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《襟》のパーツにも「手動開放」のパネルがあった。
これも、潮風公園では何かのパネルがあることは分かっていたが手動開放だったとは分からなかった。
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襟の手動開放の真下に細い溝のようなモノがあることも潮風公園では見えづらかった。
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《デュアルセンサー》の透明なパーツの内側には、LEDの光を乱反射するための細かい溝が作られていた。
車のヘッドライトと似ているが、それよりも細かく規則的な溝だった。
潮風公園での撮影では、LEDを視認できるような撮影を何度も試みたが、どうしても光が拡散してしまい失敗していた。この溝が原因だったようだ。
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頭部側面の穴にメッシュ状のパネルがあることは見えていたのだが、これほど近いと、そのメッシュ状がどのようになっているのかまで見て取れた。
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奥の方に首が見えていたが、詳細まで確認するのは難しかった。
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ガンダムの左右に並ぶ丸い光は、様々な色に移り変わっており、潮風公園でのオープニングセレモニーLight×Music Nightsを彷彿とさせる。
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どの色で彩られていても格好いいのだが、この頭部には青い要素がないので、青い光が一番似合っていたのではないだろうか。
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ガンダムの周辺には様々な掲示パネルがあるため、離れての撮影では何かしらの障害物が写り込んでしまうが、そもそもがゲームショーでの展示なので仕方ない。
むしろ、この頭部が見られただけでも十分に嬉しい。
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どれ程待っていても頭部が稼働する気配がないため、やや離れた場所で待機することにした。
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この位置から三脚を使えば、なんとか顔を隠さないで撮影が出来る。
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そして、2回目の稼働が11:00頃にようやく行われた。
大変不安定な撮影状況で、突然のことだったためビデオ撮影に専念し、カメラでの撮影は諦めた。
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隣のステージでの演出内容によっては、ガンダムを照らしている照明が消されることもあった。
事前のスタッフからの説明通りだとすると、ステージでイベントが行われている最中は、頭部が稼働することもないのだろう。
そう思い、ひと休みしていると古谷徹さんがステージに登場した。
ステージイベントには興味がなかったのでノーマークだったが、アムロ(古谷さん)とガンダム(頭部)という面白い写真も撮れ、思わぬ収穫となった。
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なかなか稼働する気配がなかったので、別の撮影場所を探すために移動した。
ちょうどガンダムの正面から撮影できる階段の踊り場を発見。
この位置からなら、若干の高台になっているので写り込む障害物も少なく、なによりもビデオカメラの三脚が設置できるため、動画と画像の両方を撮影する事が出来る。
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一時間以上待っても頭部が稼働することはなく、一旦場所を変えてみた。
ガンダムの目尻がキラリとグリーンに光っているように見えて格好いい。
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この位置は、先程の場所よりも高い。
また斜めからの撮影となるためガンダムの後方も若干だが撮影できて良い。
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再び元の場所に戻り、ひたすらに撮影の機会を待っていた。
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そして15:35
二度目の稼働から4時間半以上が経過し、ようやくの3度目の稼働だ。
ここまでの間にイベントの切れ目がなかったわけではないが、人が多かったからなのか、演出は行われなかった。
演出の際には、ガンダム各所のLEDが消灯され、照明も消され、潮風公園で馴染みとなった巨躯で演出が始まる。
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直情の画像は、演出の一番最後で一瞬だけ眩しく照らされたときの画像。
口元に落ちている逆三角の影はガンダムのひさしによるものだ。
また、背後の照明がマスクに回り込みマスクの細いガンダムに見えていた。

この点灯の後、ゆっくりと暗くなる。
そして、その後ゆっくりと照明が点灯し始める。
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閉館までに、後1時間半ほどしかなかったため、最後の演出も撮影していくことにした。
事前の報道での情報で30分に1度と書いてあったので、まさか1日がかりの撮影になるとは思ってもいなかった。
ガンダムの頭部が動くのは1時間に2回となっており、00分と30分にのみ動作するのだ。もし見に行くならこの時間帯を狙ってブースを訪れたほうがいいだろう。(日経トレンディネット)
この後に立てていた予定は全てキャンセルとせざるを得なかった。
いろんな場面でマスメディアには良い印象はないのだが、今回も誤報に翻弄されてしまった。
蛇足だが、日経トレンディネットはガンダムの観覧・撮影のための専用エリアのことを『「ガンダム vs. ガンダム NEXT PLUS」の試遊台に並ぶための策が立てられており、ここに並べばガンダム頭部により近づくことも可能だ』と報道しており、こんな誤報ばっかりの記事を書くようでは、いったい何のためのプレス公開日だったのかが分からない。


そして16:574回目が始まった。
そろそろ閉館の時間なので、この演出のままゲートも閉められていくことになる。

演出の流れは前記しているため、ここから下にはゲートが閉まってく場面のみの画像をまとめることとした。
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こうやって、久しぶりの原寸大ガンダムと接した1日が終わった。
これだけ良くできた格好いいゲートを作ったのだから、もっと頻繁に開け閉めの様子を見せてくれたり、この頭部の演出用の時間を設けてもらえればもっと良い演出となったのではないかと思う。
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今思えば、触れてはいけないとの表記もなかったため、少しぐらい襟に触れておけば良かった。
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そして名残惜しくも閉館時間のため、幕張メッセを後にすることにした。
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この日、動画撮影に成功した演出は4回中、3回分。


No.73/下半身の一次フレームが解体されていた


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/25 金曜
仕事を定時に終えての観測
天候、晴天

4月頃の組み立て時なら仕事の跡でも観測できていたのだが、10月近くなると、仕事を終えた頃は暗くなってしまう。
フジテレビからの撮影は真っ暗で撮影が出来なかった。

とりあえず潮風公園に行ってみた。
この日の日中の作業で既に下半身の一次フレームは撤去されていた。
予想はしていたが、こうやって無くなった様子を見ると、押し寄せてくる寂しさがある。
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《腕》の解体用の足場も無くなっていた。
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白い柵のみになってしまった。
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台場のビル群が、こうもスッキリと見えてしまう事が寂しい。
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10月の中頃には全てが終わるだろう。


No.72/腕の解体が終了


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/24 木曜
仕事前から観測し、特派員に引き継ぎ
天候、晴天


五連休中と、その前日から解体作業は一時中断していたが、この日より再開される。
連休前に関係者から聞いていた話だと、この日は《腕》の残りの外装を全て外してしまうことになっている。
足場から一旦取り出して解体を行うらしい。
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まずは、オリンピックマークが貼られている《左腕》からのようだ。
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釣り下げのワイヤーを固定した箇所は、肩上面と腕の付け根の2箇所。
作業員の手元を見ていると、思っていたよりも小さな留め具で固定していた。
試行錯誤しているようで、作業は少々ゆっくりペースだった。
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それまで《腕》を懸架していた鉄骨からクレーンのワイヤーへと付け替える。
その鉄骨は、《腕》を吊り上げるため前方へと移動させていた。
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クレーンに吊り上げられ、足場の中でゆっくりと回転しながら上がっていく。
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そして、作業のため台座左側へと下ろされていった。
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ある程度の高さを保ったまま次の作業に入る。
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そこまで《肩上面》から懸架していたワイヤーは肩付け根付近に付け替えられ、比較的細いワイヤーは肩先の鉄骨へと付けられる。
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そのままゆっくりと横倒しにし始めた。
これ程の近場で《肩》上面を見ると、あらためてその面構成の複雑さに驚かされる。
ホテル30階から見ていても気がつかなかった複雑な凹凸に気付きけた。
ここに来て新鮮な驚きがあるとは、やはりこのガンダムは最後まで目を離せない。
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傾きが確保されると、肩先の懸架用鉄骨に取り付けていたワイヤーを外し…
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外したワイヤーは、今度はフレーム先端(手首側)に取り付けた。
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フレームの両端を吊り上げ真横に倒した状態で吊り上げ…
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《腕》を逆さまにしてしまった。
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作業は朝から平行して《上半身》の二次フレームにも着手していた。
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しばらくして《腕》のフレームが引き上げられたときには、外装は全て取り外され一次フレームのみとなっていた。
ピラニアの水槽に肉を突っ込んだようだら骨だけになってしまった…そんな印象だった。
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取り外された外装は、すぐに移動させられた。
まずは上面の外装から。
前面(オリンピックマークが貼られていた側)と背面の外装は、この上面の外装の黒い部分に空けられた穴を貫通して二次フレームへ固定するようだ。
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移動中に回転し、上面外装の内側に露出している二次フレームを確認することが出来た。
外装に平行ではなく、腕の傾きに会わせて傾斜が設けられている。
《肩先》のスリット部分にはミスト噴霧の配管が残っている。
これは次回、組立の際もそのまま使うのだろうか。
それとも搬出した後で更に分解するのだろうか。
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作業中は不安になるような音が漏れ聞こえてくることもなく、淡々と進んでいた。
続けて《左腕》の解体に取りかかる。
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モビルスーツの腕が青空へと吊り上げられていく。
一般公開は終了しているが、この構図を見るだけでもガンダム好きにとっては十分すぎるショーではないだろうか。
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肩口の断面も遮る物無く観察できた。
設定上のフレームの一部を再現した様に見える四角い構造物が軸の周辺に見られる。
なぜだか前方と下方にしか作られていない。
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前後軸(矢印左右)の駆動は前方のフレームが行い、上下軸(矢印上下)の駆動は下方のフレームが行う。
そういう解釈なら、この状態が『本物のガンダムの再現』と言うことになるのだろう。
それとも、単に背面と上は見えないから省略と言うことなのだろうか。
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《左腕》と同じく、逆さ吊りにしていく。
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先程よりも手際よくスムーズに傾けられていた。
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あっと言う間に上下逆さまになり、《肘関節》が天を向く。
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角度的にはラストシューティングで右腕を突き上げた状態と酷似しているが、その全容が見られないことが残念だ。
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柵の隙間からは作業の状況が垣間見えていたのだが、ほぼ地面に置かれているような位置まで下げられていた。
これなら確かに解体作業も楽だろう。
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突き上げた状態の《右腕》はレストハウス展望台からも見える。
こうやってパーツ単位で見ていると、その大きさを再認識させられる。
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解体作業は《肩》前背面の外装を真っ先に取り外していた。
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《上半身》の二次フレームも細かいパーツは手作業で撤去している。
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ついに《右腕》も全て解体されてしまった。
これで、外装が付いているパーツは全て無くなり、ガンダムの面影を残す物はなくなってしまった。
自分で解体をしているわけではないので達成感とは違うのだが到達感という物は感じてしまう。
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今しがた取り外された外装も、すぐクレーンで移動された。
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《左肩》上面の中にある三次フレームは、右肩よりも傾斜が少ない。
こうやって左右を比較すると、完成時の腕の振り上げ角度に従い三次フレームの角度も決まっているように見える。
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《肘》は二つに分解され運ばれていく。
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前方と外側、背面と内側、こういうカギ括弧のような2分割になっているようだ。
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《肩》前面・背面は先程移動させられていなかったようで、まとめて移動させていた。
この日は全てにおいて、搬出のためと言うよりは敷地内で整理のため移動させているようだった。
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まず、左右共に背面パーツが移動させられる。
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オリンピックマークの貼られた《右肩》前面も、そのマークが視認できる高さまで釣り上げられた。
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パーツをまたいで貼られていたオリンピックマークは一部を切り裂き、束ねるように剥がされている。
こういう画像を見ると、やはりほんの一時的なマーキングだったことが実感できる。ガンダムファンにとっては「ほっ」とする画像ではないだろうか。
そして、垂れ下がっている配線だが・・・
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《右肩》には配線が見られず、その代わりに小さい穴を確認することが出来る。
航法灯のLED全般の配線だろう。
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《腕》の作業が終わったところで《上半身》二次フレームも大きなパーツが取り外され始めた。
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《上半身》二次フレームは大きく三つに分解。
まずは左半身がクレーンで釣り上げられ取り外された。
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これも、取りあえずの場所へ移動。
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次いで右半身を撤去。
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最後は《コックピットブロック》を構成していたフレームを撤去し、いよいよ上半身も姿を消してしまった。
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腕の懸架・解体用の足場も一部撤去され始めた。
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この日の作業はこれで終了のようだ。
作業員の間では「明日の仕事が無くなってしまうぞ」という会話がされていたようで、かなり早い段階(時間)で作業員の大半は帰っていた。
上半身フレームを解体していたときには、もう半数以上の作業員が帰宅していた。
こういう状況からも、解体作業は予定よりも速いペースで進んでいることがうかがい知れる。
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残すは下半身の一次フレームのみとなった。
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二次フレームは台座の上にまとめられている。
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《肩》上面と《肘》は台座右側。
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このパーツのみ、どこの物だか分からなかった。
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翌日は、下半身も全て解体されてしまうだろう。


No.71/台座の上の物がひとつ撤去されたのみ


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/19 土曜
作業現場が休日のため昼過ぎからの観測
天候、晴天


前回の観測で関係者から聞いたとおり、昨日は平日だったが解体作業を行わなかったようだ。
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だが前回の観測終わりに高所からの撮影した画像と比較すると、台座の左後方に置かれていたフレームが無くなっていた。
このフレームは、まだ頭部が取り外される前から台座の上に置かれていた物で、何に使われていた物なのか分からない。
大型のクレーンが動いていた痕跡があるが、それを移動させるための稼働だったのだろう。
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前回との変化がないため、普段見ていなかった場所に目を向けてみた。
飲食コーナーのコンテナが撤去されて2週間以上が経ち、雨も何度か降っているというのに、まだ設営されていた跡が残っている。
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人口の石畳に置かれたコンテナ跡とは対照的に、広場の芝は日増しに生い茂み、415万人が押し寄せたイベントを過去のモノとしようとしていた。
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撮影するような変化がなかったので、No.68で確認した外装への鉄骨の食い込み部分を拡大して撮影してみた。
FRPは強く押し曲げられ、切断面も刃物やノコの類で切ったと言うよりは、引き裂いた様に素材が伸び、塗装は一部が割れて剥げていた。
この画像で確認するまでは、作業員が目的を持って切り込みを入れたのかと思ったが、やはり鉄骨で破損させてしまったのではないだろうか。
FRP製だと言うことで、てっきりガラス繊維等で補強されていると思ったのだが、この様に断裂すると言うことは補強などはされていないのだろうか。
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柵の入口だが、車両の通り道の両側にある黄色いフェンスのが一部破損している。
過去に撮影した画像で確認してみると、9月10日には破損はなく、12日の画像では既に破損していた。
その破損の状況は強い力が掛かり押し曲げられたように見えた。
近くで見てみても、何かが打ち当てられたような痕跡はなく、おそらくは誰かが柵の内側を見ようと登るための足がかりに使い曲げてしまったのではないだろうか。
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関係者から聞いた話だが、過激な行動を取る人も少なからず居るようだ。
脚立を用意して柵を乗り越えようとする者。
肩車をして柵の上に手を掛けよじ登る者。
6メートルの棒にカメラを固定して撮影しようとする者。
凧(たこ)にカメラを付けて揚げ、撮影しようとする者。
風船にカメラを付けて撮影しようとする者。

しかし、関係者も柵の内部を見ることが出来る撮影ポイント(船の科学館、展望台など)が有ることも認識しており、内部を見られたくないと言うわけではなく、過激な行動で、その本人や他の来場客が怪我をすることを懸念していた。

全てが終了するまで残りわずかとなってきたが、このまま大きな問題なく満了して欲しいものだ。

No.70/既に取り外していたパーツの搬出のみ


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/17 木曜
作業開始時間に合わせての観測
天候、晴天


前回(二日前)に引き続き、平日、出社前からの観測。
この日の観測も、途中から特派員に引き継いだ。

レインボーブリッジからは視認が困難になってきた。
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一日来ない間に《腕》の解体が進んだようだ。
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たった一日来なかっただけで目に見えて緑が増えている。
自然の力強さに感心してしまう。
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《左腕》は肩を残すのみのようだ。
《右腕》も、肘から下は取り外されている。
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オフィシャルショップ周辺は、重機から備品まで全て撤去され、元通りの公園に戻っている。
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近場から《腕》の状況を確認してみる。
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《左肩》からは、何かの配線が外装の隙間から覗いていたが、これが何の線なのかは不明。
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《右肩》も変化無し。
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作業員が《右腕》を確認していたので、腕の解体が始まるのかと思っていたが、ただの確認だけだったようだ。
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前回の観測時に取り外した《膝関節》パーツは搬出されず残っていた。
奥には《左膝》の関節が確認できる。
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《バックパック》上面パーツは、まだ残っていた。
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この日は、《バックパック》上面パーツの搬出から始まるようだ。
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続いて《膝関節》が搬出される。
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観測を行っていない昨日取り外された《肘関節》も搬出されていく。
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出ていったトラックは2台。
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続いて乗用車も出ていった。
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作業現場の様子がいつもと違うので、関係者に確認を取ることにした。
問い合わせたところ、直ぐに状況が分かった。

予定より速いペースで作業が進んでいるらしく、まだ10:30だが、この日の作業は終了らしい。

翌日は平日だが解体作業は行わず、各部の保護作業のみ行うらしい。

土日は公園を訪れる人の数が多いため、そもそも車両の出入りをともなう作業は行わないことになっているとのことだ。

気になる5連休は解体作業は休みとなり、残っている《腕》の中でも《肩》は特殊な作業員でなくては解体が出来ないらしく、解体作業の再開は翌週の木曜。


この日も正午になると、たくさんの子供がレジャーシートを広げていた。
潮風公園の普段というものは、こんな感じだったのだろうか。
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柵の内側に残っていたパーツも、この日の内に運び出されスッキリとしていた。
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