2009年09月 の記事一覧

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号外14/台座の解体が始まる


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/29 火曜
昼過ぎに観測
天候、曇り


もはや、柵の外から見える進行状況がないため、フジテレビからの撮影のみの観測とした。

ガンダムを構成していた外装やフレームは全て搬出されていた。
現場には重機が入り、いよいよ台座が解体され始めていた。
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台座に埋められていた土砂は、一旦別の場所に盛られる。
この土砂は最終的に公園の土壌として利用される。
(もともとが、この場所から掘り起こした土砂)
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No.75/全てのフレームが解体終了


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/27 日曜
昼過ぎに観測
天候、曇り


No.73では、日が沈み真っ暗で柵の内側が見えなかったため、作業が休みとなっている日曜の内に観測を行ってきた。
まだ金曜に解体された物は、柵の内側に置かれたままのようだ。
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腰のフレーム以外は寝かせて置いてある。
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《肩》上面の外装も日中だとよく見える。
画面上に赤線で記したフレームの角度で左右の区別が付く。
右肩の肩先だけ、ダクトのルーバーが取り除かれているようだ。
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前回はクレーン車が遮っていて、詳しく見れなかったが、このパーツは《二の腕》の外側のようだ。
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腕を懸架していた足場は隅に集められている。
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広場に言ってみると、もうそこにガンダムが有ったことが昔の出来事のように、人々は白い柵に興味も示さずくつろいでいた。
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そろそろ心の準備が必要だろうか。

しかし、この白い柵がある限り夏はまだ終わらないし、終われない。


No.74/ゲームショーで頭部が展示された


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/26 土曜
始発で幕張に向かい観測
天候、曇り


一般公開終了の日に「頭部は幕張で開催されるゲームショーに展示される」という情報を得ていた。
展示があるので《頭部》は公開終了後、早々に撤去されるという話だった。
撤去後は清掃をした後に点検と調整をする事になっていたらしい。

そう言うことで、一般公開の最終日が台風により中止となり残念ではあったが、9月後半にまた台場ガンダムを見られると思うと、どこかしら励まされるような気持ちがあった。

撮影に適した場所を見つけるため、出来るだけ人の少ない時間を狙うため、始発で幕張に行き9:30の開始時間を待った。
入場料が1,000円かかってしまうが、台場ガンダムの頭部を見られるのなら小さい負担だ。
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この円柱状のゲートの向こうにガンダムの頭部が展示されている。
このゲートが動くのは朝のガンダムの公開開始時の演出初めと、閉館時間、間際の最終演出終了直後の2回だけだった。
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入口から少々離れた場所にバンダイナムコのブースがあったためか、開始時間からしばらくは人も少なかった。
この円柱を念入りに撮影している人はいたものの、数える程度の人数しか居なかった。
それとは対照的、円柱の隣(画像右側)のステージ前では、イベントを目的に訪れた人で満員となっていた。
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この展示では、台場でのことについても触れられていた。
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展示の主催は『GREEN TOKYOガンダムプロジェクト』から『社団法人コンピュータエンターテインメント協会』に変わってはいるものの、このガンダムが作られた大きな趣旨のひとつでもあるグリーン環境活動と言った目的は変わらずにアピールがされていた。
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ガンダムの前に張られた柵やチェーンは、ゲームの試遊を待つための列ではなく、このガンダムの観覧・撮影のための専用エリアだった。
プレス公開の写真を見たときは「ゲームの順番待ちがガンダムの前に並ばれたのでは近づいて撮影できない」と心配していたが、専用の場所を設けて頂けるとは、とてもありがたい処置だった。
この写真に写っている場所が、専用エリアの全てであり、突き当たりのステージ観覧の区切りまで行くと折り返して戻ってくる順路となっていた。
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ガンダムから少し離れた場所から撮影をしていると「撮影はこちらでお願いします」と、台場ガンダム専用の柵の内側に誘導される。
プレス公開での報道では「30分に1度の演出が行われる」との情報が流れていたが、その報道には間違いがあり、30分に1度というスケジュールはプレス公開のみだったらしい。
円柱状のゲートの前でカメラを構え10:00を待ち構えていたところにスタッフが来て・・・
30分に1回は昨日まで。
危険なので混雑具合を見て動かす。
演出の時間は不定期。
という説明をし、この段階ではステージを待つ人で混み合っているのでとうぶんは動かせない、その様に上から言われていると説明をしてくれた。
このガンダム専用のエリアは立ち止まってはいけないので、いったんは離れることとした。
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その場を離れたその直後、スタッフが慌てて駆け寄ってきて「今動かせるようになりました!!」と引き留めてくれたのだが、その時には既にゲートは開き初め、撮影は間に合わなかった。
貴重なゲートの開く瞬間は取り逃したが、初回の演出は近場で撮影する事が出来た。
まずは左・右の順に稼働。
音楽は潮風公園で流れていた物と同じで、出だしも同じだった。
駆動系の「ウィーン」という稼働音も潮風公園と同じだった
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左右に稼働した後は、時間を開けず上を向く。
ただし、その角度は潮風公園の演出よりも少ないものだった。
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あまり時間を開けず、すぐに顔を下ろしていた。
上を向いた角度も浅かったため、あっと言う間に顔は元の位置に戻っていた。
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潮風公園でミストが出ていた代わりに、ここではドライアイスによる蒸気がガンダムの後方で光に照らされていた。
そして1分ほどで演出は終了。
潮風公園の演出で言えば、ミストを噴霧し始める直前の段階で音楽がプツッと止まっていた。
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その後は、この画像の状態で固定されていた。
背後では時折、ミストを発生させていた。
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以降は、立ち止まってはいけないという決まり事に従い、順路を何度もグルグル周りながら撮影をした。
1回につき1枚という撮影制限はなかなか厳しいものがある。
このルールの下では、演出を定点からつぶさに撮影をすると言うことは困難だ。

潮風公園で数え切れないほど撮影した原寸大ガンダムだが、せっかくの機会なので、接近せねば撮影できないような場所を重点的に撮影してみた。
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頭部頂点の《メインカメラ》だが、この様に上下の二つに分割されていることは、潮風公園では分からなかった。
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とさか部分の付け根にも細い溝状のモールドが彫られているが、潮風公園では分かりづらかった。(意識して視認した記憶がなかった)
頭部の後方にも照明は設置され、頭部とドライアイスのミストを着色するように照らしていた。
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《襟》のパーツにも「手動開放」のパネルがあった。
これも、潮風公園では何かのパネルがあることは分かっていたが手動開放だったとは分からなかった。
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襟の手動開放の真下に細い溝のようなモノがあることも潮風公園では見えづらかった。
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《デュアルセンサー》の透明なパーツの内側には、LEDの光を乱反射するための細かい溝が作られていた。
車のヘッドライトと似ているが、それよりも細かく規則的な溝だった。
潮風公園での撮影では、LEDを視認できるような撮影を何度も試みたが、どうしても光が拡散してしまい失敗していた。この溝が原因だったようだ。
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頭部側面の穴にメッシュ状のパネルがあることは見えていたのだが、これほど近いと、そのメッシュ状がどのようになっているのかまで見て取れた。
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奥の方に首が見えていたが、詳細まで確認するのは難しかった。
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ガンダムの左右に並ぶ丸い光は、様々な色に移り変わっており、潮風公園でのオープニングセレモニーLight×Music Nightsを彷彿とさせる。
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どの色で彩られていても格好いいのだが、この頭部には青い要素がないので、青い光が一番似合っていたのではないだろうか。
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ガンダムの周辺には様々な掲示パネルがあるため、離れての撮影では何かしらの障害物が写り込んでしまうが、そもそもがゲームショーでの展示なので仕方ない。
むしろ、この頭部が見られただけでも十分に嬉しい。
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どれ程待っていても頭部が稼働する気配がないため、やや離れた場所で待機することにした。
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この位置から三脚を使えば、なんとか顔を隠さないで撮影が出来る。
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そして、2回目の稼働が11:00頃にようやく行われた。
大変不安定な撮影状況で、突然のことだったためビデオ撮影に専念し、カメラでの撮影は諦めた。
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隣のステージでの演出内容によっては、ガンダムを照らしている照明が消されることもあった。
事前のスタッフからの説明通りだとすると、ステージでイベントが行われている最中は、頭部が稼働することもないのだろう。
そう思い、ひと休みしていると古谷徹さんがステージに登場した。
ステージイベントには興味がなかったのでノーマークだったが、アムロ(古谷さん)とガンダム(頭部)という面白い写真も撮れ、思わぬ収穫となった。
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なかなか稼働する気配がなかったので、別の撮影場所を探すために移動した。
ちょうどガンダムの正面から撮影できる階段の踊り場を発見。
この位置からなら、若干の高台になっているので写り込む障害物も少なく、なによりもビデオカメラの三脚が設置できるため、動画と画像の両方を撮影する事が出来る。
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一時間以上待っても頭部が稼働することはなく、一旦場所を変えてみた。
ガンダムの目尻がキラリとグリーンに光っているように見えて格好いい。
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この位置は、先程の場所よりも高い。
また斜めからの撮影となるためガンダムの後方も若干だが撮影できて良い。
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再び元の場所に戻り、ひたすらに撮影の機会を待っていた。
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そして15:35
二度目の稼働から4時間半以上が経過し、ようやくの3度目の稼働だ。
ここまでの間にイベントの切れ目がなかったわけではないが、人が多かったからなのか、演出は行われなかった。
演出の際には、ガンダム各所のLEDが消灯され、照明も消され、潮風公園で馴染みとなった巨躯で演出が始まる。
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直情の画像は、演出の一番最後で一瞬だけ眩しく照らされたときの画像。
口元に落ちている逆三角の影はガンダムのひさしによるものだ。
また、背後の照明がマスクに回り込みマスクの細いガンダムに見えていた。

この点灯の後、ゆっくりと暗くなる。
そして、その後ゆっくりと照明が点灯し始める。
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閉館までに、後1時間半ほどしかなかったため、最後の演出も撮影していくことにした。
事前の報道での情報で30分に1度と書いてあったので、まさか1日がかりの撮影になるとは思ってもいなかった。
ガンダムの頭部が動くのは1時間に2回となっており、00分と30分にのみ動作するのだ。もし見に行くならこの時間帯を狙ってブースを訪れたほうがいいだろう。(日経トレンディネット)
この後に立てていた予定は全てキャンセルとせざるを得なかった。
いろんな場面でマスメディアには良い印象はないのだが、今回も誤報に翻弄されてしまった。
蛇足だが、日経トレンディネットはガンダムの観覧・撮影のための専用エリアのことを『「ガンダム vs. ガンダム NEXT PLUS」の試遊台に並ぶための策が立てられており、ここに並べばガンダム頭部により近づくことも可能だ』と報道しており、こんな誤報ばっかりの記事を書くようでは、いったい何のためのプレス公開日だったのかが分からない。


そして16:574回目が始まった。
そろそろ閉館の時間なので、この演出のままゲートも閉められていくことになる。

演出の流れは前記しているため、ここから下にはゲートが閉まってく場面のみの画像をまとめることとした。
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こうやって、久しぶりの原寸大ガンダムと接した1日が終わった。
これだけ良くできた格好いいゲートを作ったのだから、もっと頻繁に開け閉めの様子を見せてくれたり、この頭部の演出用の時間を設けてもらえればもっと良い演出となったのではないかと思う。
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今思えば、触れてはいけないとの表記もなかったため、少しぐらい襟に触れておけば良かった。
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そして名残惜しくも閉館時間のため、幕張メッセを後にすることにした。
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この日、動画撮影に成功した演出は4回中、3回分。


No.73/下半身の一次フレームが解体されていた


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/25 金曜
仕事を定時に終えての観測
天候、晴天

4月頃の組み立て時なら仕事の跡でも観測できていたのだが、10月近くなると、仕事を終えた頃は暗くなってしまう。
フジテレビからの撮影は真っ暗で撮影が出来なかった。

とりあえず潮風公園に行ってみた。
この日の日中の作業で既に下半身の一次フレームは撤去されていた。
予想はしていたが、こうやって無くなった様子を見ると、押し寄せてくる寂しさがある。
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《腕》の解体用の足場も無くなっていた。
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白い柵のみになってしまった。
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台場のビル群が、こうもスッキリと見えてしまう事が寂しい。
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10月の中頃には全てが終わるだろう。


No.72/腕の解体が終了


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/24 木曜
仕事前から観測し、特派員に引き継ぎ
天候、晴天


五連休中と、その前日から解体作業は一時中断していたが、この日より再開される。
連休前に関係者から聞いていた話だと、この日は《腕》の残りの外装を全て外してしまうことになっている。
足場から一旦取り出して解体を行うらしい。
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まずは、オリンピックマークが貼られている《左腕》からのようだ。
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釣り下げのワイヤーを固定した箇所は、肩上面と腕の付け根の2箇所。
作業員の手元を見ていると、思っていたよりも小さな留め具で固定していた。
試行錯誤しているようで、作業は少々ゆっくりペースだった。
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それまで《腕》を懸架していた鉄骨からクレーンのワイヤーへと付け替える。
その鉄骨は、《腕》を吊り上げるため前方へと移動させていた。
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クレーンに吊り上げられ、足場の中でゆっくりと回転しながら上がっていく。
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そして、作業のため台座左側へと下ろされていった。
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ある程度の高さを保ったまま次の作業に入る。
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そこまで《肩上面》から懸架していたワイヤーは肩付け根付近に付け替えられ、比較的細いワイヤーは肩先の鉄骨へと付けられる。
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そのままゆっくりと横倒しにし始めた。
これ程の近場で《肩》上面を見ると、あらためてその面構成の複雑さに驚かされる。
ホテル30階から見ていても気がつかなかった複雑な凹凸に気付きけた。
ここに来て新鮮な驚きがあるとは、やはりこのガンダムは最後まで目を離せない。
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傾きが確保されると、肩先の懸架用鉄骨に取り付けていたワイヤーを外し…
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外したワイヤーは、今度はフレーム先端(手首側)に取り付けた。
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フレームの両端を吊り上げ真横に倒した状態で吊り上げ…
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《腕》を逆さまにしてしまった。
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作業は朝から平行して《上半身》の二次フレームにも着手していた。
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しばらくして《腕》のフレームが引き上げられたときには、外装は全て取り外され一次フレームのみとなっていた。
ピラニアの水槽に肉を突っ込んだようだら骨だけになってしまった…そんな印象だった。
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取り外された外装は、すぐに移動させられた。
まずは上面の外装から。
前面(オリンピックマークが貼られていた側)と背面の外装は、この上面の外装の黒い部分に空けられた穴を貫通して二次フレームへ固定するようだ。
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移動中に回転し、上面外装の内側に露出している二次フレームを確認することが出来た。
外装に平行ではなく、腕の傾きに会わせて傾斜が設けられている。
《肩先》のスリット部分にはミスト噴霧の配管が残っている。
これは次回、組立の際もそのまま使うのだろうか。
それとも搬出した後で更に分解するのだろうか。
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作業中は不安になるような音が漏れ聞こえてくることもなく、淡々と進んでいた。
続けて《左腕》の解体に取りかかる。
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モビルスーツの腕が青空へと吊り上げられていく。
一般公開は終了しているが、この構図を見るだけでもガンダム好きにとっては十分すぎるショーではないだろうか。
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肩口の断面も遮る物無く観察できた。
設定上のフレームの一部を再現した様に見える四角い構造物が軸の周辺に見られる。
なぜだか前方と下方にしか作られていない。
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前後軸(矢印左右)の駆動は前方のフレームが行い、上下軸(矢印上下)の駆動は下方のフレームが行う。
そういう解釈なら、この状態が『本物のガンダムの再現』と言うことになるのだろう。
それとも、単に背面と上は見えないから省略と言うことなのだろうか。
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《左腕》と同じく、逆さ吊りにしていく。
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先程よりも手際よくスムーズに傾けられていた。
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あっと言う間に上下逆さまになり、《肘関節》が天を向く。
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角度的にはラストシューティングで右腕を突き上げた状態と酷似しているが、その全容が見られないことが残念だ。
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柵の隙間からは作業の状況が垣間見えていたのだが、ほぼ地面に置かれているような位置まで下げられていた。
これなら確かに解体作業も楽だろう。
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突き上げた状態の《右腕》はレストハウス展望台からも見える。
こうやってパーツ単位で見ていると、その大きさを再認識させられる。
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解体作業は《肩》前背面の外装を真っ先に取り外していた。
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《上半身》の二次フレームも細かいパーツは手作業で撤去している。
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ついに《右腕》も全て解体されてしまった。
これで、外装が付いているパーツは全て無くなり、ガンダムの面影を残す物はなくなってしまった。
自分で解体をしているわけではないので達成感とは違うのだが到達感という物は感じてしまう。
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今しがた取り外された外装も、すぐクレーンで移動された。
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《左肩》上面の中にある三次フレームは、右肩よりも傾斜が少ない。
こうやって左右を比較すると、完成時の腕の振り上げ角度に従い三次フレームの角度も決まっているように見える。
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《肘》は二つに分解され運ばれていく。
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前方と外側、背面と内側、こういうカギ括弧のような2分割になっているようだ。
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《肩》前面・背面は先程移動させられていなかったようで、まとめて移動させていた。
この日は全てにおいて、搬出のためと言うよりは敷地内で整理のため移動させているようだった。
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まず、左右共に背面パーツが移動させられる。
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オリンピックマークの貼られた《右肩》前面も、そのマークが視認できる高さまで釣り上げられた。
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パーツをまたいで貼られていたオリンピックマークは一部を切り裂き、束ねるように剥がされている。
こういう画像を見ると、やはりほんの一時的なマーキングだったことが実感できる。ガンダムファンにとっては「ほっ」とする画像ではないだろうか。
そして、垂れ下がっている配線だが・・・
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《右肩》には配線が見られず、その代わりに小さい穴を確認することが出来る。
航法灯のLED全般の配線だろう。
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《腕》の作業が終わったところで《上半身》二次フレームも大きなパーツが取り外され始めた。
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《上半身》二次フレームは大きく三つに分解。
まずは左半身がクレーンで釣り上げられ取り外された。
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これも、取りあえずの場所へ移動。
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次いで右半身を撤去。
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最後は《コックピットブロック》を構成していたフレームを撤去し、いよいよ上半身も姿を消してしまった。
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腕の懸架・解体用の足場も一部撤去され始めた。
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この日の作業はこれで終了のようだ。
作業員の間では「明日の仕事が無くなってしまうぞ」という会話がされていたようで、かなり早い段階(時間)で作業員の大半は帰っていた。
上半身フレームを解体していたときには、もう半数以上の作業員が帰宅していた。
こういう状況からも、解体作業は予定よりも速いペースで進んでいることがうかがい知れる。
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残すは下半身の一次フレームのみとなった。
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二次フレームは台座の上にまとめられている。
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《肩》上面と《肘》は台座右側。
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このパーツのみ、どこの物だか分からなかった。
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翌日は、下半身も全て解体されてしまうだろう。


No.71/台座の上の物がひとつ撤去されたのみ


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/19 土曜
作業現場が休日のため昼過ぎからの観測
天候、晴天


前回の観測で関係者から聞いたとおり、昨日は平日だったが解体作業を行わなかったようだ。
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だが前回の観測終わりに高所からの撮影した画像と比較すると、台座の左後方に置かれていたフレームが無くなっていた。
このフレームは、まだ頭部が取り外される前から台座の上に置かれていた物で、何に使われていた物なのか分からない。
大型のクレーンが動いていた痕跡があるが、それを移動させるための稼働だったのだろう。
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前回との変化がないため、普段見ていなかった場所に目を向けてみた。
飲食コーナーのコンテナが撤去されて2週間以上が経ち、雨も何度か降っているというのに、まだ設営されていた跡が残っている。
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人口の石畳に置かれたコンテナ跡とは対照的に、広場の芝は日増しに生い茂み、415万人が押し寄せたイベントを過去のモノとしようとしていた。
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撮影するような変化がなかったので、No.68で確認した外装への鉄骨の食い込み部分を拡大して撮影してみた。
FRPは強く押し曲げられ、切断面も刃物やノコの類で切ったと言うよりは、引き裂いた様に素材が伸び、塗装は一部が割れて剥げていた。
この画像で確認するまでは、作業員が目的を持って切り込みを入れたのかと思ったが、やはり鉄骨で破損させてしまったのではないだろうか。
FRP製だと言うことで、てっきりガラス繊維等で補強されていると思ったのだが、この様に断裂すると言うことは補強などはされていないのだろうか。
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柵の入口だが、車両の通り道の両側にある黄色いフェンスのが一部破損している。
過去に撮影した画像で確認してみると、9月10日には破損はなく、12日の画像では既に破損していた。
その破損の状況は強い力が掛かり押し曲げられたように見えた。
近くで見てみても、何かが打ち当てられたような痕跡はなく、おそらくは誰かが柵の内側を見ようと登るための足がかりに使い曲げてしまったのではないだろうか。
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関係者から聞いた話だが、過激な行動を取る人も少なからず居るようだ。
脚立を用意して柵を乗り越えようとする者。
肩車をして柵の上に手を掛けよじ登る者。
6メートルの棒にカメラを固定して撮影しようとする者。
凧(たこ)にカメラを付けて揚げ、撮影しようとする者。
風船にカメラを付けて撮影しようとする者。

しかし、関係者も柵の内部を見ることが出来る撮影ポイント(船の科学館、展望台など)が有ることも認識しており、内部を見られたくないと言うわけではなく、過激な行動で、その本人や他の来場客が怪我をすることを懸念していた。

全てが終了するまで残りわずかとなってきたが、このまま大きな問題なく満了して欲しいものだ。

No.70/既に取り外していたパーツの搬出のみ


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/17 木曜
作業開始時間に合わせての観測
天候、晴天


前回(二日前)に引き続き、平日、出社前からの観測。
この日の観測も、途中から特派員に引き継いだ。

レインボーブリッジからは視認が困難になってきた。
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一日来ない間に《腕》の解体が進んだようだ。
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たった一日来なかっただけで目に見えて緑が増えている。
自然の力強さに感心してしまう。
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《左腕》は肩を残すのみのようだ。
《右腕》も、肘から下は取り外されている。
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オフィシャルショップ周辺は、重機から備品まで全て撤去され、元通りの公園に戻っている。
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近場から《腕》の状況を確認してみる。
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《左肩》からは、何かの配線が外装の隙間から覗いていたが、これが何の線なのかは不明。
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《右肩》も変化無し。
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作業員が《右腕》を確認していたので、腕の解体が始まるのかと思っていたが、ただの確認だけだったようだ。
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前回の観測時に取り外した《膝関節》パーツは搬出されず残っていた。
奥には《左膝》の関節が確認できる。
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《バックパック》上面パーツは、まだ残っていた。
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この日は、《バックパック》上面パーツの搬出から始まるようだ。
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続いて《膝関節》が搬出される。
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観測を行っていない昨日取り外された《肘関節》も搬出されていく。
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出ていったトラックは2台。
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続いて乗用車も出ていった。
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作業現場の様子がいつもと違うので、関係者に確認を取ることにした。
問い合わせたところ、直ぐに状況が分かった。

予定より速いペースで作業が進んでいるらしく、まだ10:30だが、この日の作業は終了らしい。

翌日は平日だが解体作業は行わず、各部の保護作業のみ行うらしい。

土日は公園を訪れる人の数が多いため、そもそも車両の出入りをともなう作業は行わないことになっているとのことだ。

気になる5連休は解体作業は休みとなり、残っている《腕》の中でも《肩》は特殊な作業員でなくては解体が出来ないらしく、解体作業の再開は翌週の木曜。


この日も正午になると、たくさんの子供がレジャーシートを広げていた。
潮風公園の普段というものは、こんな感じだったのだろうか。
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柵の内側に残っていたパーツも、この日の内に運び出されスッキリとしていた。
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No.69/下半身の全てのパーツが解体終了


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/15 火曜
作業開始時間に合わせての観測
天候、曇り

前回の観測は12日(土曜)
14日(月曜)の日中には、かなり解体作業が進んでしまった。

まずは、この観測前日の作業終了後に撮影した画像を分析。
撮影は特派員が17:45に撮影。
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《大腿部》後部が左右並んで置かれている。
三次フレームは取り付けられたままだ。
No.67で雑な解体をされ、その時は外装から三次フレームを取り外したり、取り外さなかったりと、曖昧な作業だったように見えるが、外装のそれぞれに保管用の支持フレームがあるらしいので、それとの固定のためにも本来は三次フレームは外装から取り外さない物なのではないだろうか。
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《右ふくらはぎ》の内側にも三次フレームがそのまま残されている。
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台座の外には《腰》が解体され、スカートが1枚ずつ置かれている。
台座の後方(画像中頃)には《バックパック》のノズル基部がノズルを取り外した状態で置かれている。
画像の右下には見えるのは《左膝》のようだ。
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15日の早朝にレストハウス展望台から撮影。
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膝の間接を構成するパーツが露出して見える。
後には二次フレームのみとなった《上半身》が見える。
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広場の緑は日増しに増えていく。
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柵の入口が開き内部が見える。
たくさんの毛布が干されているのは、取り外した外装を保護するための物だろう。
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台座のスロープにまで膝パーツが置かれ、分解した外装を置く場所がこれ以上無い事を物語っているように見える。
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まずは、この日の解体作業が始まる前に、露出した《左膝関節》のパーツを観察する。
組み立て時には、この状態を確認することが出来なかったので観測日記としては貴重だ。
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《左膝関節》だけ、この部分が切り取られている。
組み立ての際に、この現場合わせで削り取ったのだろう。
その他、この画像では組み立ての際に避けられなかったであろう傷などが見て取れる。
解体時の不注意で付いた傷とは違い、他のパーツが接していた状況や汚れが溜まってしまった場所などが見て取れ、眺めているだけでも楽しい。
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《ふくらはぎ》取り外し前後の対比。
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完成後には見えなくなってしまう部分の、かなり深い位置まで作り込まれている事が分かる。
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ふくらはぎパーツが取り付けられれば見えなくなってしまう《すね裏》パーツの可動軸が左足に見える。
この黒い二つのパーツが軸となり開閉するようだ。
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この時点で8:00前。
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大量のパレットが運び込まれてくる。
昨日、取り外したパーツを搬送していくのだろう。
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ここから先は特派員を撮影の為に残し、仕事へ向かった。

まずは《左ふくらはぎ、内側》パーツからつり上げられ作業の開始のようだ。
まずは、先日取り外した外装をパレットに乗せ搬出から始めるようだ。
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三次フレームにベルトを固定してつり上げていた。
これにら外装の塗装を傷つけることも無いだろう。
それを考えると、No.67で三次フレームまで取り外してしまった外装の運搬は、不必要な傷を付けてしまっただけでなく、そうとう手間がかかったのではないだろうか。
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《左フロントスカート》は、これ以上高くつり上げられなかったため、多くを観察する事は出来なかった。
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《左ふくらはぎ、外側》
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トラックで搬出されていくわけだが、隠すことなく運び出されていった事には少々驚いた。
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続いては《バックパック》を構成していたパーツが搬出される。
ビームサーベルの取り付け部分。
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ミスト・照明・避雷針を兼ねる部分だが、そられは既に分解され先に撤去されたのだろう。
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搬出作業と平行して、左足に残された《すね》の取り外しに取りかかっていた。
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《ノズルの基部》の左側。
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ノズルそのものも釣り下げた状態で搬出されていた。
接続部には、ミスト用のパイプが切断され、照明の為の配線は長めに確保され束ねられている。
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分かりづらいが《左サイドスカート》
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人目に付きやすい部分だからなのか、三次フレームも濃いグレーで塗装されている。
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そして《腰》の二次フレームが積み込まれていった。
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積み込みの終わったパーツは次々とトラックで搬出される。
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この段階の柵の内側には、まだ多数のパーツが残っていた。
手前の木製パレットで隠れて見えづらいが《大腿部》前面はまだ残っている。
その奥には、大腿部の上面に蓋をするようなかたちで取り付けられていた黒いパーツが見える。
台座の後側(画像右端)には《バックパック》上面のパーツが見える。
バックパック上面は分割されていない、ひと続きのパーツだったようだ。
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《バックパック》のノズル基部は、まだ右側が残っていた。
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上半身の二次フレームは手を付けられていない。
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9:25には《左膝》の取り外しが始まった。
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細かく確認をしながら、丁寧に分解していく。
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構造を理解しているような的確な解体手順で作業は進んでいく。
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ゆっくりと丁寧につり上げられる。
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裏側にはパーツを分類する記述が見えた。
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残された《左膝関節》外側も撤去。
上半身へと続いていたミスト用パイプと電気系統の配線は残っている。
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この流れのまま《すね》の取り外しに取りかかる。
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まずは前面から釣り上げられていく。
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表からは見えづらかったが、移動中に裏側の構造と三次フレームが確認できた。
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《すね》の背面も、二次フレームと三次フレームの接続を外そうとしている。
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取り外し作業と平行して《右サイドスカート》が搬出のため移動させられていた。
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続いて《右フロントスカート》
どうやら、部位でまとめるのではなく、右側パーツ左側パーツでまとめられているようだ。
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《すね》の背面も、ゆっくりと取り外された。
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10:25の段階で、脚部左側の外装は全て取り外された。
丁寧な割には作業が的確で早い。
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今しがた取り外された《すね》の背面は台座後方に置かれている。
外装地面の間にはスタイロフォームを敷き塗装面を保護するだけでなく、水平も保っていた。
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時間を開けず《右膝》にも解体の作業はおよぶ。
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画像では分かりづらいが、塗装面には保護のための何かが挟まれている。
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《右すね》が釣り上げられ、すねの下部にはスラスターもそのままの状態だと言うことが確認できる。
組み立て時は分からなかったが、ミスト噴出の役割を有したスラスターはスネと一体の構成のようだ。
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右足では既に取り除かれていたため確認できなかったが、《すね》の外装の下にはT字状の支持フレームがあったようだ。
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二次フレームと三次フレームを繋ぐジョイントといったところだろうか。
これがきつく取り付けられているようで、取り外しに難航していた。
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この画像で取り外そうとしている部位は、《ふくらはぎ》と《膝関節》が接触する装甲のようだ。
膝を曲げたとき、このパーツが可動し装甲と関節の接触を防ぐという設定になっているのだろう。
腕などではよく見かける可動装甲の設定だ。
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若干ぼやけているが《ふくらはぎ》の可動装甲を取り外した瞬間の写真。
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いったんパーツを地上に持ち降り、《右ふくらはぎ》の取り外しにかかった。
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まずは外側から取り外した。
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《右ふくらはぎ》外側のパーツは台座右側に下ろされていった。
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配線は長めに確保され三次フレームに巻き付けられていた。
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続いて《右ふくらはぎ》内側のパーツ、取り外しに着手。
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二人がかかりで支えながら取り外す。
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内側のパーツであり、そのまま釣り上げるわけにも行かないため、支えている作業員の一人がクレーン操作を行いつつ後方へ誘導していた。
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その流れで《ノズルの基部》の右側を搬出のため移動。
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《右大腿部》背面パーツも移動させられた。
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12:00を過ぎ、遠足のような子供の集団がレジャーシートを広げて昼食を摂っていた。
解体作業も昼休みだ。
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午後からは《右膝関節》の取り外し作業から始まった。
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積み荷の内容は分からないが、取り外されたパーツが午後も次々と搬出されていった。
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左右に関係なく、高い位置にある物から取り外しているようだ。
《右すね》の外装を残し、全ての外装が取り除かれた《左足》のミスト用パイプや配線の取り外しが始まった。
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《左足》は一次フレームを残して綺麗に解体された。
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最後まで残っていた《右すね》の取り外しに取りかかる。
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まずは背面から。
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そして前面も取り外された。
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《股間》のパーツを残し、下半身は一次フレームのみとなった。
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その《股間》パーツも前後から同時に取り外し作業を開始。
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《股間》パーツはゆっくりと真下に下ろされていった。
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組み立て時には見ることが出来なかったが、完成してしまえばほとんど見えなくなってしまうような部分にまで用意周到にディティールが再現されている。
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まだ16:00だが、この日の作業はここまで。
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最後に遠景から確認のための撮影を行った。
この日に取り外されたパーツは、まだ搬出されず柵内に残っていた。
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大腿部の上面を覆っていたパーツは前日に取り外され物だが、まだ搬出されず残っていた。
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地上からの観測では分からなかったが、《前後脇腹》パーツは上半身の二次フレームに立てかける状態で置かれていた。
昨日の段階で、すでにこの場所に置かれていた様だが、クレーン車の影になり確認が出来なかった。
物が大きいから搬出は後々になるのだろうか。(取り外されてから5日になるが、未だに搬出されていない)
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一見すると、あと数日で解体作業は終わってしまいそうだが、まだ《腕部》がほとんど手つかずの状態なので、これからの注目は腕部になるだろう。


No.68/腰の取り外し


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/12 土曜
作業開始時間に合わせての観測
天候、曇りのち雨

この日も、広範囲におよぶ解体作業が行われると予測し、作業開始時間である8:00よりも30分程早く公園入りをした。

レインボーブリッジからでも解体の進行状況が分かる。
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ゆりかもめ台場駅のホームからは、かろうじて《腰》パーツが見える。
その背後には、《両腕》を懸架しておく足場が見える。
前回と今回の観測の間に《上半身》はすっかり撤去され、《股間》のパーツも前後共に取り外されたようだ。
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レストハウス展望台からの撮影。
両腕は解体に取りかかっていない様子。
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広場の緑は、少しずつだが着実に再生している。
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かつてオフィシャルショップがあり、大勢が列を作っていた場所も、夏前の姿に戻りつつあった。
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組み立て時《腰》は全てを組み上げた状態で搬入されてきたため、この様に《腰》ブロックの二次フレームが露出している状態を見るのは初めて。
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《膝》は組み立て時と同様にパネルが取り除かれていた。
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他のパーツ同様に、このパーツにも解体時作業の破損が見られた。
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《右膝》には破損は見られない。
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《左右膝》先端の航法灯もLDEごと取り外されている。
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ガンダム後方に懸架されている《腕》に視線を移してみる。

《肩》の航法灯もLDEごと取り外されていた。
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前回の観測で鉄骨の食い込んでいた部分からは、既に鉄骨は取り外されていた。
鉄骨が食い込んでいた箇所には上下に切り込みのような跡が残っている。
組み立て時や、懸架用鉄骨取り付け以前には無かった切り込みだ。
5分程の時間で人為的に入れた切り込みだと思うのだが、その場あわせの作業にしては、こんな大胆な切り込みを外装のすれすれまで入れてしまうとは、いったいどういう事になっているのか想像が付かない。
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《二の腕》も左右共にパネルが取り除かれ、配線を撤去した痕跡が見受けられた。
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《左、二の腕》
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《右、二の腕》
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《大腿部》もパネルが取り除かれ、一次フレームがあらわになっていた。
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腕を解体している左側では、組み立て時と同じ位置に上半身がおかれていた。
組み立て時は、《バックパック》を最後に取り付けていたのだが、解体時はまず胸部パーツから取り外されたようだ。
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そのバックパックには、妙な場所に傷が付いていた。
他のパーツが干渉するような部位ではないのだが、傷付近にわずかに残っている接触跡を見ると赤い塗料が付着している事が分かる。
作業用のクレーンを接触させてしまったのではないかと思う。
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こちらは、ビームサーベルを取り外す際に無理な力を加えてしまったのだろう。
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クレーンの先端が《腰》の上にさしかかった。
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この日の解体作業は、まず《腰》からのようだ。
作業員は《腰》の上に一人、クレーンに一人。
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私がビデオカメラを固定し観測を行っていた隣では、オフィシャルの動画記録も行われていた。
これだけ一般のギャラリーは少なくなってしまったが、公式記録は当然最後まで行われていくのだろう。
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ヘルメットには、ガンダム30周年のステッカーが貼られていて羨ましい。
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そして、音もなく《腰》パーツが浮き上がっていった。
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他のパーツに接触しないよう、クレーンに乗った作業員が両手で保持していた。
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このパーツも、組み立て時と同じ場所に下ろされていった。
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この段階で10:00だったが、雨が降り始めてしまった。
それなりに大粒の雨だった。
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大型のクレーンも畳まれ、まるで作業終了のような雰囲気だ。
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雨が降っていた時間は、わずかなものだったが広場には、いたるところに水たまりが出来てしまった。
作業現場のゲートからは次々と乗用車が出て行っていた。
現場で作業をされていた方に聞いたところ、この日の作業は中止になったらしい。
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《腰》が取り外された状態での後ろ姿。
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上半身へと伸びていた配線やミストのパイプがわずかに見えるが、こちらも取り外すというよりは切断されていた。
前回の観測で発見した肩の付け根に露出していたパイプ同様に、次回組み立ての際は新しいパーツを使用するのだろう。
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作業は中止と言うことで、この日の観測を終了する。
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この日の作業状況の把握のため、撮影場所を高所に移した。
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ガンダムの右側には、この日に取り外された《腰》と、《前後の股間》がおかれていた。
その奥には二日前に取り外した《コックピットブロック》が搬出されないまま置かれていた。
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ガンダムの左側にも、二日前に取り外した《左右の胸部》と《背中》が置かれていた。
一番手前には、《襟》も置かれている事が分かる。
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ガンダムの背後で、柵に遮られて確認できなかった台座の上に《ビームサーベル》が並べて置かれていた。
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この日の観測時間は短かったが、多くのことが発見できた。

「もしかして」と思い、フジテレビのショップに寄ってみると、オフィシャルショップで売っていたフジテレビのキャラクター入りノートが売られていた。
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帰り際にレインボーブリッジから撮影をすると、まだかろうじてガンダムの面影を確認することが出来た。
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このような写真を見ていると、またここから組み立てが始まるのではないかという不思議な妄想を描いてしまう。



No.67/右腕・胸部取り外し/腹部パーツ破損


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/10 木曜
有給を取っての観測
天候、晴天


前日の早朝に頭部が撤去された事を考え、解体作業が始まる30分前に潮風公園入りした。

ゆりかもめでレインボーブリッジを渡る際にガンダムが視認できる。
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ア・バオア・クーを歩く最終話のガンダムの姿を彷彿とさせる。
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遠目にも、片腕と頭部がないことが分かる。
改めてその巨大さを感じさせられる。
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ゆりかもめ「台場駅」に到着。
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ホーム端から見ると、取り外された左腕の基部と首の先端がかすかに見える。
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そのまま隣の「船の科学館駅」に行くゆりかもめの車中から撮影。
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「船の科学館駅」ホーム端から見ると《右肩》に取り付けられた懸架用鉄骨が確認できる。
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レストハウスからの景観。
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展望台から見ると、一次フレームの露出した足首が見える。
その姿は、これがラストシューティングではなく、やはり解体作業だという事を実感させられてしまう。
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左真横から見ると、頭部や腕と言った白いパーツが廃されたシャープなラインを堪能できる。
バックパックに色濃く見えていた機械的な印象が上半身パーツに影響している。
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取り外された《左腕》とガンダム本体の対比。
手前に置かれた左腕がかなり巨大に見える。
このガンダムは、パーツ単位になった方が大きさを実感できるように思えるのは「人の形をしている」という先入観が無くなるからではないだろうか。
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右側面からだと、まだ解体作業の影響は少ない。
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《右肩》の懸架用鉄骨は垂直に伸びている。
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広場を若干見下ろして撮影をすると、だいぶ緑が戻ってきていることが分かる。
一般公開終了から半月も経っていないのに植物の生命力は大したモノだと感心してしまう。
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8:00を過ぎると、背後のクレーンが動き始め、解体作業が始まる。
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やはり《右腕》から取りかかるようだ。
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作業員は2台のクレーンと、肩の上からとの3人がかりで解体作業に当たっていた。
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肩の上面側面の二箇所にワイヤーを固定する。
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入念に二本のワイヤーの張り具合を確認していた。
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肩近辺の作業の合間に《首》の辺りを覗き込んでいた。
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次の撤去作業のための確認だろうか。
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そして、ぐらつきながらも音もなく《肩》が本体から離れていった。
腕の断面からはミスト用のパイプが見える。
切断されたようだ。
後記するが、このパイプは次回組み立ての際、新しいパーツを使用する事になっているらしい。
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前日は手際良く、ぐらつきもなく取り外されていったが、この日は取り外しまでに相当な時間を要しただけでなく、腕が離れていく過程に不安定さが有り、見ていて心配になってしまった。
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一旦は地面に近い位置まで下ろされた。
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そのままの高さで後方まで移動。
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《腕》解体用足場の準備が整ったところで、再度、腕を高く釣り上げる。
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足場の上では作業員が待ち構え、そこに上部から《腕》を格納していく。
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この固定作業は、本体からの取り外し作業以上に丁寧に行われていた。
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腕の重量を直接引き受ける鉄骨をスライドさせ、肩の真上に移動させ固定した。
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この固定作業の際に、周囲のギャラリーから「壊れた」「割れた」という言葉が漏れ聞こえていた。
よく見てみると、肩先から伸びていた懸架用の鉄骨が基部から曲がりFRPの装甲に食い込んでいた。
9:35の段階では、まだ食い込んでいる様子はない。
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9:40には、すでに鉄骨がFRP製の外装に食い込んでいた。
食い込んでいるとは言え、FRPに無理な力を加えれば亀裂をともなった破損になるはず。
何らかの手段で作業員が意図的に外装パーツに手を加えたのだろう。
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両手を失い、表情付けが出来なくなった上半身は機械的印象を寄り強くしていた。
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両腕の接続部があらわになったわけだが、左右の違いを発見した。
右側の肩口には、ベルト状の物を固定した跡が多数見えた。
腕を取り巻くようにびっしりと廃されている。
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しかし左の肩口には、それらのベルト状の物を用いた痕跡がない。
現場で応急処置的に設置された何かなのだろう。
材質的にはゴム状のようだし、ミスト噴霧で発生する水が意図しない流れをしたための対処ではないだろうか。
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解体作業は一旦終了のようで、柵の内側におかれていたアンクルガードを移動させ始めた。
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二次フレームに固定していた三次フレームが垣間見える。
一般公開中は見づらい場所だったが、裏側のモールドもしっかりと再現されている。
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しばらくは、表からではうかがい知ることの出来ない作業が柵の内側で行われていたようだ。
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昼前にトラックが2台出ていった。
二台にはアンクルガードと《くるぶし》の円形パーツが積み込まれていた。
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その後、クレーンによる解体作業が再開された。
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次の作業のために作業員がガンダムの中に入っていく。
日々観測していると、解体作業では命綱をどこにも固定しないまま高所での作業をしている風景を何度も目にした。
少々厳しい事を言えば、このイベントに汚点を残さないためにも安全管理は徹底していただきたい。
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大型のクレーンはガンダムの中心部分にワイヤーを下ろしていた。
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次は《首》の取り外しのようだ。
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既に接続は解かれているようで、何度か揺すった後にフワッと《首》パーツが浮き上がった。
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そして、そのままつり上げられていった。
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撤去中に回転し、《首》パーツの内側を見ることが出来た。
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引き続き《襟》の取り外し作業に入った。
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接続は既に解かれているようで、パーツを少し持ち上げ帯で固定する。
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他のパーツ同様にゆっくりと持ち上げる。
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若干傾きがあり、作業員が微調整をしていた。
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黄色いロープを垂らしたままだが、このロープを地上で操作して目的の場所まで《襟》パーツを導くのだろう。
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このような形状なので、そのまま平行移動していくのだろうと思っていたのだが・・・
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つり上げる状態で持ち上げていた。
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このパーツも回転し裏側が見えた。
解体作業を見ているだけでも、得られる物は多い。
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このパーツが下ろされていくとき、落下するほどの速度で下りていったので一瞬、固唾をのんでしまった。
周りで作業を見ていた人々も、その降下の勢いに驚いていた。
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上半身も、いよいよという面持ちとなってきた。
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継いでの作業は《肩》の上面。
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手持ちの工具で取り外し、クレーンで持ち下りた。
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その後、《胸部》内側に取り付けられていた設備の撤去に取りかかっていた。
薄い金属製の板やネットなど、多数の物を細かく取り外していた。
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胸部内側からは、度々金属を切断する音が聞こえ、暫くしてミストの配管が取り除かれた。
その切断音に驚いてしまったが、関係者に聞いた話だとこれらのパーツは今回限りの使用で、次回組み立ての際には、また新しい部品で対応するらしい。
この解体が終わった後、大がかりな清掃とチェック作業が入るらしく、見えない部分に使用されている規格品は破棄するらしい。
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全てを取りのぞかりた胸部のスリットからは、中の作業員の表情まで良く見えていた。
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コックピットブロックの四角い穴の中にはカメラが設置されている。
過去の画像をさかのぼって確認すると、9月3日まではカメラを確認することが出来るのだが5日には取り除かれていた。
結局、あのカメラで撮った映像を見ることはなかったが、どのように写っているのか是非見てみたい物だ。
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次は《胸部》の取り外し。
上半身全てを地上で取り付けた組み立て時と違い、解体は細かいパーツにわけて地上に降ろしていくようだ。
これには、小規模の設備と少ない労働力で作業できるという経費削減の狙いもあるとの事らしい。
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ロープの固定に難航していたようだが、暫くして《左胸部》が取り外された。
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ほんの瞬間に見えた《胸部》パーツの裏側は三次フレームも取り外されFRPの外装のみとなっていた。
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背中のパーツと固定していたビスは上下合わせて6箇所。
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胸部には、三次フレーム(画像のハシゴ状の物)が残っている。
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そして、この日も作業員の記念撮影タイムのようだ。
これを見ていた人々の中からは「俺の携帯も渡すから写してくれよ」「あぁ~あ、またやってるよ」「ま、あの人達の特権だからなぁ」など賛否両論、聞こえてきていた。
この場に通りかかった現場の責任者らしき人物は「お前ら、遊んでんじゃないぞ!!」と怒鳴っていた。
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この状態は、1~3次フレームまでが全て残っており構造が良く分かる。
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継いで《右胸部》の取り外しのようだ。
まずは肩上面のパネルをクレーンで持ち下りる。
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ずっと地上で撮影していた公式記録カメラがクレーンで上がり、高所からの撮影にあたっていた。
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《右胸部》も左同様にロープで固定し、ゆっくりと取り外していた。
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右側はFRPの外装に三次フレームを点けた状態で撤去されていた。
こういう状況を見ると、解体用のマニュアルがあるわけではなく現場任せなのだろう。
数日前に関係者から聞いた話では「外せるところから解体していく」と言っていたが、それは比喩ではなく言葉通りだったようだ。
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ガンダム胸部では、取り残された《左胸部》の三次フレームが取り外されていた。
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陽は傾いてきたが、作業は続けられる。
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《左胸部》の三次フレームがクレーンで地上に降ろされ、胸部の作業は一旦終了のようだ。
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次いで腹部の赤いパーツの取り外しのようだ。
前後のパーツを接続しているパーツの取り外し方が分からないようで、様々な工具を使って叩いたり引っ張ったりと、手を尽くしていた。
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作業員は何度も「割れてしまうぞ」と懸念していたようだったが、最終的に割ってしまった。
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先日の作業状況を見ていた特派員いわく「今日の作業は雑で荒い」と言っていたが、私自身、前日との比較なしでもハラハラする場面が多かった。
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反対側は、このパーツの対応策を考えたようで、固定されていたビスを片側だけ引き抜き、破損させず取り外す事が出来た。
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なおも作業は続き、コックピットブロックの取り外しにとりかかった。
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何度もグラグラと揺すり動かし、力任せ気味に取り外した。
このパーツが外れるまでの間、何度もボルトのような物が落下しFRPの内側を打ち付ける音が聞こえていた。
中には、そのまま地上まで落下している物もあったようだ。
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作業員からは「割れたぞ」と声が上がっていた。
かなりの時間を掛け捻り取るように外していたので、それを見ていたギャラリーからも心配そうな声が上がっていた。
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このパーツも地上に降りるまでに回転してくれたので、内側を見ることが出来た。
(下の画像は暗い部分が見えやすいように画像処理済み)
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中央に見えるT字の太いフレームが一次フレーム。
それを取り囲む鉄骨で構成されたフレームが二次フレーム。
そして背中の内側に見える比較的細いフレームが三次フレームだ。
この日の作業はここまでのようだった。
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一人ずつ作業員をクレーンで下ろし終了。
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この日だけでも、かなり解体作業が進んだ。
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号外13/自作観測ムービー

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号外12/頭部撤去後/左手取り外し風景


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/09 水曜
緊急事態のため特派員が代理で観測
天候、曇り


10日か12日に頭部が取り外される・・・
そう言った情報がまことしやかに出回っていた。

12日なら週末なので早朝からの観測が可能。
10日なら平日なので有給を申請。

そう思い10日に休暇を取っていた。
しかし、9日の早朝の時点で頭部が取り外されたとの情報が入ってきた。
後日、現地で関係者に聞き取り調査をした内容によると、頭部の取り外しとなると人が詰まってくることが予測されていたため、08:00の現場始業とほぼ同時に取り外しを行ったらしい。
そのため、作業現場内では普段よりも早い時間から作業の準備が行われていたらしい。
それでも「頭部が搬出される際はトラックの行く先々に人が居て警備が大変だった」と言っていた。

このガンダムの解体作業に関して、フジテレビの「とくダネ!」でも「寂しくなるので写さないで欲しいと言われている」との発言があった。
その言葉はテレビ用に繕った物だろうが、おそらくは制作側は解体作業は人の目に晒したくないのではないだろうか。

特派員が現場に到着したのは、ちょうど作業員が昼休みの時間帯。
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既に《頭部》はなく、《首》が残っていた。
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《頭部》が無いと、上半身がより大きく見える。
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背後から見ても、丸みを帯びた《頭部》が無いと、角張ったイメージが強調され、より無骨な背中に見えてくる。
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遮る物の無くなった脇の隙間からは空が見えていた。
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午後すぐに、左右の《かかと》が搬出された。
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シートの隙間から、《かかと》に書かれていたマーキングが見える。
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二人乗りのクレーンが《左肩》に取り付こうとしている。
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腕を懸架するための仮設フレームを取り付けるため、このパネルをまず外さなくては解体作業が進められない。
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二人がかりで丁寧に外していく。
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取り外したパネルはクレーンに乗せて地上に下ろしていた。
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続いては、《肩》上面のパネルの取り外し。
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二人がかりの作業だ。
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このパネルもクレーンに乗せて下りる。
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《頭部》の無くなったガンダムの上に人が乗っている様子は、さながら物語の中の整備風景だ。
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《左肩》の外側に取り付ける懸架用の鉄骨がクレーンでつり上げられ、作業員の乗ったクレーンも左肩に取り付く。
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懸架用鉄骨の取付を終了し、その後の作業の打ち合わせをしている様子。
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そのまま《腕》の取り外し作業を続行。
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バックパック上部の点検用入口から内部へ入り《左腕》の固定を緩める。
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そして、音もなく静に《左腕》が本体から離れていく。
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接続部や一次フレームがあらわになる。
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ゆっくりと静に下ろされていく。
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一旦は地面に近い位置まで下ろされた。
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その後、ガンダム背面に作られた解体用の足場へ運ばれていった。
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ガンダムの上では作業員がその様子を見守っていた。
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解体用の足場上面から《左腕》が下ろされていった。
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その後も、細かな調整は続く。
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作業員が携帯で写真を撮っている姿もすっかり見慣れてしまった。
周囲の目を考えても、どうせ撮るのならチャントしたカメラを用意したら良いのにと思ってしまう。
(携帯での撮影は遊んでいるように見えてしまう)
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腕の無くなってしまった左胸部は、遮る物が無く空が見えるようになった。
この時点では、ミスト噴霧の設備などは取り外されては居ない。
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そして、多くの人が望んでいた「ラストシューティング」の状態となった。
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続いて《右肩》に取りかかる。
綺麗な「ラストシューティング」の状態が見られたのも一瞬だった。
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後は《左肩》と同じ手順で取り外していく。
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肩口から覗く一次フレームに懸架用のフレームが垂直に取り付けられた。
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中央よりは、やや後に位置しているのは組み立て時と変わらない。
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この日の作業は、この状態で終了。
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腕の取り外された左側もこのまま状態のまま翌日へ持ち越しだ。
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ホテルから見ると柵の内側の様子が分かる。
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《かかと》は既に無く、《アンクルガード》と《くるぶし》のパーツはまだ搬出されていない。
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念のためフジテレビからも撮影してみた。
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正午から夕方まで密着してくれた特派員に敬礼!


展示/キャラホビ 2009 C3×HOBBY




GUNDAM BIG EXPOとはまた違ったイベントの記録。

たぶん、その手の趣味のない人にはどれも同じ展示会に見える気がする。

2009年8月29~30日
《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》最終日の前日という無茶に日程だったが、どうしても欲しい限定品があったので始発で幕張入りした。

他のイベントと比べても、徹夜組を含めてとても管理の行き届いたイベントだったので、どのイベントよりも待ち時間が楽だった。(名古屋のメーテレは最悪)

多数の出展があったが、きりがないので自分の興味のある物だけアップ。

やはり今の旬はガンダムユニコーンだろう。
一週間前の>GUNDAM BIG EXPOで初お目見えしていた等身大のガンダムユニコーンがここでも展示されていた。
EXPOと違い、余計な色の付いた照明がなかったので、純白の機体をそのまま撮影できた。
ただ、背面が見られない展示方法なので、EXPOで多数撮影しておいてよかった。

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以下は、雑誌掲載の作例。
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ガンダムUCの最初の可動を再現したジオラマ。
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ガンダムユニコーンの胸像。
サイズが大きいので細部まで細かく再現されている。
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フルアーマー ガンダムユニコーン
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破損したシナンジュ
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雑誌付録のユニコーンの胸像。
これは欲しい!!
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EXPOでは見られなかった背面が見られた。
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これは魂ウェブの出展。
凄い作り込み・・・
この状態で完成品の販売らしいけど、かなりの高額になりそう。
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No.66/両腕撤去用フレーム完成


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/08 火曜
仕事を定時で終わっての観測
天候、曇り


日照時間が短くなり、仕事の後の観測は困難になってきた。
ガンダムの背後には両腕を取り外し懸架しておくためのフレームが組まれていた。
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まるで一般公開前のような光景だ。
この段階から、もう一度始まってくれればよいのだが。
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企業・協賛ブースはフレームも解体されていた。
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遮る物が無くなったため、太陽の広場の備え付け照明が直接ガンダムを照らし出す。
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飲食コーナー側の遠景。
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企業・協賛ブース側の遠景。
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いよいよ本格的な解体が始まる準備が整ったわけだ。
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背後は人もまばらだ。
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そろそろ見納めなのか・・・
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No.65/工事にともなう許可票


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/06 日曜
15時より観測
天候、晴天


この日は観測をする予定ではなかったが、あまりに良い天気なので、ピクニックがてら潮風公園へ向かった。
このガンダムが見られるのもあとわずかかと思うと、出来るだけ多くの時間をガンダムと共に過ごしたいと思う。

柵の内側は、昨日と変化はなさそうだ。
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広場に行ってみると、昨日同様にそれなりの人の多さだった。
週末でこれ程の人数と言うことは、このイベントが8月いっぱいで終了していると言うことは、広く知られていると言うことなのだろう。
終了後初日は「ライトアップはいつから」とか「ショップはどこ」といった声も所々で聞こえてきていた。
作業の安全のためなのか、ガンダム左手の広場入口前は、柵で区切られており、この位置からガンダムへ直進して接近することは出来ない。
遠回りをしてレストハウス側に向かうか、ガンダムの背面を回り込まなくてはならなくなっている。
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人の数は少ないとはいえ、昨日(土曜)よりは人数が増している気がする。
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すでに解体に取りかかっているというのに、老若男女、綺麗なお姉さんからヲタクぽい人まで、非常に幅広い人が見に来ている。
初老の夫婦が「凄いね!」「格好いい!!」と言いながら写真をたくさん撮っていた姿が印象的だった。
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広場を訪れる人の中には、尚も欧米からの旅行客のような方をしばしば見かける。
広場入口でひと休みしている彼女と、カメラを握りしめて興奮気味にガンダムへ駈け寄っていく彼という構図もあった。
このガンダムの前では、歳も性別も国籍も関係ないのだろう。
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遠くから見ていて、なにやら昨日は見かけなかった掲示物があったと思ったら、工事現場で見かける定型の物だった。
白い柵のいたるところに「監視カメラ作動中」の注意書きがあった。
組立の時は「巨大ロボを組立中」という雰囲気があったが、解体となると「建造物の撤去」という色合いが濃い気がする。
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写真では分かりづらいが、公開期間中、テーブルが置かれており比較的地面へのダメージが少なかった近辺は、既に小さな緑が広く芽吹き始め、広場の一画を緑地へと変えようとしていた。
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ガンダム正面は、今も尚、たくさんの人を惹き付けていた。
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この日の目的はピクニック。
広場の脇にわずかに残る芝生の上にレジャーシートを広げて遅めの昼食をとった。
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コンビニで買ってきた食料の他に、広場の売店で「焼きそば(400円)」と「ナンドック(300円)」を購入。
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公園側が運営している売店のみが、まだ営業していた。
もちろん、公式な限定品などはなく、小売店でも買えるような商品だ。
ただ「ガンダム一番クジ」だけは今はここでしか買うことが出来ない。
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この日の作業は休みだったらしく、現場には一切動きがない。
なごり惜しいので、フィルターを使って撮影。
天気が良いので綺麗に撮れる。
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工事にともなう、票が掲示されていた。
事業の期間が来年の3月31日までとなっているが、実際の作業はそれ程まではかからないだろう。
作業員用の出入り口は、この掲示物の側にあるのだが、組立時の正面とは違い左側面になっていた。
組立時に詰めかけていたファンが煩わしかったから、位置を変更したのだろうか。
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開催期間中、多くの人がガンダムと同じポーズをとって記念撮影をしていた。
しかし、イメージが先行してしまっているのか、過度な姿勢となってしまいなかなかガンダムと同じポーズをとれる人はいなかった。
今までつぶさに、このガンダムを観測してきた身として、四肢の末端まで気を配りながら私もガンダムの姿勢を真似てみた。
気をつけたつもりが、左手の人差し指と中指がガンダムと違ってしまった。
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夏も終わりに近づき、陽が暮れるのが早くなった。
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夕陽を撮影し、陽の入りと共に観測を終了した。
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No.64/膝裏パーツの撤去/ミスト噴出口をフタ


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/05 土曜
10時より観測開始
天候、晴天


ガンダムが白い柵で覆われてしまったので、今回からフジテレビからの望遠撮影を再開することにした。
台座周辺が鉄板で覆われ、作業の地盤が整ったという感じだ。
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《足首》の進行状況は変化なさそうだ。
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プレハブの側面に何かを取り付けている。
これは防犯カメラではないだろうか。
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広場に行ってみると、この位置からはガンダムの大きな変化は見て取れない。
企業・協賛ブースは撤去が進んでいるようだ。
一般公開終了後、初の週末ということもあり、わずかではあるが平日よりも広場を訪れる人数は多い。
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白い柵は設置されたものの、それ以外の解体の準備はまだ出来ていないようだ。
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企業・協賛ブースも、少しずつだが撤去が進んでいる。
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飲食コーナーのテントも、側面の幕が剥がされている。
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広場を訪れる人の数は少ないが、その反応は公開期間中と変わらず好評のようだった。
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なぜだか、こうやって柵越しに見ている方が巨大に見える。
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工事関係者のようだが、柵の外から楽しそうに写真を撮っていた。
老若男女、このガンダムの前では誰でも写真を撮らずには居られなくなるのだろう。
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静にクレーンが動き始めた。
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ガンダム胸部に真っ直ぐに向かっている。
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ルーバー付近で何かをしているようだ。
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左右共に作業をしている。
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ミストの噴出口にフタをしているようだ。
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上半身の撤去準備だろうか。
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この作業員も携帯で写真を撮っていた。
260万円のオークションは何だったのだろうか・・・
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公開期間中にいろんな場面で活用されていた柵が撤去され始めた。
この柵ひとつとっても、思い出深いものがある。
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背面に回ると、ガンダムの膝裏のカッパー色のパーツが取り除かれていることに気付く。
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作業前後の画像を並べてみた。
このパーツを撤去しないと、その後の行程に進めないのだろう。
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海沿いには、撤去されている物品が積み上げられていた。
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クレーン越しに見るガンダムの姿が、解体に向けていよいよという差し迫った緊迫感を感じてしまう。
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柵の中のプレハブでは、解体の状況を記録している関係者の姿があった。
組み立て作業の時に多数設置されていた記録用の定点カメラは、解体作業では設置されず、警備用の監視カメラのみが数カ所に設置されているだけだが、手持ちのカメラによる記録は行われるようだ。
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入口付近に監視カメラが設置されているが、他にも何カ所か設置されているらしい。
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オフィシャルショップも床や壁面が撤去され、残りわずかとなっていた。
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ガンダムは柵の中に囲われてしまったが、水面に映るガンダムはまだ今までと変わりはない。
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事務局の基礎を残し撤去されている。
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広場入口から解体現場に続く道は、組み立て作業の時よりもしっかりとした補強がされていた。
組み立ての時は硬質なゴム状のシートだったが、解体作業では鉄板を敷いている。(広場の土壌はたいへんやわらかいので、思い車両などただ通過するだけで地面を変形させてしまう)
その鉄板は溶接で固定されている箇所もある。
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ここに積み上げられた物品は、依然として手つかずだ。
これはゴミなのだろうか。
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正午を過ぎ、太陽が真上に昇る。
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広場はしだいに賑わってきた。
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一般公開が終了してまだ5日目だが、足下からは既に新しい緑が芽吹いていた。
自然の生命力に驚いてしまう。
撤去作業の最後に、人の手で芝を蘇らせる計画になっているが、何も手を加えなくとも、この広場がまた芝生で埋め尽くされるのはそう遠くはないだろう。
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No.63/足首から解体が始まる


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/03 木曜
仕事前に観測
天候、曇り


平日の早朝と言うこともあり、人影はほとんど無い。
公開期間中なら、平日のこの時間でもかなりの観覧客数があった。
作業開始前の観測のため、ここに写っている進捗状況は09/02に行われた内容だ。
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ガンダムの《足首》の解体作業が始まっている。
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台座の外部照明の支柱は根本から取り除かれ台座に立てた掛けられていた。
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《足首》は、構造体の前後に張り出しているパーツなので、作業中に不慮の破損が発生しやすそうな形状だ。
作業中の落下物などで破損しないように、一番最初に撤去するのだろう。
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横から見ると、一次フレーム(メインの支柱)と三次フレーム(FRP外装の内側)の位置関係が良く分かる。
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《右足首》
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FRP製の外装を、メインの支柱に固定するための二次フレームが取り出されていた。
このフレームが、支柱と外装を繋げる橋渡しの役割を果たしていた。
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アンクルガードも取り外し、台座の済みに置かれている。
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分割されたパーツの双方に、目印が貼られていた。
解体後に再度組み立てる際の手間を減らすためだろうか。
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かかとのパーツ内側には外装とメインの支柱を隔てるように黒いゴム状のシートが貼り込まれている。
おそらく、大量のミストが発生するため、水が溜まりそうな箇所を保護するための物ではないだろうか。
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《左足首》
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こちらのかかとパーツ内側にもゴム状のシートがあった。
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観測ポイントをガンダム背面に切り換える。
背面からも解体された足首のパーツのいろんな部位が見られた。
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前面から見ていたときよりも、かかとパーツがかなり離れた場所に置かれていると気付く。
何人かで作業をしていても支障のない程のスペースだ。
また、台座の所々には使い切りの配線などが集められていた。
再度組み立てるときは、また新しい配線を使うのだろう。
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《右足首、背面》
くるぶしの球状パーツからは、左右にアンクルガード支持のフレームが見える。
また、後方には魚のひれのような金属板が二本突き出している事が分かる。
これでかかとパーツを固定していたのだろう。
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《左足首、背面》
右足と同じだ。
台座側からのびた各種配線が切断され泥で汚れた床面に放置されている様は、少し寂しいものがある。
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いつもの堂々としたアングルからの撮影だが、足元を見ると、解体が始まったという現実を改めて実感してしまう。
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企業・協賛ブースも立ち入り制限の柵が設置完了していた。
その内側の敷地に作業用のシーツが敷かれていた。
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事務局も、表面のグリーンが剥がされ、ありきたりなプレハブへと戻りつつあった。
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08:00を過ぎても、ガンダムを見に来る人の数はわずかだった。
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作業員も出勤してすぐに作業を開始したようだ。
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なごり惜しいが一旦この場を立ち去り、また仕事の後に訪れることにした。
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仕事を終え観察に来てみると、飲食コーナーにも企業・協賛ブース同様の柵が設けられ、ガンダム周辺にも作業用の本格的な柵を設置するための骨組みが組み上がっていた。
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《足首》は球体のパーツが取り外され、つま先のパネルも外されていた。
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企業・協賛ブースは半分以上がテントが剥がされ、骨組みだけとなっていた。
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背面も、朝よりも広い範囲で区切られ、柵を支える骨組みが設置されていた。
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事務局横の、以前、制御室の様な物があった場所には無造作に物品が積み上げられていた。
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その側には、その制御室に繋がっていたであろう配線の束が切断され、その断面を晒していた。
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公開期間中の明るさと賑わいが嘘のように、広場は暗闇に包まれていった。
陽が暮れるのが早くなったと言うのもあるが、もともとこの広場は夜間とても暗い場所だったと言うことを思い出さされる。
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ここまで作業が進んでしまうと、翌日にはガンダムの足元は見られなくなってしまうのではないだろうか。
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飲食コーナーも闇夜に包まれ、数日前までの賑わいや行列が懐かしく思えてくる。
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企業・協賛ブースの前には数日前まではテーブル席が並べられ、ガンダムを見上げながらいろんな人がくつろいでいた。
今でも遠くから歓声が聞こえてくるような気がしてしまう。
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フジの「めざましテレビ」で、ガンダムの今後について「解体作業は寂しくなるからうつさないで下さい」と言われたとアナウンサーが言っていたが、この暗闇の太陽の広場に立ち、ガンダムを眺めていると、確かに、この解体作業はテレビで流すような物ではないと思えてくる。


No.62/一般公開終了後、初日


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でした。
そしてNo.61で《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了しました。
プロジェクト終了後も解体が終了するまで観察は続きます。

09/01 火曜
有給を取っての観察
天候、晴天


一般公開は終了したものの、潮風公園にはまだ一般公開時と変わらずガンダムは立っている。
が、公開終了後の平日と言うこともあり、人の数はまばらなモノだった。
ほんの二日前までは、毎日数万人が訪れていた場所とは思えないほどの人の少なさだ。
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足下は、タッチ&ウォークの来場客が左右に侵入しないように設置されていた柵も取り除かれ、本来の姿を取り戻していた。
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フォトスタジオは早々に撤去されたようだ。
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企業・協賛ブースは、展示物は撤去されているモノの、テント自体はそのまま。
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飲食コーナーは各店舗で差はあるモノの、撤去作業の真っ最中のようだ。
ただ、撤去するモノは内容物だけで、コンテナ自体は主催者側が撤去する。
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ガンダム正面に敷き詰められていたブルーのタイル状プレートも撤去されている最中だった。
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作業する範囲だけを区切っており、それ以外の場所には自由に出入りできる。
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周囲には人もまばらで、日中にもかかわらず、この様な無人に近い写真が撮れる。
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台座周辺に設置されていた大型の照明も、ポールを残して取り除かれている。
おかげで、この様に見晴らしの良い写真が撮れる。
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公開前に白い柵が取り除かれた際には、既にポール先端に大型の照明が取り付けられていた。
この位置から遮る物のない写真が撮れるのも、公開終了翌日のこの日だけだろう。
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ガンダム周辺の詰めかける人も大変少ないため、どの方位からでもほぼ無人の写真が撮れる。
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警備員は、開催期間中の夜間と同じ編成で警備に当たっているらしい。
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台座後方のガンダムの足跡も、後半は汚れで模様が視認できないほどだったが、その泥汚れも最終日の台風で綺麗に洗い流されたようだ。
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広場の四方に設けられていた外部スピーカーも撤去されていた。
今までこの位置から撮影をすると支柱も一緒に映り込んでいたのだが、今はもう遮る物もなく見晴らしが良くなっていた。
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フォト



ガンダム前面のタイルの撤去作業もいつの間にか終わっていた。
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ガンダムの足下の土壌にはまだ格子状の跡が残っている。
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先程までは企業・協賛ブースに近づくことが出来たのだが、侵入禁止用の柵が設営され始め、解体作業の準備が始まった。
作業には安全を考えてだろうか、警備員が付き添っていた。
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最終日が台風で中止となってしまったため、飲食コーナー用の冷凍コンテナ2台分には、たくさんの在庫が残っていた。
この写真に写っている白いブロックは飲み物などを冷やすための氷だろう。
天日で溶かして破棄しているところだが、周囲からは「もったいないなぁ」という言葉が漏れ聞こえていた。
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これ程の晴天だが、広場にはまだ台風の名残があった。
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このアングルからは、公開期間中だとフォトスタジオが有ったため撮影できなかった。
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一般公開中よりもガンダムが大きく見える。
そもそも巨大兵器であるガンダムの足下に、人が密集している状態は現実的ではなかった。
ガンダムという試作モビルスーツに機密も多いだろう。
そのガンダムに、あれほど気安く近寄れる状態も、現実的には有り得ないことだったのではないだろうか。
そう考えると、この写真ぐらいにガンダムと人が距離を置いている方が、原寸大のガンダムとしてリアリティがある構図なのではないだろうか。
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この日は、ガンダムそのものには作業らしいことは行われていなかったが、唯一目撃したのは、つま先部分のパネルを開閉している場面だった。
(ここには本体側の各種操作計がまとめられている)
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昼過ぎになっても、ガンダムの周辺に集う人々は少数だ。
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ガンダム前の封鎖範囲はこれぐらい。
台座外部の照明ポールを撤去するための場所として、これぐらいのスペースが必要なのだろう。
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台座の階段に取り付けられていた照明も取り除かれていた。
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修学旅行生が団体で訪れ集合写真を撮っていた。
公開前には見られた光景だが、公開期間中はこのような光景を見かけなくなっていたので懐かしい光景だ。
どういう基準でガンダムの前に来る予定を立てているのだろうか興味深い。
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ガンダムの背後には、これからの作業で人避けに必要となる柵がたくさん用意されていた。
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公開期間中に飲食・休憩用として用意されていた椅子やテーブルも撤去され始めていた。
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広場の所々に、前日の台風の爪痕がまだ残っている。
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企業・協賛ブース用の発電機も、それを覆っていた柵が取り除かれ、撤去される準備に取りかかっていた。
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人は絶えず訪れていたが、それはわずかな人数だった。
このガンダムの姿が見られるのも、あと数日だろう。
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No.61/一般公開の最終日


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でしたが、完成後もプロジェクトの観察は続きます。

公開最終日

08/31 月曜
有給を取っての観察
天候、台風


夕方頃に台風が上陸するとの天気予報があったため、カッパ上下とポンチョを用意して観測へ向かった。

天候も荒れているようなので、最後まで体力を温存するため遅めのスタートとした。
潮風公園到着は11:45


バスを降り広場へ向かう途中、すれ違ったスタッフが何か持っていることに気付く。
ラミネート加工されたそのシートには
本日は荒天の為イベント開催を中止いたします
GREEN TOKYOガンダムプロジェクト事務局

台風の接近は報道で知っていたので、予想はしていたことだが「それでも最終日なので何とか」と、淡い期待を持ってはいたが、現実はあっけないものだった。

演出は?
タッチ&ウォークは?
飲食コーナーは?
オフィシャルショップは?

考えられる限りのことをスタッフに尋ねたが、広場で開催される全てが中止という決断だったらしい。
順延はなく、最終日はイベント中止となり、そのまま《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》は終了するらしい。

広場の入口に立っていた別のスタッフにも聞いてみたが、朝、スタッフが出勤してきたときには開催するかどうか決めかね、出来れば開催したいという方向で話が行われていたらしい。
しかし、10:00のイベント開始の時間には既に「全てのイベントを中止する」と言う事が決まっていたらしい。
私のような観覧客も残念だが、どのスタッフも一様に残念そうな面持ちだった。
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この52日間の開催期間中で、雷雨などで一時的にタッチ&ウォークが中止となった事はあったものの、イベントが終日中止になった事など無く、今回が初めてのケースらしい。
そう言う日が1日ぐらい有っても、それはそれで良い観測になるとは思っていたが、まさか最終日が「全て中止」となってしまうとは、俄には信じがたい現実だった。
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それでも「そうは言っても最終日だし、もし天候が好転すれば」と思い、本来のイベント終了時間まで広場で観測を続ける事とした。

今までの観測の中で、一番の重装備だったため暴風雨の中では歩きづらい。
三脚2台はレストハウスに施錠して置いておく事にした。

イベントは行われなくなってしまったが『嵐の中のガンダム』を撮りたかったため、気を取り直してカメラを準備した。
夜の豪雨写真は今までに何度か撮ったが、日中はこれが初めてだ。

広場に下りると、全てが水たまりとなっていた。
元々の地表が粘土質なため、少し雨が降るとすぐに水が溜まってしまう。
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ガンダム背面の、公式な入口でも全て中止という掲示がされ、スタッフも説明に当たっていたが、こんな嵐の日でも最終日と言うこともあり来場者は絶えず訪れていた。
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13:30、順調に広場の人口は増えている。
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食事は飲食コーナーをアテにしていただけに、全てが中止されたことは大きな痛手だった。
フジテレビ前まで食料調達に行かなくてはと思っていたところ、この公園の売店の存在を思い出した。

この売店はイベントとは無関係なので、イベント中止の中でも営業していてくれた。
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カレーライス(500円)を注文。
空腹を満たすと共に、暖まることが出来た。
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飲食コーナーでは、いつも元気に「焼けた焼けた!!」と大きな声を出していたお兄さんが、言葉少なにお店の片付けを始めていた。
営業の片付けではなく、店舗自体の撤収だ。
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ゴミ箱は早々に撤去されていた。
ゴミ箱の周辺だけに戻った芝生の名残が寂しい。
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14:45の段階で一旦、雨は小康状態となった。
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しかし、15:00には雨が再び降り始め、夜まで止むことがなかった
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それでも、ガンダムの足下には大勢の観覧客が詰めかけていた。
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シャッター速度を上げると雨も止まって見える。
もし冬まで展示されていたならば、この写真のように雪の舞う中のガンダムを見ることも出来たのではないだろうか・・・と、豪雨の寒空の下でふるえながら妄想をしていた。
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16:30頃には、雨風共に増してきた。
とは言え、台風ほどではなく、せいぜい大雨と言った程度。
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この52日間を振り返りながらガンダムを見上げると、今まで見ることの無かったガンダムの表情に出会う。
胸の青いパーツにガンダムの顔が写り込んでいる。
今まで何十回と通い、何千枚と写真を撮ってきたが、こんなふうにガンダムが見えたのは初めてだ。
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ガンダムの表面を絶えず流れ落ちる雨水が、薄い水の膜を作り外装を鏡面にし、ガンダムの顔を写し込んだようだ。
夜の豪雨では暗くて写り込む顔など見えはしないし、雨水が無くては、ガンダムの外装は顔を写し込むほどの光沢は持っていない。
こんな嵐の日にでも新たな発見をさせてくれる、このガンダムは素晴らしい。
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台座の周りには、最終日の演出のために機材が用意されていたようだが、昨晩の段階では準備に留めていたようで、これが最終的な配置ではなさそうだ。
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雨脚は依然として強い。
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世間では台風という報道もされ、この時点でネットでもこのイベントの中止は告知されていた。
30周年記念サイト
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GREEN TOKYOガンダムプロジェクト公式サイト
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なのに、18:00を過ぎ仕事が終わる時間帯になると少しずつ来場者数が増えていっていた。
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駅でもスタッフが中止の告知をしているにもかかわらず、次々と来場者数は増えていく。
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傘だけの軽装な者は、強風に傘を壊されてでも、ずぶ濡れ覚悟で居続ける。
カッパに長靴という、この天候に備えた者も少なくはない。
コスプレをした者の姿もチラホラ有る。
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想いの強さは皆同じようで、嵐になったとしても、中止と告知されたとしても、照明もなく広場が暗闇のまま陽が沈んでいったとしても、続々と詰めかけてくる。
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19:00の段階で、これ程の人数がガンダムの前に集まった。
辺りはすっかり暗闇だ。
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事務局にはイベント中止の掲示がされている。
この英文を読み上げて、残念そうに帰っていく海外の方も大勢いた。
「遠方から来たのに」「最後だと思って来たのに」と事務局のスタッフに漏らす者や、中には怒りを露わにしている人も居た。
そうは言っても毎日数万人の来場者があるイベントなので、万が一を考えると中止せざるを得なかったという事情も分かる。
事務局へ問い合わせる人の波は絶えることなく、スタッフも対応に終われていた。
イベント終了まで、まだ1時間残っていたが19:00にはカーテンを閉めてしまった。
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そして、いよいよ20:00となり、イベント終了の時間となった。
周りで騒いでいたコスプレイヤーも押し黙り、その場でこの時間を待っていた多くの者がガンダムを見つめていた。
しかし、20:00ちょうどに流れたアナウンスは、
本日はGREEN TOKYOガンダムプロジェクトにご来場いただき、誠にありがとうございます。
ご来場の皆様にお知らせいたします。
本日台風の影響により、イベントを中止とさせていただきます。
ご了承下さい。
尚、ただいま地面が大変滑りやすくなっております。
足下には十分ご注意の上、お気を付けてお帰りなさいませ。

という、朝から絶えず流れている定形のアナウンスのみだった。

20:00を過ぎても、ガンダムはそれまでと変わらず暗闇の中でたたずんでいるだけだった。
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本来ならイベントを締めくくる企画が用意されていたようだが仕方がない。
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テレビアニメ「機動戦士ガンダム」は当初52話構成の予定が、43話で打ち切りとなった。
富野監督の最近の発言では
 終わらなかったことで30年間続いた。
 打ち切りとなった9話で今まで持ちこたえた。

と語っていたる

この《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》も、プロジェクト終盤で終了することなく開催期間を満了した。
終わらなかったことで続いていく・・・
オープニングセレモニーで富野監督が「このイベントはこれから10万年続きます」と宣言していたように、この日に終わらなかったことで、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」同様に《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》も終わらず続いていくのだろう。


No.60/豪雨/オフィシャルショップの写真


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でしたが、完成後もプロジェクトの観察は続きます。

公開終了まで1日

08/30 日曜
早朝、幕張に行った後での観察
天候、豪雨


幕張でガンダムの関係するイベントがあったため、午後からの観測となった。
朝は曇天だったものの、正午頃には雨空になっていた。
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雨量は、普通の雨といった程度で傘さえ差していれば問題ないぐらいだった。
ガンダムの足下は傘を開いたまま通り抜ける観覧客で、いつもと少々違った光景だった。
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昼食はトラジの「チヂミ(500円)」
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モッチリしていて見た目以上に腹持ちする。
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雨が降っていても、人が多いことに変わりはない。
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もちろん、毎時間ゼロ分の演出は雨の中でも行われる。
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余程の豪雨でもない限り、これ程巨大なガンダムの前では演出に全く影響していなかった。
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オヤツに「チョコソフトクリーム(300円)」
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オフィシャルグッズの商品に変化がないかどうか調べるために並んでみた。
やはり、表示されている待ち時間の半分で入れた。
劇場版3部作を購入するともらえるはずだった限定のエコバックは、いつの間にか「5,000円以上お買い上げの方に差し上げます」に変わっていた。
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限定グッズは増えていたものの、フジテレビのキャラクターがらみの商品だ。
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こういうグッズはフジテレビが提案してくるのだろうか。
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ミニタオルは、なぜかドムだけが大量に余っていた。
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別の棚にもドムばっかりだ。
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オフィシャルショップの中はこの様になっている。
(今までまともに記録として残していなかったことに今回気がついた)
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この日は肌寒かったのだが、今まで飲んだことの無かった「フレッシュジュース(300円)」を飲んでみた。
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20mm程のグレープ味のゼリーが浮かんでいて、ジュースを飲みながらゼリーの食感も楽しめる。
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雨も小降りになってきた。
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夜になる前に腹ごしらえとして「お好み焼き、ねぎマヨスペシャル(800円)」
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ねぎでお好み焼きが見えなくなるほどだ。
充分に満腹になった。
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18:00の演出。
一般公開期間も残りわずかとなってきたので、今まで撮ったことのない位置で演出の撮影をしてみることにした。
台座に登る列に並び時間の調整をし、ほぼ真下の位置で演出の時間を迎えた。
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遠くから見るよりもミストの噴霧に迫力がある。
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こんな間近でガンダムのあごの下を見ることも、なかなか今までに無かった。
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晴天ならば夕陽が眩しい時間だが、あいにくの曇り空のため太陽は見えない。
その代わり、雲が薄かったため、雲が夕陽の光線を含み空全体をオレンジ色に染めていた。
燃えるような赤い空に覆われたガンダムというのも、たまには面白い。
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夜になると、再び雨が降り始めた。
今度は本格的な豪雨だ。
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19:00になり、豪雨が激しくガンダムを打ち付ける中での演出が始まった。
ライトアップの光を受け雨のしぶきが視認できる。
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滴る雨水の量も相当な量だ。
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豪雨だ。
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ガンダムが巨大なため、これぐらい離れて撮影すれば、豪雨の中だと言うことも分からない。
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湿気が多いせいなのか、ミストが拡散しづらいように見える。
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雨脚はいっこうに弱まらない。
ひさしの部分からも雨水が激しい勢いで滴っていた。
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20:00の演出。
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いつもよりもミストが長めに滞留しガンダムを積み込む。
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翌日は、いよいよ最終日。
なにかのリハーサルが行われないかと暫く待機していた。
車両は海沿いに多数待機しているものの、何かが始まる気配はない。
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結局、リハーサルのような光景は確認できなかったが、その代わりに、解体後の情報を入手した。

その情報を得られたため、解体後にガンダムの追跡をする事が出来る。


No.59/星空と朝焼け


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でしたが、完成後もプロジェクトの観察は続きます。

公開終了まで2日

08/29 土曜
台場で一泊した翌日の観察
天候、晴天


まずは前日の28日(金曜)の夜のことから。
普段は遅くても「ゆりかもめ」の終電で帰宅していたため、今回は、今までに見たことがないほどの深夜のガンダムを観測することが出来た。

20:00を過ぎ、公開時間は終了し一旦は広場から出ていく人の波ができるものの、その逆に広場へ足を運ぶ人の波も絶える事は無い。
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20:30
観覧客は減ったものの、ガンダムを照らすフラッシュは絶え間なく光っていた。
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23:00になっても、観覧客は常に一定人数居るようだ。
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就寝前の23:30に潮風公園を眺めてみたが、人の多さは30分前と全く変わっていないようだった。
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軽い睡眠を取り02:45に起床。
日付は変わって29日(土曜)
まだガンダム周辺には人の影が見える。
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03:10になり、潮風公園へ行ってみた。
目的は夜空とガンダムの撮影だ。
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広場へ行ってみると改めて思う。
こんな交通の便が悪い公園なのに、こんな深夜にどうしてこれ程の人が居るのかと驚く。
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夜空を撮るには、ガンダム背面からの方がより多くの星が撮れて最適だ。

あまりゆっくりしていると朝日が昇ってくるため、さっそく三脚を立てて撮影にあたった。
この場所からだと、ガンダムとオリオン座を並べて撮影することが出来た。
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真夏のオリオンとガンダム。
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東京では星空など撮れないと思っていたが、これ程の深夜になれば東京の空もそれなりに暗くなるようだ。
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以前から撮りたいと思っていた「星空とガンダム」が撮れただけでも、ホテルに宿泊した価値は充分にあった。
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存分に星空を撮影し、一旦部屋に戻った。
夜の闇から朝焼けへと移り変わっていく様子を固定のビデオカメラで撮影するためだ。
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04:40には広場へ戻ったのだが、既に夜が明けようとしていた。
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人の多さは相変わらずだが、深夜でも早朝でも、小さな子供がいることに驚いてしまう。
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東の空の端がほんのりと赤く染まり始めた。
これから先は、ほんの数分間でも、空の表情は刻々と変化していくので注意深く撮影をして行かなくてはならない。
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太陽はまだ見えないが、東の空はすっかり朝日に照らされて、夜空と朝焼けの共存した綺麗なグラデーションを作っていた。
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ガンダムを後ろから見ていても、オレンジ色の光が回り込もうとしている気配が見て取れた。
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ガンダムが空の色を写し込む。
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05:00、まだ始発電車は動いていない時間だが、夜明けと共に人の数も増え始めた。
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朝焼け直前のガンダム背面。
日中や夜間見る姿とはまた違った重厚感がある。
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白の面積が多いガンダムは、様々な自然の色を反映させ、自身の魅力として取り込んでいるように見える。
ガンダムを包み込んでいる自然の環境の魅力全てが、そのままガンダムの魅力になっているような気がする。
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05:25になり、ついに朝日がガンダムを直接照らし始めた。
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鳥たちの動きも活発になり、ガンダムの周りをカラス・鳩・スズメなどが飛び交っていた。
下の画像では、小さなスズメがガンダムの前を横切っている。
改めてこのガンダムの巨大さを感じてしまう。
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朝日が足下まで届くようになってきた。
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夕陽とガンダムは、何度となく撮影をしてきたが、朝日とガンダムは初めてだ。
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影を背負ったガンダムに朝日の回り込み、黄金色に輝いているように見える。
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レストハウスからも撮影。
刻々とガンダムへ差し込む光が変わっていくため、常に走り回って撮影をしていた。
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日中や夜間は分からないのだが、朝日に照らされると、左肩のWBのロゴを隠蔽したシートの跡がはっきりと分かる。
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06:15、時間ギリギリまで撮影をし、ホテルへ戻ることにした。
07:00にはホテル30階のスターロードで朝食が食べられるようになるのだが、席の予約が出来ないため、ガンダム鑑賞に理想的な席を確保するためには、早めに行っておく必要がある。
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部屋に戻ったのは06:30
朝焼けもそろそろ終わりだ。
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ガンダムの後には、巨大な人型の影が落ちている。
23階の部屋でこの写真を撮り、いそいそと30階のスターロードへ向かった。
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07:00
スターロードのいつもの席で朝食。
食べ物よりも、まずはガンダムの撮影だ。
やはり23階とは違った眺望だ。
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09:00になり、広場ではオフィシャルショップへの商品搬入が始まった。
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10:00の公開、開始時間には部屋に戻っていた。
この頃はガンダムの足下は観覧客で埋め尽くされていた。
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演出も同時に開始。
最初の頃は10:00には演出が無く、初めての演出は11:00だったのだが、いつの頃からか10:00にも演出を行うようになっていた。
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この日も炎天下のため、フォトスタジオでは日傘を差す人で混み合っていた。
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「ゆりかもめ」台場駅からは次々と潮風公園へ人が向かっていた。
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ホテルを12:00にチェックアウトし、広場へ向かった。
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そこで、あらかじめ準備してきた「ジオン国旗」を広げてみる。
いつかガンダムと一緒に撮りたいと思い自作してきた物だ。
こうやって遠目で見ると、予想よりは綺麗に見えた。
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出来るだけ人の少ない場所を探して移動。
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ガンダムの視線が背後に突き刺さる場所で再びジオン国旗を掲揚。
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ホテル宿泊費は安い物ではなかったが、価格以上に得られる物が多い宿泊だった。

No.58/積み重ねた汚れ


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でしたが、完成後もプロジェクトの観察は続きます。

公開終了まで3日

08/28 金曜
有給休暇を取っての観察
天候、晴天

この日から土日を含んで5日間の休暇を作り、GREEN TOKYOガンダムプロジェクトの最終を集中的に観測する事とした。

また、かねてよりガンダムが撤去された後も、このイベントを振り返られる事を目的とした記録としてふたつの特別観測を計画していた

 『積み重ねた汚れの記録』

 『ガンダム全方向からの記録』
(2回目)


の2案を実施した。


平日の9:30頃、混んではいないがそれなりに人は多い。
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朝は正面から陽を受けて綺麗な上、天候にも恵まれた。
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運営側の当初、見込み客数は150万人だったと考えると、常時、この写真ぐらいの来客数を見込んでいたのだろうか。
それを考えると、オフィシャルショップや飲食コーナーの売り切れ続出も仕方がなかったのだろう。
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晴天に浮かんだわずかな雲がガンダムの白と相まって美しい。
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10:00を過ぎ、台座の前にもたくさんの客が列を作り始めた。
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どんな天候、どんな時間でも、このガンダムの演出は迫力があり、なお美しいが、晴天の下のミストは涼しげで爽やかだ。
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特別観測
『積み重ねた汚れの記録』

ミストで湿った外装に砂埃が付着し定着していた。
最初の頃は触れれば汚れがぬぐえる程度で目に見えるほどではなかったが、52日間の開催期間中に目に見えて分かる程の汚れとなっていた。
撮影で確認できる範囲で上から順を追ってみていく。

留め具が隠されている凹状になった場所に汚れが溜まり、そこから縦方向に筋が出来ている汚れが全体に見られる。


ビームサーベル、上面のくびれた箇所に汚れが溜まり黒い筋となっている。
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バルカン後のパネルやマスクの頬の部分などが黒く筋になっている。
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肩の前面や頭部など、ミストがほとんどおよばない場所でも、雨露にさらされた汚れが見て取れる。
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手首付近にもミストで発生した水が流れたような跡が見られる。
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下半身に「水の流れた跡」が顕著に見受けられる。
特に白い外装が分かりやすい。
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ふくらはぎ側面や膝の角張ったパーツにも跡がある。
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膝関節の要にある円形パーツの上面には砂の堆積した黄色い汚れがハッキリと分かる。
この画像は体の外側に当たる部分。(ガンダムの右側面)
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ガンダムの内側にも跡が見える。
ハの字に開いた足の外側と内側で汚れの残り方が違っているのが興味深い。
内側の方がシャープな跡の様に見える。
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右足の内側で、これ程の下部になってくると、上から流れてきた汚れも大量に付着し目立っている。だからといってその汚れが違和感とはならず、自然と馴染んでいるように見えるのは、このガンダムがそれ程精巧に「現実の物」と認識できるほどの完成度を持っているからではないだろうか。
観客が触れる部分はスタッフが拭き掃除をしているため、画像でもアンクルガードの部分に拭き掃除をした部分と、していない部分の境目がうっすらと見える。
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この画像は右足の外側で、普段人が触れない部分だ。
反対側は、車椅子などの特別な観客が触れることもあるが、こちら側はまったく人が触れる機会がないため、初日から今日までの汚れがそのまま蓄積されている。
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やや上を向いた格好になるアンクルガードには、付着退席した汚れが水滴で叩かれ、さらに付着したようないかにも積年といった汚れが見える。
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影の部分には汚れが残り、手前は拭き掃除がされた跡がある。
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つま先には観客の手跡が見える。
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こうやって汚れを見てみると、全ての汚れの方向が縦に一方向であったり、各パーツの上面に堆積した汚れがあったりと、動いていない物体であることが自ずと分かってしまうような汚れ方をしている。
もし、このまま半年や一年と展示を続けるとすれば、途中で大がかりな掃除をしなければ、汚れが興ざめのきっかけともなりかけないのではないだろうか。
そう考えれば、掃除をしないと考えれば、この52日間という開催期間も最適だったのではないかと思う。






12:00になると、太陽はほぼ真上になる。
巨大なスケール感が存分に感じられる時間帯だ。
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水道局のブースでは、よく冷えた東京水の無料配布が始まり、多くの人が並ぶ。
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この炎天下では非常にありがたい。
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13:00近くなると、陽は背面へと移っていく。
これはこれで、ガンダムが引き締まって見えて格好いい。
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フォトスタジオは北向きに設置されているため、ほとんど日陰がない。
最近では日傘を貸し出してくれるようになったらしい。
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広場に目を向けると、警察官が巡回していた。
いつからだろうか、この広場は警察官立ち寄りの区域になったらしい。
これ程の人混みなら当然のことだろうが、警察官もしばしばガンダムを見上げながら歩いていた様子が印象的だった。
イベントや工事の関係者から警察官まで、仕事として広場を訪れた人も、その多くはこのガンダムに魅了されている。
そんな光景を今まで何度も見かけ、こちらも自然と嬉しくなってくる。
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蒼天の下では、白いミストがなんとも幻想的に揺らめく。
何度見ていても飽きない。
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特別観測
『ガンダム全方向からの記録』

太陽の広場の内側を「10歩あるいて撮影をする」を繰り返し、遠巻きから眺めるガンダムの姿を収めてみた。

ルートは、以下の画像の点線部分。
可能な限り遠巻きに撮影をしてみた。


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木々の合間からガンダムが垣間見える。
広場全体として、この辺りは観客も少なくガンダムは見えづらいモノの穴場と言える。
スピーカーも近くに(画面中央の細いポール)あるためBGMや演出時の音楽も鮮明に聞こえる。
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一気に視界が開ける。
広場敷地外から撮影などしている観客が直ぐ背後にいる位置関係になる。
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出入り口付近で人通りも多い。
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オフィシャルショップの正面付近。
ただ、ショップに並ぶ列は別の場所にあるため、邪魔にはならない。
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オフィシャルショップの出口付近。
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しおかぜカフェ前。
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スタンプラリーのブース付近。
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飲食、休憩用のテーブル席にさしかかる。
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フォトスタジオが視界に入る位置だ。
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フォトスタジオの真後ろ。
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潮風公園の売店やトイレから広場への入口付近。
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飲食コーナーにさしかかりガンダムも全身が見えるようになる。
五浦ハム付近だ。
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トラジ付近になると、ガンダムのほぼ正面を見ることが出来る。
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ゴミ捨て場付近。
このゴミ箱にカメラを置いて撮影する人が多かった。
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レストハウスからの侵入口付近。
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企業・協賛ブースにさしかかる。
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ここにも飲食・休憩用のテーブル席があり、飲食をしながらガンダムを見ることが出来る。
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この辺りから眺めるガンダムは、一歩踏み出した左足と、後に残した右足が重なって見えるようになり、線の細い印象を受ける。
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昆虫のブース前。
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もう一つの入口付近。
ここに簡易的なショップが出来てからは、人だかりができるようになった。しかし、通行に邪魔と言うほどではない。
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唯一の喫煙コーナー。
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事務局前。
ガンダムは、ほぼ直線に見える。
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ガンダムの背面が見えるようになってくる。
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また、この辺りからはガンダムが足を開いたガッシリとした姿に見えるようになってくる。
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14:30、この日の潮風公園での観測はここまで。
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潮風公園の隣、グランパシフィックホテルの部屋を取っているのだ。
「潮風公園ビュー確約プラン」という宿泊プランで、部屋はチェックイン(15:00)の段階で決まるらしいので、早めに向かった。
荷物は既に預けてあるので、潮風公園での観測が身軽に行えた。


平日だというのに、潮風公園へ押し寄せる人の波は「凄い」と形容するしかない。
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チェックイン後に決まった部屋は23階。
3部屋並んだ潮風公園側の部屋の中央。
ホテル側は当初「ガンダムにより近い部屋」と言うことで15階を用意していてくれたらしい。
確かに、距離的にはガンダムに近いが、高さとしては船の科学館の展望台と変わらない。
また、翌日の朝食は潮風公園側の最上階(30階)にあるスターロードでとることに決めていたため、高層階の部屋ではいつも見ているスターロードからの眺望とあまり変化がない。
そういう理由で20階付近を希望していたので、23階の部屋はまさに希望通りだった。

部屋に通されると、カーテンは閉まっていた。

窓から少し離れた場所に立ちベルマンにカーテンを開けて貰うと、午後の西日が射し込み潮風公園とガンダムが一気に視界に飛び込んでる。
まるで天から全てを見下ろすかのような目線は、悪い人間にでもなったような、そんな気持ちにさえなってしまう。
人々の流れや、ガンダムの動きや普段見られない上面の詳細まで、好きなように眺めることが出来る。
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耳を澄ませば、潮風公園の音声も聞こえてくる。
各時間ゼロ分の演出も、いつもと違う角度から満喫できる。
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ガンダムが上を向くと、首の付け根まで見ることが出来る。
いつものスターロードからでは高層階過ぎて首の付け根は見えづらく、23階ならではの眺望と言える。
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地上からだと、ただ足からミストが出ているだけに見える脚部も、この位置からだとミストがガンダムの足の裏にも間を割り込んでいる様子が見て取れる。
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この環境なら撮影を誰にも邪魔されず、電力も確保できている。
せっかくなので三脚を立て、固定アングルを何時間も録画し続けた。
これで、一般公開終了後も、ガンダム在りし日の潮風公園を振り返ることが出来る。
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夕方近くなり、このアングルでしか気がつかない面白い写真が撮れた。
観覧客が陰の部分に密集しているのだ。
「日陰を求めて」と言うよりは、逆行にならないようガンダムで夕陽を遮って撮影しているのだろう。
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そして、夕陽で視界がオレンジ色に染められていく。
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18:00を過ぎると、仕事帰りで駆け付ける人も多いようで日中以上の混雑ぶりとなっていた。
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公開終了も間近と言うこともあり、広場を埋め尽くすほどの来場者数だ。
来場者は減るどころか、どんどん増えていく。
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そして20:00の演出。
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この続きは観測日記No.59にて。
 

No.57/月とガンダム


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でしたが、完成後もプロジェクトの観察は続きます。

公開終了まで5日

08/26 水曜
会社を早々に終わっての観察
天候、晴れ


動画の撮影の為に潮風公園へ。
いつも通り、閉口してしまう程の人の多さだ。
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普段、全身や上半身ばかり撮っているので、今回は脚を中心に撮って見た。
台座の上は、当初「当分の間」という名目で、立ち入れる範囲を両足の間に限定されていたが、結局最後までガンダムの両脇は閉鎖されたままのようだ。
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しばらく前から、写真撮影は一人一枚と限定されるようになっていたが、とうとう撮影禁止となり、カメラをしまわないと台座に上がれないようになってしまっている。
撮影禁止は、ちょっと酷ではないだろうか・・・と思う。
待ち時間が2時間になったとしても写真は撮らせてあげて欲しいものだ。
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細かな凹凸にも汚れが入り込み本物の汚れとなっている。
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全体に砂埃が付着し、自然な汚れが味となっている。
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平日だというのに、ガンダムの足下へ登るためにこれ程の列が出来ている。
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空を見あげると、月がガンダムと一緒に撮れそうな位置まで下りてきていた。
月と並んでいても違和感がない存在感だ。
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20:00を過ぎ、スタッフによる片付けが始まった。
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それでも、来場者はいっこうに帰ろうとしない。
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私も帰らず、残り少ない公開期間を惜しみ、近場から撮影をしてみた。
思えば、このガンダムにたくさん写真の練習をさせてもらった。
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飲食コーナーは、毎日20:45頃に電源の切り換え作業で一旦停電となる。
ガンダムを駆動させる必要が無くなる時間は、電源も別系統となるのだろう。
20:00を過ぎても、しばらくは片付けや翌日の準備で明かりが消えることはない。
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こうやって、帰宅するときに毎回振り返ってはガンダムを眺めている。
「すばらしい」
この一言に尽きる。
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No.56/ガンダム×T&Gウエディング当日


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でしたが、完成後もプロジェクトの観察は続きます。

公開終了まで6日

08/25 火曜
会社を早々に終わっての観察
天候、晴れ


「株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ」プロデュース
実物大ガンダムの前で愛を誓う《ガンダム×T&Gウエディング》当日
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18:50には、ガンダム後方でウエディングの準備が進められていた。
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いつもと変わらず、目を見張るほどの来客数。
これ程の長期間、これ程に安定した集客が得られるガンダムという存在に改めて驚かされる。
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そして、いつも通りの演出と、変わることのない来客の歓声や拍手。
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見慣れてはいるが、これ程の演出が毎日、一時間おきに、しかも無料で見られるというのは凄い事ではないだろうか。
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夕食は「吉田うどん(700円)」
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この日の演出は19:00と、いつもより1時間早く終了し、ウエディングの準備が始められた。
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「光り輝くバージンロード」は、既に発光した状態で準備が進められていた。
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ガンダムを彩る照明は、今までのイベントと比べると小振りなモノだが、数は多い。
ガンダム前面を取り囲むように円形に配置されている。
ウエディングの優しい光なら、これで充分なのだろう。
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新郎新婦は、こんな目線でバージンロードを見下ろすのだろう。
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20:30には、参列者が柵の内側に通された。
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20:45になり、予定通りに式は開始された。
いつもの演出と同じ曲が流れ始めたが、照明やガンダムの挙動はいつもの演出とは違うしミストも排出されない。
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新郎新婦登場。
新郎のコスプレは自前だそうだ。
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 新郎=甲斐康生(38歳)
 新婦=惠美(37歳)
 長女=遥菜(12歳)(ハルナ)新婦の子
 長男=和真(9歳)(カズマ)新婦の子
 次女=聖羅(6ヶ月)(セイラ)新郎新婦の子

この構成を見ると、ただ「ガンダムが好きです」や「彼だけがガンダム好き」というカップルでは選ばれなかっただろう。
次女はセイラ・マスからもらった名前らしい。
セイラの名前の由来は卑猥なのだが、良かったのだろうか・・・

二人の馴れ初めや、ガンダムで結ばれたという話、そして次女の名前などが読み上げられる度に観覧客からは歓声に混じって笑いが起こっていた。
きっと「よくやった」と言う感嘆の笑いだろう。


司会の声は、レストハウスからでも充分に聞き取れるぐらいに大きく拡声されて公園中に流されていた。
このイベントを知らずに訪れた観覧客は「ガンダムの前で結婚式やってるぞ」と驚いていた様子。

そして、司会の呼び込みで新郎新婦はバージンロードへ。
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新郎新婦は向かい合い、お互いとガンダムへの感謝の言葉を述べた。
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新郎からの指輪は手作りのリボン製で可愛らしい。
新婦はとっても嬉しそうな表情だった。
ここで、BGMの音量が上がり場内の盛り上がりを誘う。
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家族の誓いの言葉を、新郎新婦と子供達が一緒に述べ「ガンダムに誓います!!」と締めくくった。
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その誓いを永遠に守っていくという気持ちを込めて、結婚証明書にサインをする。
まずは新郎から。
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次いで新婦。
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立会人として、長女と長男もサインをする。
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この結婚証明書は、このガンダム30周年仕様の特別なモノ。
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そしていつの間にか、新郎新婦の背後に見覚えのある顔が見え隠れしていた。
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富野由悠季総監督だ。
二人の結婚を祝福したいという事でサプライズとして登場したようだ。
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富野由悠季 総監督の祝の言葉
本当におめでとうございます。
色々あったことは推察がつきますので、これからはご家族五人で未来永劫「頑張って下さい」とは言いませんが、えーと、セイラ(次女のこと)が居ますんで、全く安心してます。
これからみんなで仲良くね、よろしくお願いします。
本当におめでとうございます。
と言うことで、邪魔になるかどうか自身がないんだけどプレゼントを用意してあります。

そう言って、新郎新婦が手にしている記念のパネルを手渡した。

私の知りうる限り最高の結婚式だ。

新郎新婦が、存分にこのパネルを披露したのち、観覧客に風船が配られた。
配られた数は300と、ガンダム30周年にちなんだ数字だ。
この風船は土中で自然分解され、サルビア(花言葉=家族愛)の種が付けらている「エコバルーン」仕様となっている。
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新郎新婦の風船は特別なハート型。
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この風船は、カップルや恋人、家族など、一緒に新郎新婦と共に愛を誓い合って欲しいという願いも込めれているようだ。

新郎からも「ガンダムファンと一緒に」と挨拶があった。
一体感を感じる演出だ。

そして・・・
「3・2・1」の後に「翔べガンダム!!」のかけ声と共に「嵐の中で輝いて」が大音量で流れ、真っ白い風船がライトの光を受けながら夜空へ飛び立っていく。
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その風船を追うようにガンダムも夜空を見上げる。
この頭部の可動タイミングが風船の上昇とピッタリ合っていて、あたかもガンダムに意思があり自ら風船を見上げていたように見えた。
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風船が見えなくなり、新郎から参列者(観覧客)に挨拶があった。
「本日、ご参列頂きました皆様方に感謝の意を表しまして敬礼!!
その敬礼の発声と共に、ガンダムは七色に光りミスト噴霧開始。
しかし、ウエディング仕様なのだろうか、七色の発光も柔らかめで、ミストもいつものような強さは無く優しく感じた。
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バージンロードを家族五人で退場。
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途中、振り返り、ガンダムに一礼。
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再度、観覧客に近い場所で敬礼。
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みなさん終始笑顔で、新婦は所々で涙ぐむ仕草も見せていた。
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長女も長男も、新郎新婦と同じく幸せそうだった。
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しばらくは各方面に挨拶をして回っていた。
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観覧客も帰り始めた頃、プレスによる取材が行われていた。
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さすがテイクアンドギヴ・ニーズとうなる結婚式だった。
『北斗の拳 生誕25周年「結魂式」』と言ったアニメとのコラボレーション経験があるだけのことはある、ファンの肝を押さえた演出だったのではないだろうか。
風船の場面で流れた『嵐の中で輝いて』が主題歌となっている「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」は、ガンダム作品の中では珍しい個人の恋愛色の濃いロミオとジュリエット的なストーリーとなっており、この場面でのこれ以外にないだろうという絶妙な選曲だった。

号外11/ガンダム×T&Gウエディング リハーサル


No.34までは原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記 でしたが、完成後もプロジェクトの観察は続きます。

公開終了まで7日

08/24 月曜
最終週の観測への体力温存のため、特務隊員が代理で観察
天候、晴れ


「株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ」プロデュース
実物大ガンダムの前で愛を誓う《ガンダム×T&Gウエディング》前日
前夜に行われるであろうリハーサル風景を観測しに行く予定だった。
しかし、観測内容が増えすぎ日記が追いついていない現状と、体力の温存のため、リハーサルの観測を断念した。

そのことを、当日、潮風公園入りしている友人に伝え、何か変化があったら観測しておいて欲しいとお願いをしたところ、とても濃厚な観測を実行してくれた。
彼ならサイクロブス隊でも充分にやっていけるだろう。

特務隊員が現地に到着したのは19:30

20:00、いつも通りガンダムのライトアップが終了し暗転。

20:30、再びガンダムの照明が点灯。

広場後方に簡易やぐらが組まれていた。
PCやモニター等、何かの設定をしている様子だったらしい。
ガンダムそのものの演出のリハーサルをしていたときでも、これ程の大荷物ではなかった。
おそらくは、今回だけの為の機材なので、コンパクトにまとめるというわけにはいかなかったのだろう。
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同じく20:30、ガンダムの前は、人払いがされリハーサルのスペースを確保。
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オープニングセレモニーに継ぐ広さではないだろうか。
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ガンダムの裏側の閉鎖範囲は通常通りのようだ。
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20:45、今回の新郎新婦と、その子供達が登場。
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新郎新婦&子供が、スタッフから当日の動きの説明を受けてました。
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囲いの外にはまだ人垣が出来ており、新郎新婦と、その子供達は若干緊張
している感じが特務隊員にも伝わってきたらしい。
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子供達は、早々に定位置であるガンダムの真下へ移動。
ギャラリーが多かったせいか、おとなしく持ち場で待機していたらしい。
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そういった様子をカメラマンと照明が密着して撮影。
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新郎新婦はスタッフから細かく指示されている様子。
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「光り輝くバージンロード」も準備された。
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いよいよ、新郎新婦たちが壇上へ。
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新郎は「すごいねすごいね」と連呼。
そして、しきりに上を見上げていたらしい。
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「光り輝くバージンロード」の点灯はされないらしい。
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ガンダムの周辺には、Light×Music Nightsの時にあったレーザー光線等の機材や七色LEDといった設備は無くなっていたらしい。
それらの機材を、そのままこのイベントでも使い回すのかと思っていたが、読みが外れた。

その後、リハーサルは続いていたが、21:00過ぎ特務隊員はに撤収。
帰り際には、ドライアイスの煙を噴き出すような機械とすれ違ったらしい。


以下、特務隊員のコメント。
一時でも台場ガンダムを独り占め出来てうらやましすぎる。
以上、アカハナ情報であります!大佐。


彼は、初の照明点灯&ミスト排出テストに居合わせた強運の持ち主。
今回の代理観測のおかげで、体力を温存することが出来、画像の整理もはかどった。
感謝。


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