スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Comment (-)

No.34/オープニングセレモニー


原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記です。
そして、今回の日記で原寸大ガンダム立像は完成しました。
   
07/10 金曜
有給休暇を取っての観測
天候、晴れ


元々、何かの式典のようなものが行われるだろうと言うことは予想していた。
ただ、公式には一切のインフォメーションがない。
そのため、独自に情報を収集していたところ「一般公開前日の17時からオープニングセレモニーが行われる」という情報を入手した。
これは現場の関係者が、とある女性に口頭で漏洩した情報らしい。

やはり、オープニングセレモニーは行われる。

私も現場でいろんな関係者にそれとなく聞いてみたのだが「分からない」としか答えは返ってこなかったのだが…関係者も人の子と言うことだろうか、女性には容易に漏洩してしまったようだ。
これで、前日の夜19時だと言うことが確認できた。

確証を得たので更に調べていたところ、具体的な資料を目にする機会を得られた。
もちろん、一般には非公開の資料。
そこからオープニングセレモニーのスケジュールを事前に知ることが出来た。

情報提供者のご厚意もあり、一般公開後なら情報を事前に知ったことを書いても良いとの許可を頂けた。


金曜日、有給を取って始発で潮風公園へ向かった。
いつもの浜松町、新橋方面からではなく豊洲からゆりかもめで侵入。
あの頃とは違い、もうガンダムの眼前を行き来する作業員はいない。
フォト


この時点で朝の6時。


前日の9日(木)から、この日にかけて、周辺にはこの様な案内板が多数設置されていた。
フォト



太陽の広場、北側入口には、本プロジェクトの解説をする掲示物があった。
フォト


入場規制のお知らせをする掲示物の点数も増え、多くの場所に設置されていた。
フォト



ガンダムの周辺には、今までは隠されていた設備が多数、姿を現していた。
フォト


上の画像で赤丸をしている物体は、オープニングセレモニーの為だけに使用される照明だ。
これが様々な色の光を発することになる。
フォト



このブルーシートで覆われた物はスモークを発生される装置。
夕方から試運転を開始することになる。
フォト



この、前回の観測で初めて確認したやぐらは、様々な色の光でガンダムを照らす照明機器を高所に設置するための物だった。
また、ライブなどで使用される大型のスピーカも有る。
(このグレーのシートに覆われている物体がスピーカー)
フォト



ガンダムを取り囲むように設備は配置されている。
この設備の数々は、オープニングセレモニーが終了する20:00から解体が始まり22:30までに終わらせる予定になっている。
公園訪れる見学者はパラパラとしかおらず、普段と何も変わらない。
フォト


協賛社・東京都関連出展ゾーン、飲食サービスどちらも変化はない。
フォト


フォト



広場が閉鎖され、次に解放されたときには、もう今までの広場ではない。
そのため、広場の最終観測に漏れがないように巡回していると、偶然、内部資料が落ちているのを発見した。
この資料には列席者の配置やそれらが設営される場所。
どのテントがどのような役割を持っているかと言うことから、広場を区分した後の各所の扱いまで、多くの貴重な情報が記されていた。
フォト


そこには、私が最も欲していた一般客の扱いも記されていた。
ただ「立ち見席」と記されている区画と「一般立見席」が二箇所有り、それらの違いが分からなかった。
昨日入手したオープニングセレモニーのスケジュールに、この各所の配置が記された情報が加わったことで、情報量は何倍にもふくれあがった。

時間も分かる。
場所も分かる。
後は、タイミングを計ることに専念すればいい。

この資料を落ちているのを発見したとき・・・
アムロが第一話でガンダムのマニュアルを拾った場面が、フラッシュの様にパッと一瞬、脳裏に再生された。
私にとっては、それ程に運命的な情報だった。


ゆとりが持てたことで、落ち着いた周辺観測が行えるようになった。

人が多く集まる「お祭り」騒ぎになるので、この様な注意書きも必要なのだろう。
フォト



オフィシャルショップのテント横には、場内に設置する特設のゴミ箱が準備されていた。
画像に写っている白いボードも、諸々の注意書きやインフォメーションが貼られて掲示されるのだろう。
フォト



倉庫として使われるコンテナ。
フォト


この中には、各種エコプラの在庫が積み上げられていた。
また、台場限定のガンダムの在庫も多数発見した。
フォト



台座では、GREEN TOKYOガンダムプロジェクトのロゴを貼り付けていた。
各所の資料には、この場所にロゴが貼られることになっていたのだが、この日までロゴを見かけることがなかったので、変更になった仕様かと思っていたが、最後の最後で貼り付けられるようだ。
フォト



9:30を過ぎ、人員の準備も慌ただしくなってきた。
この日から開場の来客整理などにあたるスタッフへの説明が行われていた。
フォト



そして、広場閉鎖の時間前から、ガンダム周辺の柵の撤去が始まった。
フォト


そして、あっと言う間にガンダムを取り囲んでいた封鎖が取り払われた。
誰も写り込むことのない状態の写真が撮れるのも、これで最後かと思うと感慨深い物がある。
フォト



広場では、公園側の管理の方が芝の管理に当たっていた。
フォト



若干のテストが行われていたが、どれもがわずか数秒だった。
フォト


11:00になり、広場が封鎖されてしまったので、全体像を把握するためにフジテレビに行き、高所から撮影をしてみた。
ガンダムの向こう側に区切られた三角形のアリア。
ここが「一般立見席」に割り当てられている部分。
フォト


「一般立見席」に対して「立見席」という区分が存在すると言うことは、一般と、そうではない立見客が存在すると言うことなのだろう。

後に、某メディアの方に逆取材をして分かったことなのだが、メディアには「招待されたメディア」と「申し込んだメディア」の二通りがあるらしく、申し込みが必要なメディア枠は多数の場合は抽選により選ばれ、立ち見席に案内される事になっているらしい。
(招待メディアはやぐらの上に撮影場所が割り当てられる)


広場に戻ると、全体の封鎖が完了していた。
ガンダムの左側に広がる林との間も封鎖。
フォト


ガンダム背面には守衛役のスタッフが立ち、場内アナウンスでは「入館証を付けていない者は入れません」と、今までの曖昧だった関係場所への立ち入り区分を厳格化する旨のアナウンスが流れていた。
フォト


入場規制を知らせる掲示物は「園内工事による入場規制のお知らせ」から「本日入場規制中」に切り替わっていた。
フォト


「一般立見席」の向こう側では、追い出された多くのギャラリーが、少しでもいい写真を撮ろうと、ガンダムの正面に近い部分に集まっていた。
フォト


「一般立見席」というものが、どういうカタチで解放され、どのように誘導されるのかもこの時点では一切不明であり、その事だけが私にとっての唯一の不安材料だった。
ただ、一般の立見が用意されることや、そもそも本日、オープニングセレモニーが行われると言うことを知っている一般人は、ほんのごく少数のようで、それらの人々も情報を漏洩させないように心がけているらしく(聞き取り調査を行ってみた)、情報を知っている人に出会ったのは一桁台であり、その三倍に見積もっても20人も居ないのではないだろうか。

この手のイベントで見かけるように場所取りはもとより、同じ場所にとどまっている人も居ないようで、来客は絶えず流動的に流れていた。


オープニングセレモニー前日の「めざましテレビ」でメイン司会の男性が「いよいよ明日披露。明日の完成披露パーティーでこれが動く」と、内密とされている情報を漏らしていた。
この事には私は非常に驚いてしまった。
「内密」という指示は解除でもされたのだろうか。
でも、この当日のスタッフに確認してみたが「内密」という条件に変更はなかったようで、フジテレビはとんでもない情報漏洩を全国ネットでしてしまっていたようだ。
ただ、幸いだったのが早朝6時台の発言だったと言うことと、それ以上の詳細を語らなかったと言うことだろう。
その翌日となる、オープニングセレモニー当日の「めざましテレビ」では、「いよいよ明日から一般公開が始まるということですね」と、前日の発言を打ち消すように強調していた。



事前の「内密に」という対策が成功していたようで、来客が押し寄せるでもなく、現場は落ち着いていた。
ただ、この日に偶然訪れていた見物客は、近くに行けなくて残念がっていた様子。
フォト



11:50になりガンダムの背後からカラフルな光を照射する大型の機器が準備を始められた。
フォト



空に光の柱を突き立てるサーチライトも、ガンダムの左右に姿を現して。
フォト



仮に、一般立見席が解放されなかった場合を想定して、現状で最もビデオ撮影に適している場所を確認して回った。
この画像に写っている区画内に入れなかったとしても、この角度からの撮影が最も良いのではないかと思い、この場所を起点として残りの観測を行うこととした。
フォト



13:00を過ぎ、リハーサルが始まった。
ゲストの代役を立て「○○さん」という呼び方で進行していっていた。
ただ、「○○さん」という呼び声の後でガンダムのオープニング曲が流れたり、「○○さん」という呼び声の後で、GACKTの哀 戦士が流れたりと、リハーサルの様子を見ていると、ゲストの詳細は容易に想像できた。
フォト


私もビデオカメラを録画状態にして、このリハーサルを使ってズームやバーンの確認と、ゲストの登場ルートの堪忍をさせてもらった。

奥では警備員も多数姿を現し説明を受けているようだった。
フォト



やぐらの上には早々に準備を始めていた。
こちらのやぐらはメディアではなく、記録用などの関係者で締められていたようだった。
フォト



上空にはヘリがかなりの低空で何度も旋回していた。
フォト



ガンダム正面のレストハウスにも行き、アングルを確認してみたが、やはりこの場所からでは距離がある。
19:30から開始されると言うことと、用意されている機材を見ても照明による演出がメインだと予想したので、この場所からでは光が潰れてきっとぼやけた映像しか撮れないだろう。
また、やぐらが邪魔だ。
フォト



今回、逆取材をさせていただいたメディアの方に、メディアのみに配られる袋と、その中身見せていただいた。
フォト


「GUNDAM 30th」のロゴは刷込だが、GREEN TOKYOガンダムプロジェクトのロゴはシールで貼られたモノだった。
この袋は、いろんな30周年イベントで使い回していくのだろう。

袋の中身は、潮風公園限定のプラモと、定価2,500円するパンフレットだった。
その他、オープニングセレモニーの詳細や関連情報が書かれた書類が入っていた。
その書類の中には主立った来賓のリストや、ゲストの名前が載っており、古谷徹・GACKT・富野由悠季の順に名前が載っていた。
フォト



メディアの方にいろんな情報を聞かせてもらい、先程の場所に戻ってみると、入場規制の柵の内側にある、さらに向こう側の柵にはオリンピック招致の登旗が取り付けられていた。
フォト


これでは、撮影に適した場所がかなり限られてくる。
混み合ってくれば場所の争奪になりそうだが、幸いにも周囲にはオープニングセレモニーを待っているような素振りを見せる人は居ないようだった。


16:30頃からはスモークのテストも始まった。
フォト



16:50頃、スタッフが少しずつ集まりはじめた。
柵と柵を結んでいた紐を解いていたのだが、片側だけの時は物資の入口を作っているのだろう程度に思っていた。
フォト


しかし、柵の両側の紐が外されたことと、警備員が現れたことで「今から一般客を入れるのではないか」との期待に変わった。
フォト


それから数分もしないうちに「それでは、こちらのエリアを開放しますので、よろしかったらどうぞ」と入場の許可が出た。
私は真っ先に入場し、遠くから狙いを付けていた場所を確保した。
フォト



この場所は、
ガンダムを可能な限り正面から捉え
ゲストの表情も捉えられ
手前と遠方の旗が邪魔にならない
という条件を満たした、とても良い場所だ。

台座の外に立った照明のポールがゲストの顔を隠してしまわないように、ゲストとの位置関係も2度に亘るリハーサルで確認済み。
フォト



この場に居合わせた方々には状況が良く分からないだろう。
オープニングセレモニーの件には一切触れずに場所だけ開放されたわけだから、ただ近くに行ってみられるようになったという認識なのかも知れない。
フォト


まったく混み合う心配はなく、場所もゆとりをもって確保できた。
フォト



来賓席では、メディアには配られていない袋が用意されていた。
あれの中身は何だろうか・・・
フォト



18:30には川口名人の姿もあった。
もう何度か来たことがあるのだろうか、簡単に周囲を見て受付の方へ消えて行った。
フォト



各飲食店では、実際の調理が始まった。
とても良い香が周囲に立ち込めてくる。
これはプレス向けの実演なのだが、情報が徹底していなかったからなのか、スタッフが購入している姿が多くなり、場内アナウンスで「プレス向けですので」と注意される一幕もあった。
フォト



そして日が落ち、あと間もなくでオープニングセレモニーが始まろうとしている。
フォト




19:30
時間通りにオープニングセレモニー開始。
フォト



本プロジェクト実行委員会会長、東京都副知事の挨拶があり、その後で

特別協賛バンダイナムコホールディングス
代表取締役社長 石川祝男
フォト


ガンダム総監督 富野由悠季
フォト



富野 由悠季 総監督からの挨拶

大地の潤いの色と言うのは緑だという風に僕は思っています。
そして、この場所にこういうカタチで、オモチャカラーのガンダムのモデルが立つと言うことにおいて思い知らされたことがひとつあります。

大地の潤いの色が緑だとするのなら、オモチャカラーは何なんだろうか。

実を言いますと、オモチャカラーのプラモデルのようなモノを1/1で大地の上に作ると言うことは、実を言うと多少懸念がありました。
が、ここでこの形が見えてくるにしたがって、ホントにオモチャカラーの威力というモノを思い知らされることになりました。

赤・青・黄色と・・・つまり、オモチャカラーの色と言うモノはつまり、子供達が一番初めに慣れ親しむ種類の色です。
つまり、彩色としては原次的な色。
我々が、恐らくです、生まれつく瞬間に愛することを、好きになることが出来る色の感じではないのかと言うことを本当に思い知らされました。
だからオモチャカラーであっても、1/1でここに立っても似合っていると言うことを知らされたんです。

これを、実を言うと僕は二ヶ月前まで、そういうふうに思うことが出来ませんでした。
では、そう言う意味では改めて、子供達を引き寄せることが出来るこのカラーリングというモノはとてもピースフルなモノだと言うことも分かりました。
ハッピーなモノだったと言うことも分かりました。
つまりそれは大地に緑が無ければ我々は死んでいく、と言う事に対しての物語を作っていくときに、シンボルの…いろんな意味でのシンボルを込められる色であったと言うことを知りました。

オリンピックの五輪のマークにもオモチャカラーが入ってます。
我々は本来そう言う色に寄り添って今日まで生きてきたんだと思います。

と言うことは、これから千年も一万年も我々は行き続けなければいけない。
その様なシンボルマークになるような色が、こういうカタチで現実の形になって初めて、オモチャの持っている威力というモノを知ったんです。

恐らくです。
ガンダムを愛して下さる皆さん方というのは、そう言うモノに引かれてガンダムを愛してくれたんじゃないかと思っています。
ならば創り手・送り手としての我々は、また百年千年もガンダムを創るのではないんです。
オモチャカラーに示される、緑に示される、この地球というモノを我々は永遠に使わなくてはならない。
そう言う我々であるんだと言うことのメッセージを発信する場として、今日この場!! を頂けたというと事を本当に幸せに思っています。

ですから、このイベントはこれから10万年続きます!!


富野監督は、潮風公園全てを含むよう「この場!!」との発声と共に一旦は手を上に向け、そして続く言葉と共に力強く一気に両手を広げ、このイベントは10万年続くと力一杯に宣言されました。

このイベントとは単に《GREEN TOKYOガンダムプロジェクト》の事ではなく、ましてや東京の緑化活動と行った狭い意味でもないのだろう。
人が生まれ、普遍的な色と潤いの中で緑の地球を守っていくという人類の営みをイベントとして示されたのではないかと思う。

この現実となった18メートルのガンダムを媒介として、富野監督が作り上げたガンダムという世界と、この私たちが暮らす現実の世界を見事に繋げてしまった。


富野監督の声を聞けば、あの時の感動がよみがえる。
富野監督の言葉を文字お越ししながらも、やはり最後の言葉で鳥肌が立ち、目頭が熱くなる。

その後で、ガンダムのオープニング曲に合わせて古谷徹さんが登場。
台座後方の階段からガンダムの足下を抜けての登場です。
フォト


古谷 徹さんからの挨拶

ただいまご紹介にあずかりました、機動戦士ガンダム、主人公アムロ・レイの声優、古谷徹です。

本日は、こんな厳粛な式典にお招きに預かり本当にありがとうございます。
思えば1979年に4月7日、機動戦士ガンダムは多くの人の想いを受け誕生いたしました。

それから30年の月日が流れガンダムは新たな作品として数々、この世に生まれました。
世代を超え、時代を超えてガンダムは今なお多くの皆様方に愛され続けております。

私自身もアムロ・レイという役を頂いて30年あまりの時が経た今でも皆様方に応援されつつけおりますことを心から感謝致しております。

今回は緑溢れる都市東京の再生と、2016年環境都市東京における緑のオリンピック開催という大きな目標を掲げました、このGREEN TOKYOガンダムプロジェクトに、この様な形で私が参加できることを心から感謝いたしております。

機動戦士ガンダムを、作品に関わってこられました多くの関係者の皆様、そして応援し続けて下さったファンの皆様、さらにこのGREEN TOKYOガンダムプロジェクトに関係なさっている皆様方に、心から御礼申し上げると共に、このプロジェクトが発信いたしますメッセージが、ひりでも多くの人達に、多くの人達の心に届くことをお祈り申し上げます。

ガンダムは今年生誕3年という年を迎えました。
この30年目は節目であると共に、更に新しいスタートの年でもあると思っております。
ガンダムという作品がこれから更に10年、20年、30年と生み出し続け、そして変わらぬ皆様の応援、愛を賜りますよう心から願い祈っております。

では、この東京という都市が緑溢れる都市として再生し、そして、ここに住まう人々、子供達にとって希望溢れる都市で有り続けますよう、祈りながら…

GREEN TOKYOガンダムプロジェクト、行きまぁーす!!


古谷さんの雄叫びと共に、広場は暗転し永井一郎さんのナレーションから光の演出が始まる。
フォト


ガンダムはオリンピック色の光でまばゆいばかりに照らされ、背後からはグリーンのレーザーが交差し、
フォト


サーチライトは空高く伸びる。
フォト


オープニングセレモニーのために用意された音響、光線、ナレーション、そして可動プログラム。
この日、一度しか見られない特別な演出は圧巻だった。

永井一郎さんのナレーションはガンダムの冒頭で流れる「人類が増えすぎた人口を…」と言う馴染みのあるモノだった。

そのナレーションは途中から低音を聞かせた若い男性のモノに変わる。
リハーサルの時と、声のトーンは似ているが違う声・・・
67億の地球人口の半分が都市に居住している現在。
環境変化、食料の機器、人口増加、都市の環境問題は今、地球が抱える最大の脅威となっている。
地球環境と共に、人間自身のあり方が問われている。
地球に住む我々はこの問題を完結する代案を提示しなくてはなくてはならない。
世界最大都市、東京。
今、東京は世界に勇気を与え緑を未来に贈る都市となる。

これはGACKTの声だ。
約2分20秒の光の演出の後、劇場版ガンダムのラストで使用された曲「ビギニング」が流れ、尚もナレーションは続く。
GREEN TOKYO
世界最大の都市に住む我々には大切な役割がある。
美しい水と緑を守り、取り戻す。
これは夢や理想ではない。
日本はこれまでも禿げ山を何度も森に再生し蘇らせてきた。
地球の森を世界へ提案する、今がその時なのである。

ナレーションが終わり、GACKTが台座後方の階段から登場。
胸を張り堂々とした歩き方で重厚感がある。
フォト

GACKTです。
我々が世界に勇気を与え、緑を未来の子供達に届けましょう。
それが今、地球に住む我々の使命です。

富野監督同様に手を広げ、言葉少なにメッセージを伝えると、優しさに満たされた表情で周囲に視線を流し、ガンダムに照り返された光を背負い台座を降りていった。


GACKTが登場し、自らメッセージを伝えた直後、ガンダムは宇宙を仰ぎ見た。
フォト


そしてガンダムは・・・
しばらくカラフルな光に照らされ、その間に司会の女性からのナレーションがあり、オープニングセレモニーは終了した。

オリンピックのカラーであるブルー
フォト


ブラック
フォト


レッド
フォト


イエロー
フォト


グリーン
フォト


そして消灯。

一旦は終了したように見えたライトアップだが・・・
フォト


また再び、先程の眩さを取り戻した。
おそらくは「来賓や周りに集まった一般客が残らないように」との配慮で一旦は照明を消したのではないだろうか。
フォト



帰り支度をしていると、ガンダムの足下に人が集まっていた。
富野由悠季 総監督、古谷徹、GACKTの三名が会見を行っていた。
フォト


フォト


フォト


フォト



この会見は、それ程の時間を掛けることもなく早々に終了していた。

先に富野監督が台座から退場し、その後を古谷徹、GACKTの両名が言葉を交わしつつゆっくりと退場していった。
フォト


途中で二人は立ち止まり、しばらくの間、ガンダムを見上げていた。
富野監督は、このガンダムを見慣れているだろうが、この両名にとっては初見に近いのかも知れない。
フォト


そして、楽しそうに何度か顔を見合わせては談笑をし、台座外のガンダムの足跡もしっかりと眺め、台座下で待っていた富野監督と一緒に去って行かれた。
フォト



その後も、ガンダムは「白」と言うには眩しすぎる光を反射して白銀に光り続けていた。
フォト


フォト


フォト


フォト


フォト



スポンサーサイト

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。