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No.28/富野監督に遭遇/照明・ミスト・可動に加えBGMテスト


原寸大ガンダム立像が完成するまでの状況観測日記です。
 
 
06/23 火曜
仕事の後での観測
天候、晴れ


ガンダムの足下まで広場から見えるようになり、高所からの観測も不要かと思ったが念のため撮影しに行ってみた。
相変わらず観覧に訪れる人の数は多い。
ただ、広場その物のコンディションが気になった。
芝生の状態が4日前に訪れたときと明らかに違う。
ガンダムの前方の芝生は踏み剥がされ、土壌が露わになっていた。
たった4日前でこの状態なのだから、開催期間中は緑の大地に立つガンダムではなく、土色の地面に立つガンダムになってしまうことは覚悟しておかなくてはならないだろう。
せっかくの広場だが・・・
「150万人も客を入れろと言われればこうもなろう」と、鉄仮面風の言葉が頭に浮かんでしまう。
フォト



ブースの設置作業は、その殆どの基礎にコンクリートを流し込み終えたようだ。
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ガンダム左横の基礎は他のモノよりしっかりと作られていた。
しかし・・・「ここまでやるのか?」と驚いてしまう。
フォト


ガンダム周辺に敷き詰めるであろう芝生も用意されていた。
しかし、いまの広場のコンディションを考えると、こんなものでは足りないだろう。
フォト



フェンスの内側では、何かの収録が行われていた。
きっとメイキング動画のための記録映像の収録ではないだろうか。
そうだとすると、またガンダムの実働場面が見られるかも知れない。
フォト



そう思い、コンパクトカメラをムービーモードに設定し三脚を立てて準備していた。
(ビデオカメラは先日の観測の際に破損してしまい修理行きになってしまった)
すると案の定、ガンダムが動き始めた。
フォト


 まずは発光はなく、音声だけが聞こえてくる。
 劇中で敵襲があった際に鳴り響いていた警告音だ。
 パパパッ! パパパッ!! パパパッ!!!
 と、繰り返し耳に馴染んだ音声が聞こえてくる。

 次に、何かがきらめくような高音と
 「いよいよ!」という期待感を煽るような低音がズゥーンと聞こえる。
 高音と低音が心地良い和音を響かせる。
 その短い和音と同時に、各所の発光部位が上から順に光る。
 その全てが「光る」と言うよりは「きらめく」
 上から下に、下から上に・・・
 きらめきの連鎖がウェーブする。

 台座、外部照明からの照射はまだ無い

 そして、音も光も消え、一瞬の静寂の後・・・

 ギュゥーンというMSの駆動音と共に一旦は消えた光が一斉に点灯する。
 仕込まれた照明が全て点灯するわけではなく
 ガンダムという機械として必要とされる部位のみが発光する。
 ダクトからもミストが噴霧されるが、これもリアリティの範囲内。
 ミストというよりも、プシューッという蒸気排出の再現だ。

 次いで頭部が稼働する。
 右から左へ動き、中央に向き直したところで、一気に宇宙を見上げる。
 顔が正面をむき直したところで、
 今度は頭部照明を若干落とした状態で右左へ視線を流していく。

 最後に・・・
 仕込まれた照明が一斉に点灯し、全身から勢いよくミストが吹き出す。
 
 
この行程がおおよそ1分20秒で終了する。
前半は「実機としてのガンダム」の再現をして見せて、
後半は「立像としてのガンダム」エンターテイメントを見せている。

また、動画で納めることは出来なかったが、ガンダムの劇中で使用されたサウンドトラックをメドレー風に組み合わせた音楽を合わせるパターンも存在するようだ。(ガンダムのオープニングナレーションで流れている曲から始まり、戦闘の曲、空中戦の曲と変わっていく)
ただ、その音楽アリの演出のことを現場の方が「フルバージョンで」と言ってたのが気になった。
複数のバージョンが存在するのか・・・
もしくは、その音楽が合わさった状態が正式なモノなのか・・・
それは、一般公開が始まらなければ分からない事だろう。


《首の内側》までしっかりと見ることが出来た。
いままでプラモを作っていると、頭部というモノは棒状の首の上に球状の頭部が乗っかっているというシンプルな認識だった。
しかし、実際はこれ程に巨大なセンサーのかたまりを機敏に動作させるわけだから、そんな単純な構造ではないのだろう。
何かの筋状の構造物が横方向に並んでいるが、それらに接続する首側のパーツが見えないので、どういう設定で作られているのか読み取ることが難しい。
フォト



上記した一連の動作をいろんなアングルから撮影してみた。
今回は、メイキングの撮影を行っているようなので、前回のように途中で長時間止まってしまうわけでもなく、何度も繰り返しガンダムの実働を見ることが出来た。


背面の照明はかなり控えめだ。
その代わり足下のミストが、かなりの量排出される。
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周囲が暗くなると、照明とミストによる演出はより効果的に栄えてくる。
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風に流されたミストは推進の炎と言うにはひ弱な印象だが、それは日中に限ったこと。
夜間になりこれに照明が加わると、光の直進性により視覚的に後方へ吹き出しているという印象を受けるようになる。


ライトアップされたガンダムは、夕闇の朱色に負けないほどに美しく引き立っていた。
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何度も照明テストを繰り返していたのでシャッターチャンスは有り余っていた。
これは、仕込まれた照明を全て点灯した状態(外部からの照射は行われていない)
頭部が光で膨張して写っているが、実物はそれほど気にならない。
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この発光状態のまま《頭部》が稼働する。
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そして《デュアルカメラ》が一段と強く光り左右を見回す。
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下からの撮影。
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首を振り・・・
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胸部ダクトからミストを排出しながら上を向く。
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写真を撮っていると、目の前に原作者の富野 由悠季監督が現れた。
以前、限定イベントでお見かけして以来、久しぶりの富野監督。
しかも言葉を用意して上がる舞台上とは違い、同じ目線で間近に拝見する富野監督は初めて。
乃村工藝社やサンライズの方々に囲まれて打ち合わせの真っ最中のようだった。
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いつも厳しく怒っている印象があったのだが、この日は陽気にお話しをされていた。
確かに言っている言葉や語気は厳しい様子だけど、それは言葉を発している一瞬だけ。
その言葉には想いが込められているので、トゲのようなモノは感じられず、むしろ優しさのようなモノがあった。
富野監督に付いている印象と、実際の富野監督は違うのではないかと思った。
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この日は「メイキングの撮影」というだけではなく、富野監督による照明とミストのチェックをする日だったようだ。
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何度も動作テストをしては、富野監督の指示が入っていたようだ。
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富野監督によるチェックは、もちろんも背面も行われる。
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この位置からチェックを行う際に初めて「フルバージョンで」と言う言葉を耳にした。
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メイキング動画の中でも、監督は色々と苦言を呈されていたが、基本的にはこのガンダムを好意的に捉えているようだ。

何かのPR記事を書くライターさんなのだろうか・・・監督から指示を受けていました。
「このガンダムのガチャガチャとしたところをうわぁ~っと集めて欲しい」
「けっして“脚のラインが~”なんて気取った表現は止めて欲しい」
「もっとオモチャの凄さって言うのを前面に出して欲しい」
「どうだ!! これがオモチャの力だ!!って感じにして欲しい」
「不況の最中にたかがオモチャで、こんなモノを作ってしまうんだから、その凄さを…」
と、強く語ってました。


そして、ガンダムは照明に照らされたまま富野監督は現場から去って行かれた。
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その後も調整は続いていた。


富野監督も帰ってしまわれ、それでも贅沢なほどにガンダムは動作し続けている状況だったため、引き続き観測を続けた。

シャッター速度を速め、強い光だけを拾うようにしたら、今まで欲しかった写真が撮れることが分かった。
暗闇でたくさんの光を取り込みたくてシャッターを長時間開いていたが、その逆だったようだ。

暗闇の中でデュアルカメラが複雑な色に光り、航法灯がガンダムの幅を知らせている。
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当初、単色での発光だったデュアルカメラが、富野監督の指示でこのように複雑な表情を持った光を放つようになった。
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大量のミストが光を含み、この場の表情を変えていく。
しかし・・・この画像を見ると、改めてガンダムの巨大さを実感する。
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このミストの量は「暑い夏のイベントなので涼を取って欲しい」という意図も込められているらしい。
確かに脚部からのミストが出ると周囲の温度が下がっていた。
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ミスト噴霧前と
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ミスト噴霧状態
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ミストが出ることで「動き」を感じるようになる。


そして終バスの時間になったので帰宅。
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あれ程毎日通い詰めて追い求めていたミスト・照明・稼働の風景だが、今回は満腹と言うほどにたくさん記録することが出来た。
富野監督にも遭遇でき、音声入りの稼働風景も見られ、これ以上に何があるのかと言うほどに満足できた。



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